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50歳からの暖簾づくり

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先日、テレビドラマ「孤独のグルメ」のロケ地になった食堂に行ってきました。

その店の軒先にかかっている暖簾。年季が入っています。

良い飲食店は、暖簾を見ればわかるといわれています。

であれば、ひとり仕事も「良い暖簾」と評価頂ける必要があります。

老舗ではない、ひとり仕事の暖簾は、どう作ればいいのでしょうか。

千葉県柏市の「いづみ亭」の暖簾。渋すぎてかっこいい。

目次

企業でもない、小さなひとり仕事は不利なのか

暖簾ときくと、ついつい会計人は、とある仕訳を思い出してしまいます。

とある会社(資産額100万円とする)を150万円で買収すると、差額の50万円が発生します。

つまり、資産額より50万円多く買収していることになります。

この50万円は、会計上「のれん」という資産になって、未来時間かけて償却(費用を少しずつ毎年分けて計上する)していきます。

つまり、実際の価値より、高く評価した結果「のれん」勘定が生まれるのです。

 

赤ちょうちんの好きな飲兵衛には、あの縄のれんを連想するでしょう。

店の佇まい、板長の腕、おかみさんのキャラクター、仕入れされている酒の好み。
これらすべて含めて、「暖簾」に凝縮されているのです。

 

「暖簾分け」といった言葉も思いつきます。

今まで暖簾を支えてくれた従業員が独立するとき、親方はその従業員の門出を祝うように、「暖簾分け」をします。
店の価値を、より広げていく意味合いもあります。

 

つまり、「暖簾」とは、ただ店先にぶら下がっている布切れのことではなく、その店そのものを表現しているのです。

では、これからひとり仕事を始める我々にとって、暖簾に当たるものはあるのでしょうか。

商売している以上、のれんに当たるものは存在しているはずです。

しかし、開業して日の浅いひとり仕事の場合、老舗店の暖簾には負けてしまいます。

これは、どうにもならないことなのでしょうか。

ひとり仕事にしか出せない味「人間そのもの」

なぜ、この定食屋さんが、「孤独のグルメ」のロケ地に選ばれたのでしょうか。

いい店であることは、訪れてみてよくわかります。

創業当時から変わらない、店内。

テレビ放映後、店が混んでしまい、馴染みの客が入りづらい状況に。

でも、「ねえ、奥の座敷、行っていいよね」と店の窓から、店内のお姉さんに声をかけます。

「ああ、いいよ。はいっちゃって」

この会話から、この店は自然体で経営してきたんだと理解することができます。

テレビドラマでは、「レバニラ炒め定食+鶏皮餃子+青ネギラーメン」を注文した主人公ですが、さすがに3品はむりなので、私の大好物の「マグロ中落ち定食」と、

鶏皮餃子を注文しました。

この仕上がり。油であげるので、時間がかかるはずですが、なぜか、注文して数秒で出てきました。

「お客さん、ラッキーだよ。多く注文しちゃったから、どうぞ。」

この臨機応変で、とても気さくなお店のお姉さんの対応が、私の中でボルテージがあがります。

出てくるメニューは、至って普通の定食屋さん。けど、この厨房とホールの連携と、お客さんとのやりとりは、店員さんの個性、人間性の賜物なのだと気付きます。

主人公役の松重豊さんが、しみじみと食らいついた「鶏皮餃子」は、作る人の優しさが味に滲み出ています。

老舗とは、お客さんと店が、心の交流を重ねて積み上げたものなのです。

企業のように、広く知れ渡っている必要もなく、地域に受け入れられて、細く長く商売を続けている店が、良い暖簾をもっているのです。

 

ということは、ひとり仕事の場合、商売の日が浅いのであれば、自分自身の人間性が勝負になることがわかります。

人よりほんのちょっと、苦なく料理をつくれて、喜んでもらえるのであれば、それは歴っとした暖簾を持っていることになるのです。

発信、メニューづくり、ショーウィンドウ

しかし、どんなに良い暖簾を持っていたとしても、知って頂けないと、価値を分かっていただくことができません。

ひとり仕事の大変さは、ここにあるのです。

大きな企業で、資金力があれば、お金を投じて宣伝をすることができます。

しかし、ひとり仕事で、元手をかけない場合、やたらと宣伝に大金を投じることができません。

また、短期集中で宣伝をして集客できたとしても、自分自身の良さを知ってもらったわけではありません。

確かに、集客はできたとしても、ファンになってもらえたかどうかは、まったくもって未知数です。

自分という個性を見せ続けること。発信すること。

そして、商品をショウウィンドウに並べて見ていただくこと。

これを、地道に継続することで、自分を知って頂けるのではと思っています。

朝ドラのヒロインを、毎朝15分だけ見ているだけで、最終回の頃には応援しているといったものと同じです。

発信の仕方に、決まりはありません。

Twitter、Instagram、Facebookなどなど。向き不向きがあります。

私のオススメは、まずはすべてのプラットフォームのアカウントを取得して、試しにやってみることです。

こんな私でも、Tik Tokもやってみました。
今は更新がとまっていますが、また再開するかもしれません。

間違えても良い、もがいても良い。これらすべて含めて、ひとり仕事の暖簾なのです。

存在そのものが、すでに暖簾。もしかしたら、企業のブランディングより、ひとり仕事のほうが、有利なのかもしれません。

=編集後記=

【昨日のできごと】

午前中に、個別相談。午後からNPO法人関連の仕事で役所周り。
税務署では、定額減税説明会が行われ、駐車場が満車でした。

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この記事を書いた人

個人事業主・中小企業教務効率コンサルタント。Notionアンバサダー。「一緒に未来を見る伴走者」として小さな会社や個人事業主の方をフォロー|職種を超えて参加できるバックオフィス構築|オールインワンアプリ「Notion」を使った経理ノウハウなどのオンラインセミナーを開催|ほぼ毎日更新ブログ「経理戦略会議」管理人。メルマガ50代からのひとり仕事を毎日配信。

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