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これからの会社経営に必要な基本のスキル3つ 経理・発信と収集・Notion

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経営に必要な知識として「経営分析」「マーケティング」「ビジネス戦略」があげられます。

しかし、これらは、家に例えると、内装と外壁に該当する知識と技術なのです。

基礎がないのに、専門的知識を得たところで、それは単なるハリボテにすぎません。

今回は、小さな会社の社長が知っておくべき、経営の基礎土台を見直してみます。

暗い場所から明るい外を覗く古民家の入り口。突破口を見つけるには、スキルが必要なのです。

目次

複式簿記<自社と取引先とのパワーバランスを見る>

経営の基本は経理です。

ここでいう経理は、経理事務とは若干異なります。

みなさん、唐突ですが、タスク管理で一番大切なことをご存知でしょうか。
それは、所要時間を把握するということです。

毎日の仕事に、どのような作業に、どのくらい時間がかかっているのか、計測することで、これからの予定の見込み時間を予想します。

こうして、仕事を進めていくのですが、まさにこれを古来の商人たちが、自分たちの商いを計測するために発明したのが「複式簿記」なのです。

仕事するのに、どのくらいお金がかかったのか。そして、どのくらいお金を産み出したのか。

タスク管理で計測される時間は、ひたすら流れ出る一方通行ですが、お金は、減ったり増えたりする両方通行の動きをします。

これを、超効率的に記録計測するのが、簿記であり経理の基本になるのです。

経理は、「経営管理」の略語です。

支払うお金は、必ず相手がいます。そして、はいってくるお金も、誰か支払っていただけているのです。

自分だけではなく、お金の出どころを明確にすることも、経理では当たり前のようにこなしていきます。

これによって、自分の資産を守ることに繋がるのです。

プロとして仕事をするために行われる「タスク管理」と、事業の原状を計測する「簿記」は、全く同じ理由で行われます。

まずは、仕事を始めるとき、「経理」を覚えることから、スタートしましょう。

家を建てる工事に例えれば、「基礎工事」に該当します。

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情報収集と発信力<コミュニケーションスキル>

次に必要なことは、情報収集と発信の仕組み化です。

この情報は、外だけではありません。自分が内包してきたものも含まれます。

ビジネスをするには、市場調査が欠かせません。ただ、漠然と仕事をしても、売上が入ってきません。

そこで、自分の周辺から、自分にとって正しい情報を取捨選択できる技術が必要です。

情報は、外ばかりにあるわけではありません。実は、自分自身が内包してきたことを、言語化する技術も必要なのです。

特に、ひとり仕事の場合、自分自身が看板となります。その看板が、どんな材質で、どのような色をしているのか、本人がわかっていないと、商品化するのに一苦労します。

自分を取り巻く外部(ステークホルダー)と、自分自身から、情報を得よう。

そして、この情報収集は、発信力との両輪で、スキルが向上していきます。

発信力がないと、情報も入ってきません。

発信と情報収集(勉強も含む)の両輪を、毎日回すことで、自分の商品価値も向上します。

そして、自分軸をはっきりと太くしていくこともできるのです。

建築で例えると、家の大黒柱を含む骨組みに該当します。

これがないと、雨風しのげないだけではなく、嵐がきても家を守ることもできません。

コアの構築<Notionなどのツールを運用>

この「簿記」と「情報収集と発信」のスキルだけでは、自身の事業や商品が、形となって売り出すまでいかないでしょう。

これらの情報を、一元化する仕組みがあれば、事業の主とされる社長は、瞬時にリアルタイムの情報を吸い上げることができます。

このツールとして、無料の範囲で利用できて、エンジニアでなくても、自由にカスタマイズできる「Notion」をおすすめしています。

会計ソフトのデータをcsvファイルで集約、現場の工事台帳として、従業員との情報共有、会議の議事録、発信ネタ帳として……。社長を主軸とした情報の一元管理と見える化、そしてバックオフィスのDXにもなってくれます。

この「コア」になるNotionを主軸に、「経理」と「発信と情報収集」を集約することで、経営者としての判断がずれるリスクを最小限に押さえることができるのです。

経理担当者向け Notion入出金管理術

「経理タスク管理Notion入門」

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より、市場に訴求した商品が作ることもできて、一緒に関わってくれるステークホルダーとの共通理解が実現できます。

ここまで、基礎をしっかり築き上げることができれば、あとはトライアンドエラーで回していくのみです。

そして、その後規模が拡大しても、方向転換したとしても、また事業縮小の判断をしたとしても、経営の基礎がしっかりしていれば、揺らぐことはありません。

家の建築に例えれば、基礎工事と骨組みがしっかりできていれば、内装、電気工事、外装工事がきれいにハマるのです。

基礎があるからこそ、その先の管理会計や経営分析の意味が、よりクリアになるのです。

 

慌てずに、まずは、基礎をしっかり身につけましょう。

=編集後記=

【昨日のできごと】

自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。

かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。

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この記事を書いた人

個人事業主・中小企業教務効率コンサルタント。Notionアンバサダー。「一緒に未来を見る伴走者」として小さな会社や個人事業主の方をフォロー|職種を超えて参加できるバックオフィス構築|オールインワンアプリ「Notion」を使った経理ノウハウなどのオンラインセミナーを開催|ほぼ毎日更新ブログ「経理戦略会議」管理人。メルマガ50代からのひとり仕事を毎日配信。

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