断捨離とは、ただモノを捨てるのではなく、モノを活かすために行います。
今年は、部屋の改造を実施して、雇われ時代のモノをほとんど処分したので、多くの掘り出し物が出てきました。
ここで、「捨てるのもったいない」と思うか、「どうもありがとう」と手放せるか。
その後の生き方にも影響を与えていきます。
私は、今まで手放せなかったモノを、とある方法で手放すことができました。
今日は、そのやり方をお伝えします。
私の断捨離のやり方
断捨離のやり方について、数多ある書籍など情報が手に入りやすいので、細かな解説は割愛いたします。
つまり、一定期間使用されなかったものを、手放すためのメソッドが「断捨離」です。
では、私が実践してみた方法を、お見せいたします。
一度、部屋の中のモノを全部、出す
本棚の本、机の中の引き出し、書類、すべて、仕事部屋の隣りにある居間に、全部だしました。
ついてに、本棚と動画収録時に使っていた子どもの机、そして、カメラと、それにつなげているWindowsのパソコンも。一切合切全部出しました。
もちろん、押入れスタンディングデスクの下に忍ばせていた、ガジェット系の空き箱や、子どもの荷物も、すべて吐き出しました。
居間に並べてみると、あまりにも大量なため、愕然とすることも。
こんなにモノと同居していたなんて、思いませんでした。
今使っているモノだけを残す
次に、現在進行形で使用しているものだけを、取り出します。
絶対に捨てられないのが、パソコン、iPadを始めとしたガジェット、現在読んでいる本、そして、未来に託しているモノです。
未来に託すとは、今使っていないけど、こんな仕事をいずれ請け負いたいと夢があるモノです。
私の場合、今現在、保存しているものは、心の支えになる書籍と、簿記を覚えた頃に使っていた公益法人会計の資料のみ、残しています。
仕舞えないモノは、手放す
必要なもの、夢のあるものをしまっていくと、捨てられる物が残っていきます。
これらを手放していくわけです。
ステーショナリーが大好きなので、一時期大好きだった多色ペンシリーズがたくさん残ってしまいました。
替芯など大量にでてきたのですが、これらは、すべて子どもに譲ることにしました。
その他は、躊躇なく処分してしまいます。
ただ、お金に換算できるものは、業者に売ることも考えます。
例えば、書籍、楽器、などなど。
こうして、考えると、処分するとは、相当なエネルギーが必要になりますね。
なるべく、断捨離しないように、常日頃、自分の決断を早くする習慣をつけておきたいものです。
手放すときにやったこと
実は、人生で数え切れないほどの断捨離をしてきているのですが、その中をくぐり抜けてきた猛者がいます。
かつて自分が使っていた携帯電話(それも、ガラケー)と、20年以上も蓄えてきた、かつてのスケジュール手帳です。
どうしても、これらを捨てることができませんでした。
しかし、今回、思いっきり処分しようと、心に決めました。
でも、今までできなかったことが、急にできるはずもありません。
そこで、私は、自分の中で弔いをしようと思ったのです。
それがこちら。
YouTubeで、今まで捨てられなかったモノたちを、語ることで、自分の中で区切りをつけることができたのです。
モノは、私の手元から手放されるわけですが、こうして私の思いを動画で語っておくことで、思い出を外部ツールに保存することができました。
持っていたことを否定するように思える、断捨離で手放すという行為は、そのモノについて語ることで、自分の中で納得することができます。
お葬式のあと、親族集まって故人を偲ぶ会みたいなものです。
これで、捨てても処分しても、心を痛めることはなくなりました。
今後断捨離をしないために気をつけること
今回、思ったのは、心に悩みや疲れがあると、モノをそのままにしておいてしまいがちにある点です。
部屋がごった返してくると、すべてにおいて煮詰まってしまうのは、頭の中もとっちらかっているからではないでしょうか。
よく試験前になると、部屋の掃除を始めてしまう話がありますよね。
あの現象も、同じことだと思います。
試験前だから、掃除をするのではありません。
試験前までの状態が、勉強できない状況だったということです。
ここで、「にわとりと卵のどっちが先か」という話を思い出します。
煮詰まってしまうから、モノが増えてしまうのではなく、モノが多いから煮詰まってしまうのではないかと。
つまり、モノを減らすことで、余計なことに気を取られることがなくなるので、
最初から、ゼロスタートする気持ちで、モノを手放した方がよさそうです。
でも、それでも心が引き裂かれるような思いになることもあるでしょう。
そのような時は、「写メを取って記録する」「人に譲って喜ぶ顔を見る」をして、価値を残していくようにしておきましょう。
そして、私は、YouTubeで思いを語らせて頂きつつ、役に立ってきたモノへ感謝の気持ちを残し、気持ちよく手放すことにしました。
ただ、捨てる、譲るができなかったのは、わけがあるので、そこを解消できるようにすれば、安心して手放すことができます。
もし、みなさんがモノを捨てづらいことがあれば、そのモノに感謝の気持ちを残すようにすれば、大丈夫かもしれません。
=編集後記=
【昨日のできごと】
自宅での仕事。ChatworkとNotionのWebhookの研究など
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
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