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子どもの未来を信じるプロ「人育ての極意」

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※子どもの目線の先には、自分の未来が見えている。海辺の結婚式 at 沖縄本島の海岸で。

 

 

中学生の頃のことは、よく覚えていません。

怒涛の思春期とは、そんなものです。

 

それでも、そんな子どもたちに立ち向かう先生という職業があります。

とうに大人になった私達には気づかない、子どもとの向き合い方に、雑踏で忘れかけていた目線を気づかせてくれました。

 

大人の都合と、子どもの都合との折り合いで、どうしても、大人の都合で動く私達を補完してくれるのが、「学校の先生」です。

「学校の先生」という職業の偉大さと、危うさから、「人を育てる」意味を考えてみます。

 

 

目次

人を思う気持ちで成り立つ仕事

 

以前の小学校の授業参観の時です。

教頭先生が、巡回で教室にふらりとやってきました。

ちょうど、授業中の課題をやっているタイミングです。

すると、教頭先生は、廊下側の一番前の児童の机の前にしゃがみ込み、下から見上げる視線で、児童に話しかけていたのです。

 

これを見た私は、ここまで懐に入ってくる大人はいないと思いました。

当の担任は、授業を進めることで精一杯です。

しかし、その児童と教頭先生は、内緒話を楽しそうにしています。

それまで、課題に眉間を寄せていたその児童は、教頭先生が去ったあと、楽しそうに授業を受けていました。

これぞ、教育者。子どもにフラストレーションを抱えていたのに気づいたのでしょう。

 

大人の社会で、子どもを第一優先にする仕事が存在する意義があることを、目の当たりにしたのです。

 

時がたって、中学校での話。

校長先生と面談をした時です。

新型コロナが流行りだし、最終学年だった娘の学年の生徒の学校行事が、尽く中止になったのです。

そして、秋に行われる合唱コンクールの開催を判断しなければならない時期にきました。

「私は何が何でも、合唱コンクールは開催したい。子どもたちは、この流行でものすごく我慢しているし、頑張っている。何とか子どもたちの貴重な経験を守りたい。」と涙ながらお話されたのです。

 

はあ、ここまで子どものことに全身全霊をかける職業があるのかと、そのときは関心したのです。

 

なんとか、合唱コンクールが開催されましたが、同じ地域の他校は開催を見送る判断する中での実施でしたので、実際には賛否両論が沸き起こったのは否めません。

 

そこまでして、子どもの青春を守ることは、ハイリスクです。

しかし、この学校の生徒たちの何人が、この校長先生の覚悟を分かっているのか。おそらく、そうはいないでしょう。

この「学校の先生」という職業は、リターンが実感持てない中、ひたすら子どものために全身全霊を捧げる仕事であり、わりに合わないものだと思ったのでした。

 

 

人生で一人はいるお世話になった先生

 

私の学生時代で、記憶に残っている先生は、たった二人しかいません。

小学校3年と4年の担任の先生

かつて、この先生のことをBlogに書いています。 クリック→ガキ大将の扱い方

あと、中学校3年生のときの先生。荒くれの悪ぶっていた男子生徒を手懐けた定年間近の女性先生でした。

 

この二人の先生は、子どもたちのことを、商売の相手と思わず、ひたすら信じてくれていました。

卒業後は、年賀状のやりとりのみの関係でしたが、私がどんな年になっても、理解してくれている安心感をずっと与えてくださいました。

 

おとなになると、いろんなことがあって、人を信じられないこともあります。

しかし、絶対的に肯定感を与えてくれた先生の存在は、今でも心の支えになっています。

こうして、人のために働こうと思えるきっかけをくれたことに、本当に感謝しています。

 

 

日々のルーティンの中に必ず置こう「人を思う」

 

 

娘と昔話をしていた時、彼女が保育園に通っていた頃の話をしてくれました。

 

お昼の給食の配膳を手伝いたいと手を上げて、お友達に食事を配っていたときです。

彼女は手を滑らせて、床にぶちまけ、ついてにお友達の服も汚してしまいました。

そうしたら、先生が高いトーンで、娘を叱責し、その後、子どもたちの配膳手伝いが禁止となったそうです(その話、初めて聞いて焦ります)。

娘は、子どもながらなぜ、手伝いできなくなったのか理解しつつ、禁止にする意味はないのではと思っていたそうです。

 

私はすぐに、どの先生が言ったのか、すぐにわかりました。

 

確かに、保育の現場は大変です。

しかし、業務の効率化のように、子どもの楽しみや、人の役に立ちたい気持ちを否定するやり方は、なんだかなあと思ったのです。

 

果たして、私達はどうでしょうか。

子供相手の仕事をしているわけではないので、ここまで人に寄り添っていては、きりがありません。

 

しかし、「人の可能性を信じる」ことは、けっして忘れてはいけないように思うのです。

 

効率化、DX化、電子取引などなど・・・。

紙とインクの時代は、過ぎ去って行きますが、この「人の可能性」だけは、忘れずにハートを持ち続けたいものです。

ただ、タスクを消化するだけだと、このハートを忘れがちになってしまいます。

あくまでも、人のためにやっている効率化であり、人の可能性を広げるために行っていることを肝に命じてやっていこうと思います。

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この記事を書いた人

個人事業主・中小企業教務効率コンサルタント。Notionアンバサダー。「一緒に未来を見る伴走者」として小さな会社や個人事業主の方をフォロー|職種を超えて参加できるバックオフィス構築|オールインワンアプリ「Notion」を使った経理ノウハウなどのオンラインセミナーを開催|ほぼ毎日更新ブログ「経理戦略会議」管理人。メルマガ50代からのひとり仕事を毎日配信。

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