夏休みがやってきます。
夏は、家族にとって一番アクションの多い季節です。
また、受験を控えた家族にとって、取りこぼしができないプロジェクトが始まります。
そんなときのタスク管理の肝は、「情報共有」です。
Notionのない時代での受験アクション管理
今はNotionでタスク管理、仕事の進捗を支えてもらっている私。
もちろん、こどもの受験タスクも、Notionで乗り越えるつもりです。
それ以前は、スケジュール手帳でタスク管理をしていたわけですが、取りこぼしも多く、ここでは話せないような失態をしていました。
その原因が、子どもと親のタスクに対する温度差です。
親にとって、その先の影響がわかっていますが、子どもはそうではありません。
子どもサイドからみた、タスク管理は次の通り。
- 学校や塾の先生に言われたとおりにやっていれば、大丈夫(なはず)
- 今、言われていることが、それほど重要ではない(と思い込む)
- 勉強と、それ以外のタスクの違いがよくわからない(からやる気がおきない)
- 親の存在が、だいぶじゃま(に見える)
そして、そんな子どもを見ている親は、次のような状況に陥ります。
- タスク管理すればするほど、熱が入ってしまう。
- 仕事と家庭のタスク管理に、手が回らない。
- 夫婦の情報共有が、一番手間がかかる。
- 子どもからの情報が、ほぼ皆無で困る。
- ふわふわしている子どもに、どこまで知りを叩けばいいのか迷う。
- 資金繰りに奔走する。
まるで、小さな会社を経営している社長のようです。
このように、普段やらないプロジェクトを管理するには、スケジュール手帳だけは限界はあります。
タスクには、それをとりまく小さな子タスクがたくさんあります。
スケジュール手帳に、予定だけ把握していたら、それに係る準備の工数がわからず、取りこぼしも起こりやすくなります。
普段やらない、重要プロジェクトならなおさら、やり方も慣れていません。
そんな中、以前、私はいくつか失敗をしてきました。当時はずいぶんと自分を攻めたものです。
でも、特別プロジェクトを進めるために、必要な工数や、情報共有がしっかりできていたら、失敗のリスクも減ります。
今回は、Notionがあります。
なるべく、自分の手を使わず、自然と情報共有ができるしくみを作っておきたいもの。
そして、私にとって、最後の子どもの受験となります。
早速準備に取り掛かってまいります。
受験攻略タスクのポイント
受験というプロジェクトの成功は、合格を勝ち取るばかりではありません。
親にとっての成功とは、家族一丸となってプロジェクトを進めていくだけなのです。
親にとっての子どもの受験は、子どもの合否から切り離して、淡々とタスクを共有していきます。
そのために、これから組んでいくタスクを色分けしていくと、わかりやすくなります。
自分が直接やらないタスクも洗い出す
まずは、子どもが受験本番を迎えるまでの、タスクをすべてリストアップしていきます。
ここは、Notionでデータベースを作成し、ひたすらタスクを書き連ねていきます。
分かる範囲で構いません。
Notionのいいところは、都度新しいタスクが出てきたときに、順番を着にせずに書き足せるところです。
そして、このデータベースをサブアイテムを利用できるようにします。
設定を終えたら、そのタスクを敢行するために必要な子タスクも洗い出します。
受験プロジェクトで、一番頭を抱えるのが、関わる人達の温度差が激しいところです。
この温度差を埋めるのが、サブアイテムです。
オープンキャンパスに、心ゆたかに親子で参加するためには、誰がどの準備をしておくのか、明確にします。
その工程を洗い出すのに、データベースのサブアイテムが便利です。
タスクデータベースをNotionカレンダーに反映しよう
ある程度、タスクの洗い出しができたら、次は、家族で共有しやすい画面を作っていきます。
人は、カレンダー表示だと、時間的前後を把握しやすいため、タスクの取りこぼしが少なくなります。
まず、データベースにカレンダービューを追加します。
ビュー設定画面がでてきます。
カレンダーのアイコンをクリックします。
完了をクリックすると、このようになります。
このようなカレンダーを、家族で共有すれば、誰が責任を持って進めるのか、明確になります。
Notionのいいところは、カレンダータスクから直接、詳細を記録することができる点です。
他のカレンダーアプリの場合、リマインダーとして通知することができるかもしれません。
でも、「何をやるんだっけ?」と一瞬悩んだ時、即思い出すことを考えると、カレンダーから直接、詳細メモを記録できる方がいいのです。
Notionなら、参考サイトのURLを貼っておくこともできます。
このような、運用をすれば、詳細情報まで、家族で共有できるのです。
家族にプラグインしていくのに、気をつけること
さて、次は、Notionを家族にインストールする段階にきます。
ただし、実はこれが一番、難易度が高かったりするのです。
子どもにも個性があります。
Notionをすんなり、面白がって受け入れる子もいれば、親の仇のように拒絶してしまう場合もあります。
この場合、すでに利用しているツールとNotionを連携する方法で、情報共有することを目指していきます。
今の高校生たちは、コロナ禍で学校でのGoogleツール利用を経験している割合が高いです。
Notionはむりだけど、Googleなら親和性が高い。
このケースなら、Notionカレンダーに子どものGoogleカレンダーを表示させることも可能です。
自分のGoogleカレンダーと、子どものGoogleアカウントで共同編集できるGoogleカレンダーを作成します。
それを、Notionカレンダーに表示させることで、Notionページの共有とほぼ同等の運用ができるようになります。
受験は、子どもだけの戦いではありません。
親の戦いでもあり、それぞれ、役割が違います。
そんな壮大なプロジェクトが始まる、この夏。
夏休みが始まる前に、準備を始めておきましょう。
=編集後記=
【昨日のできごと】
地元の沼周辺の清掃ボランティアへ。
外来植物の駆除です。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
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