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個人事業主が自力で確定申告するために必要なこと

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個人事業主が自力で確定申告するのに、難しいことが増えました。

インボイス制度が始まるため、一体何をしたらいいのか、わからず、

もう、自力で申告するのが無理かもしれない。

誰もがそう思っていることでしょう。

しかし、ポイントを絞っておけば、十分自力で申告することができるはずです。

自力で斜めに立つOld Parr

※一点でも支えるものがあって、バランスをとることが継続の条件

 

目次

前提条件として、「事業所得」「青色申告」であること

まず、確定申告には、色んな種類があります。

このブログで解説するのは、

・ひとりで仕事をしている個人事業主

・その仕事で生計をたてている(たてようと頑張っている)。

・複式簿記で帳簿をつけている。

のケースです。

専門用語でいうと「事業所得」で「青色申告承認申請書」を提出している、ということです。

副業の場合は、金額にも差があり、ケースによっては帳簿の精度が変わります。
よって、ここでは割愛いたしますが、原理原則は、同じなので参考になるかと。

「期間損益」「消費税」「貸借対照表」を知っておく

まず、確定申告に必要な情報は、様々あります。

ここでは、事業所得の決算をする上で、どういったことが必要なのか、3つに絞ってみました。

この専門用語だけは、知っておくとよいでしょう。

そして、この3つにポイントを絞って、おおよその決算ができるようになります。

期間損益

「期間損益」とは、仕事している期間で、どれくらい稼いで、経費がいくら生まれたかを、はっきりさせることを言います。

その期間に、お金がいくら動いたかではないのです。どれだけ仕事して、利益を残しているかなのです。

法律で、収める税金の計算は、この「期間損益」によって計算された利益に対して

税率をかけたものになります。

一番わかり易い例が、

・Amazonでカード決済して翌日に届いて使いだしているけど、支払いは翌月になる。

というケースです。

12月にポチって、翌日に届いて、仕事に使ったけど、支払いが翌年の1月の場合、

経費は支払ったときなのでしょうか。

違います。ポチって、翌日届いたそのときが、経費が生まれているのです。

 

12月に納品したけど、売上金の入金が翌年の1月になった場合も、同じです。

お金が入った翌年1月の売上ではなく、実際に仕事をした、当年の12月の売上にします。

 

また、超高性能ラップトップの高速パソコンを買ったとします。

動画編集に、性能の良いパソコンは欠かせません。

しかし、支払った金額が50万円もしました。さて、この50万円は、そのまま経費になるでしょうか。

答えは、「No」です。

減価償却といって、この50万円を定められた耐用年数に割って(ここも、わかりやすく大雑把に説明していますが)、数年にかけて経費を分けていっているのです。

これも、「期間損益」の考え方で、経費を一度に落とさないようにしているのです。

消費税

今まででしたら、消費税を納めていない事業者であれば、特に考える必要がなかった消費税。

来年の2023年10月から、インボイス制度が始まります。

その御蔭で、事業者である人は、一回は「自分はどうするのが正解?」と立ち止まって、考えていらっしゃると思います。

もし、自分が消費税を収めることになったら、いくら納めるようになるのかを、知っておくことをオススメします。

※消費税を収めるときの計算方法のイメージ(原則課税)

 

実際に納めなくても、今後永久的に納めないで済むとは限りません。

事業している以上は、消費税は発生していることを頭の隅にあるだけでも、対処できる事が増える可能性が高まります。

貸借対照表

損益計算書は、比較的見やすい帳票です。

売上と経費の差額が、利益だからです。

しかし、貸借対照表を見ようとする事業者は、あまりいらっしゃいません。

あの、四角い表を見ても、何を表しているのか、イマイチ伝わらないのもあります。

特に、所得税の確定申告に使用する「青色申告決算書」の貸借対照表は、どこに着目すればいいのか、非常にわかりにくいのです。

 

しかし、自分の仕事が成長しているかどうか、推し量る数値として、「貸借対照表」ほど、わかりやすいものはありません。

損益計算書は、その年1年分の成果を見ますが、貸借対照表は、開業してからの成長を見ることができます。

節税の前に、仕事の成果を数値化しておく

今の会計ソフトは、簿記の知識がなくても使えるという触れ込みで、多くの方が利用しています。

確かに、仕訳の切り方を知らなくても、決算書が出来上がるようにできています。

問題は、その先です。

・今年1年間の仕事の成果が、ちゃんと反映されているか。

・来年に向けて、どこにテコ入れすべきか、見えているか。

・今後も仕事を続けられるのか。

このように、分析考察することが大切です。

 

実は、複式簿記は、簿記を勉強しないとわかりにくいものです。

目の前にある、処理に気を取られていると、経理はただただ面倒くさい作業になってしまいます。

しかし、以上の3点を正しく処理するには、非常によく考えられた仕組みでもあるのです。

ご自身で、確定申告をする際は、税金を収めるためのものとしてではなく、自分を見つめ直すルーティンとして、捉えていただけると、うれしいです。

=編集後記=

【昨日のできごと】

だいぶ体調が元に戻ってきたので、ChatGTP 4oにチャレンジ。NPO法人のホームページの工程表作成を手伝ってもらいました。
根気強く、お願いすることを分解していく作業は、まさに人にお願いするのと同じだと、痛感しています。

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この記事を書いた人

個人事業主・中小企業教務効率コンサルタント。Notionアンバサダー。「一緒に未来を見る伴走者」として小さな会社や個人事業主の方をフォロー|職種を超えて参加できるバックオフィス構築|オールインワンアプリ「Notion」を使った経理ノウハウなどのオンラインセミナーを開催|ほぼ毎日更新ブログ「経理戦略会議」管理人。メルマガ50代からのひとり仕事を毎日配信。

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