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怒りの感情の活かし方 新しいアンガーマネージメント

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「もう、やってられない!!!私、知りませんから!!!」

何度か言いたくなったことがありました。

ここで、ちゃぶ台をひっくり返すのか。そうしないのか。

大人なら後者ですが、その後のメンタルケアがめんどくさそうです。

自分の精神衛生もクリアして、かつ周りからも喜ばれる方法。

実はこれ、ひとり仕事(限らず)で有効なモチベーションアップする方法なのです。

やはり、猫カフェが1番の癒やしです。

目次

上手くいかないと、とりあえず怒鳴る昭和のおじさん

私は、次のような事象で、人に八つ当たりすることを「昭和のおじさん」と呼んでいます。

  • その人の周りが上手く(気を使って)動けていないとき
  • その人自身がわからないことがあるとき
  • その人が密かにが失敗したと思った時とき
  • その人が自身の体調が良くないと悟っとき

などなど。

不都合なことがあると、とりあえず周囲に感情をぶつけてしまう。

これは、どの世代の人でも、抱えている問題ではないでしょうか。

たまたま、自分の不安な気持ちに素直になれる方がいらっしゃるというだけの話です。

でも、人はチームで群れて生きています。

ひとり感情的になってしまう方がいると、生産性が思いっきり落ちてしまいます。

また、その方自身も、信頼を失うことになりかねません。

そんなことから、人は怒りの感情を押し殺そうとしてしまいます。

できれば、感じないようにして、何もなかったことにする人もいらっしゃるでしょう。

でも、本当にそれでいいのでしょうか。

私は、なんだかもったいないと思ってしまいます。

怒りのエネルギーは、爆発です。

それを利用しない手はないと思うのです。

怒りは我慢すると病気になる

さて、私の心の話です。

人生そこそこ生きてきたので、怒りの感情を爆発させてきた経験は、そこそこあります。

いや、けっこうあったと思います。

でも、外に向けて感情にまかせてぶちまけることは、こどもの頃からやってきませんでした。
(姉妹喧嘩はよくやっていましたが……)

大人の顔色を見る癖がついていたので、理不尽に思うことでも、一旦は黙る癖がついていたのです。

その時は、嵐が直撃しないので、やり過ごすことができるのですが、結構根に持って、鬱々としてしまうのです。

今回、ひとり仕事をするきっかけは、事故でした。
この怒りの感情を堪えてしまったため、起こってしまったのかもしれません。

そう思っています。

派手に怪我をする以外にも、心を蝕むこともありました。

悔しくて、意地になって、人に言われる以上のことをやってやろうとムリしたこともありました。

今思うと、随分と自暴自棄になっていたのでしょう。

このように、怒りの感情は、その時はやり過ごしたつもりでも、違う形でアンコントロールな状態で、吹き出てきてしまうのです。

怒りの感情は、一種のアラートです。

異常値だからこそ、怒ってその場を変えようとしているのです。

怒りの感情が芽生えたら、その正体はなんなのか、しっかりと見極めることです。

その手法として、「アンガーマネージメント」というものがあります。

でも、私は、怒りの感情をコントロールしようとせず、怒ったついでに、やってみたいことを始めてしまうということをやってきました。

たいてい、人間関係での怒りの感情ですから、その環境をよくしようと、仕切り始めてしまうパターンが多いです。

怒りから改善の種をみつける

経理をしていた頃、よく怒りの感情が沸き起こっていました。

  1. 領収書、どうして揃えて提出できない?
  2. 決算書は、一箇所いじると全部やり直しになるの、なぜわからない?
  3. 何回も同じ数字を打つのは、超かったるい。
  4. どうして精算期日を忘れるの?
  5. どうして自分は大切なタスクをわすれてしまったんだ(頭抱える)

人に対してもそうですが、自分の失敗で思いっきり落ち込む(内に向かった怒りの感情)こともありました。

でも、その感情を素直に昇華させると、不思議なことに、物事の改善に変わっていったのです。

  1. もらった領収書を入れる袋を最初に配ってしまう。
  2. 簿記の仕組みを教える。
  3. 一回入力した数字を、あちらこちらで利用できるようペーパーレス化に。
  4. 精算日を派手に表示、または怪しい人にはメールでリマインダー。
  5. Notionでタスクを塗りつぶすようにしたら、解消した。

以上のように、怒りの感情を素直に受け取って、改善を試みたら、どんどん仕事がやりやすくなっていったのです。

その上、相手にも非常に喜ばれました。

 

このように、怒りは誤魔化してスルーさせてしまうと、非常にもったいないことがわかります。

怒りの感情は、仕事のネタをくれる神様からのプレゼントです。

せっかくのネタを、そのままスルーしてしまうのはやめておきましょう。

怒りのついでに、周囲の掃除をやってしまいましょう。

私の原動力は、「怒り」です。

そのために、人からは「押し(圧)が強い」とも言われます。

でも、考えてみてください。

感情に正しく素直になることで、自分の良さも活かされて、周囲も助かるという事実があることを。

素直に怒っちゃいましょう。

そして、改善するための行動を即とりましょう。

結局、人は、正しく素直になることで、活かされるわけですから。

そして、怒りにエネルギーを取られることなく、正しい方向にして、前に進むようにいたしましょう。

=編集後記=

【昨日のできごと】

今回から引き継いだ法人税確定申告書。一から必要なところに数字を埋め込む作業を開始。
思いの外、大変。でも、来年への業務効率化のアイディアが生まれてきます。

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この記事を書いた人

個人事業主・中小企業教務効率コンサルタント。Notionアンバサダー。「一緒に未来を見る伴走者」として小さな会社や個人事業主の方をフォロー|職種を超えて参加できるバックオフィス構築|オールインワンアプリ「Notion」を使った経理ノウハウなどのオンラインセミナーを開催|ほぼ毎日更新ブログ「経理戦略会議」管理人。メルマガ50代からのひとり仕事を毎日配信。

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