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仕事はシングルタスク✕2で進めよう

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ひとり仕事とは、自分自身が看板となって仕事をしていることを言います。

従業員がいるわけでもなし。外に協力者がいるわけでもなし。

仕事の丸投げをすることもなし。

1日24時間という、有限資源の中で、ひとり仕事を進めます。

このはたらき方だと、いつか限界がきます。

そこで、私は「シングルタスク✕2=ひとり仕事タスク」で、効率化を図っています。

娘の習い事発表会へ向かう車の中で、ブログ書き。

目次

ひとり仕事=ひとりで仕事を完結させる

私は、今のところ、チームで仕事をすることは考えておりません。

理由は、簡単。自分のコピーがこの世にもう一人、存在しないだろうなと思っているからです。

あと、私自身が仕事の丸投げが苦手というのもあります。

自分の仕事に責任を持って取り組むには、直接エンドユーザーとコミュニケーションをとっていきたいわけです。

であれば、私自身も、自分の仕事は自分の手で携わっていきたいと思っています。

ゆえに、人に任せず、自分の手で仕事をしたいと思っております。

 

あと、ひとりで仕事をしようと思っている理由はもうひとつあります。

それは、他の人の手が入ると、自分の仕事ではなくなるからです。

例えば……。

  • 自分が作ったサイトを見て、お申し込みがあった。
  • 自分ひとりで作った商品を、お買い上げいただいた。
  • 自分ひとりで書いたKindle本をお買い上げいただいた。
  • 受注から納品まで、ひとりで対応した。

このようなひとり仕事が、次のようになると、だいぶ様変わりします。

  • 外注で作ったサイトをみて、お申し込みがあった。
  • 得意な人に頼んで、作ってもらったテンプレートをお買い上げいただいた。
  • 共著の本をお買い上げいただいた。
  • 受注は自分だけど、仕上がったものは、自分だけでは作れない商品だった。

このように、同じ仕事でも、ひとりで行うのとチームで行うのでは、仕上がってくる商品に大きな違いがでてくるのです。

それを、自分ひとりの看板を上げていいかどうか。そこは、人それぞれの考えになるので、正解はありません。

チームで仕事をしているのに、看板上一人で仕事をしている体でいるのは、チョット違うかなと。

一人でやっているうちは、自分の仕事ですが、関わる人が増えると、それは、ひとり仕事ではなく、チーム仕事になります。

チームのコントロールをするのも、看板を背負っている者として役割を果たさなければなりません。

こうなると、もうひとり仕事ではなく、「起業家」「事業を興す人」「経営者」になります。

ひとり仕事で仕事効率をアップする考え方

さて、今度は仕事量をどうクリアしたらいいか、悩むことになります。

ひとり仕事で、自分ひとりで賄える仕事量なら、問題ありません。

しかし、仕事量が増えたら、どうしたらいいのでしょうか。

ひとりだと限界があります。

でも、ひとり分の仕事をしていれば、食べていけるようになれるかどうか、それは、また、別の話になります。

ここからは、ひとり仕事でのタスク管理方法を考えていきます。

それは、ひとり仕事の効率化です。

これによって、ひとりで仕事を完結することができるのです。

一つのアクションで、簡単に仕事モードになれるように、環境を整えるのです。

マルチタスクよりシングルタスク

タスクにかかる時間を計測してみると、ちょいちょい別の仕事をしながら進めるより、一つのタスクに集中したほうが、完成度も高く、時間も短縮されます。

例えば、ブログを執筆する場合。

まとまった時間が30分あれば、テキスト部分だけなら、ほとんどかき上げることができます。

しかし、細切れに、他の仕事が入ってしまうと、細切れマルチタスクになってしまい、不思議とより時間がかかって、仕上がりもいまいちだったりするのです。

今、この仕事以外はしないんだ!と、他のタスクを入れないようにして、一つのタスクに集中することで、時間効率も格段に上がります。

でも、これには相当トレーニングが必要です。どうしても、気が散ってしまうのが人情。

そのために、仕事をする環境を変えてみたり、タスクをこなす時間帯を変えてみたりして、試行錯誤しています。

シングルタスクの裏に、またシングルタスクを

しかし、それでも時間が足りなくなることがあります。

何度も、タスクを翌日に繰り越したことか……。

そこで、私は、あえてシングルタスクにシングルタスクを抱き合わせて遂行率を上げる作戦を考えました。

これが、「シングルタスク✕2」です。

違うタイプのタスクを、同時に進めることで、必ずタスクが消化していくしくみを作るのです。

この場合、マルチタスクとは違います。

マルチタスクとは、同じような仕事を、同時に進めることです。

ブログを書きながら、Twitterでつぶやくといった、同じパソコン上の仕事を、細切れにしながら同時並行で進めます。

これでは、集中力がそいでしまい、より時間効率が悪くなっていきます(あくまで、私の場合)。

しかし、全く違うタイプのタスクを抱き合わせると、それは、シングルタスク✕2となり、より確実にタスクを消化していくことができます。

「電車で移動する」「車の運転をしてもらう」(「動」のタスク)

