春に向けて、冬にできた乾燥肌を改善したくなる季節になりました。
今は、花粉症も始まり、肌の悩みが尽きない日々です。
肌トラブルは、きちんと皮膚科に受診して、治療することが先決です。
以前ブログで、クリームの種類について、まとめています。
今日は、日頃のケアで選ぶものに、私が基準にしている成分について、ご説明いたします。
バリア機能向上
「肌のバリア機能」「保湿不足」「炎症」の3つが揃うと、乾燥肌から敏感肌に傾いていきます。
スキンケアでは、これら不足しているものを補うようにしていきます。
バリア機能とは、肌本来がもつ、外的刺激から守るものです。
この機能が低下すると、外的刺激を直接受け、肌に保持されるべき水分が逃げていきます。
地球で言う「オゾン層破壊」で、オゾンホールができてしまう仕組みに似ています。
現在、このバリア機能を高めるために、肌の必須成分である「セラミド」が補填されます。
※花王 公式ページより
角質層に満たされていれば、バリア機能は高まっている証拠です。
防弾チョッキの中綿みたいなものだと思っていただければ。
スキンケアに利用するクリームに「セラミド成分」が含まれているか、
確認すると良いでしょう。
セラミドには、たくさんの種類があります。
それぞれ、得意分野がありますが、数種類含まれていれば、あらかた機能はカバーされています。
また、角質層の下にある真皮には、「ヒアルロン酸」を補うとよいとされています。
正直、化粧水やクリームで、この成分が入っているから、バリア機能が高まるとは言えませんが、
気持ちだけでも成分が入っているものを選べば、心に安心感を与えることができます。
この「病は気から」は、スキンケアで、とても大切なことだと思うのです。
保湿
保湿とは、皮膚の水分を補ったり、水分の蒸発を防いだりして、潤いを保つことを言います。
成分として、「グリセリン」「尿素」などが挙げられますが、その他、たくさんの成分が使用されています。
値段の高いものだと、その他有効成分が含まれており、どれがどの成分なのか、どれが自分に合っているのか、
選択肢が豊富にありすぎて、なにを選んだらいいのか、わからなくなります。
基本、皮膚から水分を蒸発させない油溶性のものなので、ワセリン一つで十分な場合もあります。
(私は、ワセリンが合わないため、使用していませんが。)
たくさんの成分よりも、植物性オイルのココナッツオイルや、ホホバオイルだけでも、いい場合もあります。
このように、人によって、どの保湿剤がいいのか、判断に迷うことがありますが、
市場にあるものは、ほとんどの人が使用できるよう作られているので、あまり気にするところではないと思っています。
抗炎症剤
最後に、抗炎症剤です。
乾燥肌は、バリア機能が低下し、外部刺激により、肌に炎症が生じやすくなっています。
痒みがあり、しまいには痛みや赤みを帯びるようになったら、それは、肌に炎症が起きている状態です。
こうなったら、まずは、皮膚科に受診していただくのですが、
ホームケアだけで、改善できる健康な肌の場合、
「グリチルリチン酸児カリウム」「アズレン」「アラントイン」が入っているものを、
選択すると良いでしょう。
オーガニックや、植物由来成分の場合、アレルギーが生じる場合もあります。
無添加だから、といって、植物成分だけのものを選択する場合、注意が必要です。
以上のように、この3点を中心に、市販の製品を選んでいただければ。
製品名はあえて、お伝えしません。
みなさん、一人ひとりが、製品の裏にある成分表を見て、判断されると、より良いものに出会えるはずです。
YouTubeでは、ボディスキンケアの注意点をお伝えしています。
参考にしていただければ幸いです。
春に向けて、肌も軽やかになれますように。
=編集後記=
【昨日のできごと】
自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
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ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
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