私は、この度、日本メイクアップ知識検定(Basic)に合格しました。
これは、メイクアップでの知識を推し量る検定なので、ものすごいメイクアップアーティストになれたわけではありません。
今回の検定試験を通じて、わたしなりの一つの結論がでました。
やっぱり、みんな(男性も女性も)メイクアップをしましょう。
男性キャラクターがコスメCMに出る時代
最近、このようなCMがでるようになりました。
これは、女性向けとして売られているスキンケアブランドですが、最近このように男性タレントがアイコンとなって売り出されるようになりました。
女性だけではなく、男性にも訴求した広告なのでしょうか。
正直、50歳を超えた私には、よくわかりません。
でも、最近のデパートコスメカウンターには、男性客もちらほら見かけるようになって、若い世代には、抵抗なく商品を購入しているようです。
かつて、男性の化粧は、芸能関係にしか見かけませんでした。
写真撮影など、プロとして映る仕事をしている人であれば、メイクアップは当たり前です。
または、ビジュアル系バンドなど、ダイナミックなメイクアップをする男性ミュージシャンくらいでしょうか。
(かつての沢田研二さんのメイクは、ビジュアル系の走りですね)
でも、そうではない一般男性は、ヘアセットのポマード、ひげ剃り後のスキンケアぐらいしかなく(それも、匂いも独特な)、男は黙って石鹸で顔を洗うのが当たり前でした。
そんな時代を経て、今ではスキンケアに興味を持つ男性が随分と増えてきています。
そういえば、以前、乾燥肌で相談してきた若者もいらっしゃいました。
でも、巷では、それほど男性が化粧品を購入することはあまりございません。
男性も積極的に、化粧品で肌を整えましょうと言うつもりもないです。
しかし、人前に出てお話しするとか、オンラインのカメラに向かって話をするといった仕事をされているのであれば、
それなりの肌のセットアップはしておいたほうがよいでしょう。
コスメ好きが講じて検定試験受験
さて、コスメ好きな私は、Notionにコスメリストを作って自宅の在庫管理をするほど、多くの化粧品を持っています。
下のカウント数をみると、ゆうに100を超えています。
これだけの量が、私のコスメカウンターに常備されており、その他、備蓄も含めると、この5倍の数を所有しています。
これだけあると、使用期限がわからなくなるので、その在庫管理として、Notionにリスト化しています。
あと、実際に購入する際、同じ製品を買わないためにも、店頭でチェックするときに、iPad mini 6で、このNotionを開いています。
なんだか、このまま購入だけしていっても、つまらなくなってきて、とうとう、体系的にメイクやスキンケアの知識を整えてみようと思うようになりました。
この試験勉強は、正直、試験本番まで勉強ができませんでした。
殆どは、前日と当日の電車の中で、一夜漬け状態で望んだのです。
それでも、なんとか合格です。
この勉強を通じて、知ったことは次のとおりです。
- 人の顔には理想とするバランスがある。
- メイクアップとは、その理想に近づけるために補正するもの
- スキンケアは、肌質とその後のメイクアップの質感の間を埋めるように仕上げる。
- ベイスメイクとポイントメイクでは、色の考え方が全く違う。
私は、自分の個性をそのままに残すようなメイクが好みなので、
理想に近づけるようなメイクアップには、正直好きになれません。
でも、この顔のバランスに理論を知ったことで、
見る人に安心してもらえるようなバランスになるようなメイクアップであれば、これは、男性でも女性でも、メイクの好き嫌い関係なく、取り入れた方が良さそうと思った次第です。
男女別における気をつけるべきこと
では、最低限、必要と思うことを男女別にまとめます。
男性は、ベイスメイクを中心に
さきほどの大谷選手。
ベイスメイクが施されているのを、おわかりでしょうか。
野球選手は、日頃、紫外線にさらされており、顔の肌色にムラがあります。
でも、この写真では、一切のムラが見当たりません。
これこそ、ベイスメイクの真骨頂なのです。
あと、上級編になりますが、とても参考になるのが、男性ミュージシャンである星野源さん「ファミリーソング」のジャケット写真です。
ハイライトとローライトの入れ方が、とても秀悦です。
これは、男性にも女性にも参考になります。
女性の引き算メイク
女性の場合、どうしても盛ってしまいます。
今のはやりは、「涙袋メイク」です。
下まぶたに、キラキラした明るいカラーのアイシャドウを入れているお嬢さんがほとんどです。
でも、年代関係なく、洗練させたメイクをしたいのであれば、男性とおなじ、ベースメイクだけ施すと、自然な表情を残した明るい顔に仕上がります。
女性の場合、男性とおなじベースメイクに、プラスアルファ、下にまとめたことだけ、足して差し上げるだけで十分です。
- 目の下のクマ
- 血色を足した程度のチークとリップ
- 毛の存在を示すことで、若さアップのマスカラ
毛と血。これぞ生命力です。
これを、軽く足して上げるだけで、自然に元気のある表情になります。
男女に共通。アイブロウメイク
男女に共通に必要なのが、アイブロウメイクです。
先程の、理想とする顔のバランスに近づけたいのか、今の自分の顔を整えるだけでいいのか。
考え方は様々ですが、眉がしっかりあることで、顔の輪郭がはっきりして、引き締まった表情になってくれます。
また、毛を足すことで、生命力のある顔になります。
ベースメイクしなくても、眉だけ整えておけば、それだけでも十分でしょう。
よく床屋さんでは、顔も剃っていただけます。
ここで、眉を整える年配の男性も多いので、実は、眉メイクは、男性ほど取り入れた方がいいと思っています。
あと、時代を一番に反映されるのもアイブロウメイクです。
かつての覚えたメイクのまま、過ごしていると、
「メイクしています」感が強く出ます。目立ちます。
なるべく、自然にしたいのであれば、時代の空気感をある程度取り入れた方が、いいようです。
よく、眉頭や眉山、眉尻の位置に目の位置と合わせるようなノウハウがよく知られています。
検定試験でも、この問題は出ました。
でも、私は、定規に当てはめたようなノウハウでは、その人に合ったアイブロウメイクは難しいと思っています。
どちらかというと、骨格に合わせた方が、その人らしさがでます。
私の個別相談 では、このようなメイク相談も受けています。
- オンラインでの印象を明るくするメイク方法
- お手持ちのメイク用品で、効率よくメイクする方法
- 顔のバランスにあった前髪のセット方法などなど
メイクは、男性も女性も、メンタルを上向きにする効果があります。
コスメ用品を買ったときの高揚感も大切ですが、毎日自分の顔を向かい合って、整えていく過程が、心を落ち着かせているのだと思うのです。
私は、メイクで美人になっているわけではありません。
ただ、毛と血を少しばかり追加して、顔の色ムラを補正しているだけにすぎません。
でも、毎日メイクすることで、日々の始まりに気合が入るので、欠かせないルーティンになっています。
ぜひ、美しくなるだけではない、気持ちを前向きにするメイクにチャレンジしてみてはいかがでしょう。
=編集後記=
【昨日のできごと】
自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
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