「ブログを書く」「メールの返信を書く」「ねた帳を整理する」(「静」のタスク)

この「動」と「静」のタスクを抱き合わせることで、なぜか集中しやすい環境を作り出すことを発見したのです。

これなら、通勤時間を使って、ひとり仕事のねたを考えるといったことができます。

仕事量が増える仕事をしない

営業戦略で、たくさんの人を集めてウェビナーをする場合、どうしても人手が必要になります。

もし、ひとり仕事で、多数の人を集める必要があるなら、それは、ひとり仕事に向かないということになります。

ひとり仕事は、数少ないけど、一番に喜んでいただくお客様と、いかに出会っていくかが勝負です。

SNSの運用も、やたらフォロワーを増やすのではなく、ニッチにコアなテーマで展開して行ければいいのです。
(SNS運用は、水物なので、多数に波及することも必要です)

ひとり仕事の生命線は、自由に使える時間をいかに作り出すかです。

シングルタスク✕2の具体例

では、今のところ、気に入っている仕事効率の例をご紹介します。

電車の中で、パソコン仕事をする

この実例がこちら↓

電車でiPad mini 6。どこまで使えるか試してみた

「移動する」という隙間時間を、一つの「動」のタスクとみなします。

そこに、「静」のタスクを抱き合わせます。

私は、よく電車の移動は、次のようにルール化しています。

  1. 必ず、座れる時間帯で移動
  2. パソコンやタブレット、充電器などはいつも持ち歩く。
  3. 乗り換え数少なくて、長時間乗り続けられるルートで行く。

こうすれば、電車に乗ればブログを書くという、条件付がついて、習慣化しやすくなります。

家族でドライブするとき、パソコン仕事をする

自分が運転しているときは、逆にいろんなアイディアを考えたりしています。

運転中は危ないので、タスクをあれこれ抱き合わせるのは、辞めておきます。

でも、思い出して記録つけたくなることが、結構あります。

そのような時は、Apple Watchを通して、Notionのタスクに音声登録しています。

 

散歩しながら瞑想する

瞑想もきちんとしたタスクにしています。

アウトプットばかり続くと、自分の立ち位置が分からなくなることもあります。

かといって、改めて瞑想する時間をとるのも、非効率です。

そこで、歩行瞑想を取り入れてしまえば、一挙両得ではないかと。

家からでて、近所の図書館に行く間。駅から歩くとき。などなど。

あえて、歩く時間を作って、そこに「静」なタスクを取り入れています。

けっこう、リフレッシュになるのでお気に入りです。

シングルタスク✕2は、習慣化しやすい

お気づきかと思いますが、この「動」と「静」なタスクの抱き合わせは、習慣化になりやすいのです。

電車にのれば、即座ってパソコンを開く。

これができれば、通勤のたびに、パソコン仕事ができるようになります。

 

電車に乗れば、すぐに寝てしまっていたかつての私。

相当無理して、疲れ切っていたわけですが、ひとり仕事になれば、自分のペースを自分で作ることができます。

このシングルタスク✕2は、ひとり仕事と相性がいいのです。

ひとり仕事の可能性が広がる、このタスクをかけあわせ方法。

ぜひ、試してみてください。

=編集後記=

【昨日のできごと】

今回から引き継いだ法人税確定申告書。一から必要なところに数字を埋め込む作業を開始。
思いの外、大変。でも、来年への業務効率化のアイディアが生まれてきます。

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この記事を書いた人

個人事業主・中小企業教務効率コンサルタント。Notionアンバサダー。「一緒に未来を見る伴走者」として小さな会社や個人事業主の方をフォロー|職種を超えて参加できるバックオフィス構築|オールインワンアプリ「Notion」を使った経理ノウハウなどのオンラインセミナーを開催|ほぼ毎日更新ブログ「経理戦略会議」管理人。メルマガ50代からのひとり仕事を毎日配信。

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