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子育てしながらフルタイムで働いて得た3つの宝物

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たった1人。幼児期の子どもを子育てしながら。フルタイムで働く。

基本「無理ゲー」です。

未だに、その苦しみを超えるものに、出会えたことはありません。

でも、子育てから卒業しようとしている今だからこそ、この「無理ゲー」をやってきた効果を噛み締めています。

けっしてオススメしようと思いませんが、この「無理ゲー」に否応なしに、参加させられた方に、クリア後のご褒美があることを、お伝えしたいのです。

あくまで、私のケースです。

毒強めなのは、考慮頂きながら参考にしていただければ。

育ててきた雛を見送るコウノトリのつがい。淡々と生活する姿にかっこよさがにじみ出ます。

目次

徹底的な効率化と断捨離力

結婚して、出産すれば、自動的にレベルアップできるゲームの世界だったらよかったのに。

何度も思っておりました。

ぶっつけ本番で、失敗しながら、悩みながら、職場に怒られながら、今に至ります。

男児2人を育てていた頃は、基本、家の中は足の踏み場もない、掃除もできない状況でした。

それでも、お腹をすかせた子供のために、夜の7時半に帰ってきてから、さっさと料理をして食事をさせるという日々を繰り返していました。

そして、明日の保育園の着替えも準備するため、洗濯もしないといけません。

ここで、流れ作業的な家事の仕方を覚えました。

洗濯機は、全自動ドラム式。食洗機はマスト。今だったら、ルンバも必須でしょう。

家電製品は、ケチるとゲームオーバーです。

そして、片付けのために時間をキープすることができません。

通りかかったときに、すぐに片付けができるよう、洗濯機の上に、家族共有で使用するタオルをしまう場所にしたり、洗濯物は、基本、個人の名前が書いてあるカゴに、放り投げておしまいにしていました。

 

つまり、仕事は丁寧にすればいいわけではないということを学習したのです。

子どものお腹が満たせればいいし、明日の保育園の着替えも用意できればいいのです。

「ほう、これは、予算を抑えて効率的なラインだねぇ」と工場だったら褒められるような、効率第一主義な家事の動線を、組み上げられます。

これは、今の効率的なBack Officeのワークフロー構築に大変役にたっています。

仕切り力があればぜひPTA役員を。

真のリーダーシップ、改革力、抵抗勢力を知るいいチャンスです。

ビジネスの世界では、ほんの一握りの経営者にしかわからないことを、知る機会です。

これは、仕事上で、本当に役に立ちました。おかげで、会計事務所でのお客様との対話に、大変役にたったのです。

人によっては、上司や会社の役員に対しての話しかけ方にも、大いに参考になるはずです。

 

基本、PTAの構成員は、本当に様々な人がいます。

「会社だったら、そんなワガママは通じないでしょ」という常識が一切ありません。

また、仕事する上で接することのない方々と渡り合うことで、究極のコミュニケーション、交渉力が鍛え上げられます。

 

あと、学校現場の現状を観察するのも、おもしろかったです。

修学旅行の預り金の会計監査をしたときです。

「はい、鈴木さん、こちらでお願いします」

と提示されたのが、旅行会社が作った一枚の領収書と収支内訳書のみです。

残念ながら、会計人であった私は、

「当日の出席簿と、領収書の内訳に書かれている人数を照合します」

「旅館が出した明細書はないんですか」

「あれ?バスガイドと運転手の謝礼ってなんですか?」

バシバシ質問をするので、対応した先生は、汗を書きながら旅行会社に電話して確認をとってもらったりしました。

同じ行政なのに、税務署は納税者に厳しいのに、学校は身内に甘い(あくまで、私がお世話になった学校での話です)ことに、社会の広さを学習したものです。

ちなみに、団体旅行でのバス運転手とガイドさんに謝礼をお渡しするのは、慣例なので、悪いことではありません。今はどうなっているのかわかりませんが。

 

ぜひ、職場でリーダーを任されるようでしたら、PTA役員でリーダーシップを体験してみてください。

子育て卒業後の目標が明確になる

これらは、あくまで、「わたくし」のケースです。

十人十色ですから、すべて当てはまるわけではないことをご了承ください。

ただ、夫も残量続きで、ほぼワンオペでフルタイム育児を乗り切ってきた経験から言えることは、

「ワーキングマザーは、強めのウェイトトレーニングを重ねてきた猛者」である事実です。

家に帰れば、夕飯が準備されている昭和のオジサマとはスペックでは負けません。

 

今、こうして振り返ってみて思うことを一つ。

ひとり仕事をしようと心が動けたのは、この大変だった時期を乗り切ってきたからだと痛感しています。

苦労はしたくないけど、けっして無駄になりません。いや、なってたまるかと踏ん張ってきたからだと思うのです。

今、大変な思いをしているお父さん、お母さん。

子どもは、いずれ家を離れて出ていきます。

そうなった時の、自分の姿を思い描いて、それを糧に、なんとか乗り切ってほしいと願っています。

=編集後記=

【昨日のできごと】

だいぶ体調が元に戻ってきたので、ChatGTP 4oにチャレンジ。NPO法人のホームページの工程表作成を手伝ってもらいました。
根気強く、お願いすることを分解していく作業は、まさに人にお願いするのと同じだと、痛感しています。

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この記事を書いた人

個人事業主・中小企業教務効率コンサルタント。Notionアンバサダー。「一緒に未来を見る伴走者」として小さな会社や個人事業主の方をフォロー|職種を超えて参加できるバックオフィス構築|オールインワンアプリ「Notion」を使った経理ノウハウなどのオンラインセミナーを開催|ほぼ毎日更新ブログ「経理戦略会議」管理人。メルマガ50代からのひとり仕事を毎日配信。

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