休息のすすめ

雨上がりの昼下がり。猫は快適な場所を見つけて、きちんと休みます。By iPhone 12 mini

 

どうも低気圧が来ると、手術した跡の傷の中が疼きます。

あと、どうしようもなく、眠くなったりします。

よく祖母が、昼寝をしていたのを見て、「だらしないなぁ」と思っていたのが、

思いっきりブーメランで打ちのめされております。

「あれ？おかしいぞ」と思ったら、しっかり休む予定を組む。これが大切です。

 

猫の生態を見習う

 

とある昼下がり。水辺にあるお気に入りのカフェに、ランチをいただきに来た帰り、

駐車場に止まっている車の下で、猫がくつろいでおりました。

きっと、直前にきたお客さんの車で、温かい場所だったのでしょう。

この日は、例年より肌寒い日で、雨も振っていたので、冷えた身体を温めていたのかもしれません。

そこに、仲間の猫が、「そこ、入っていいかなぁ」と様子を伺っている感じが、

なんとも微笑ましく思いました。

 

ああ、猫っていいなぁ。

家でペットとして飼うのは嫌だけど（子供のお守りで手一杯）、こうして外で猫と語らえるのは、

なんとも心が落ち着くものです。

 

気のせいでしょうか。

雇われ時代には、一切お目にかかれなかった猫。

自宅で仕事をするようになったことで、昼間にうろつく猫たちに、良く会うようになりました。

※駐車場で暖を取る猫。

 

※今年の3月ごろにお会いした近所の猫。挨拶にきてくれました。

 

あまり、写真を撮り溜めない私でさえ、こうも猫との遭遇率が高いとは。

これは、神様が「猫を見習え」とおっしゃっているのでしょう。

猫の良さを、列挙してみました。

 

しなやかさ

とにかく、柔軟性が高い。どのような場所から落ちても、どんなに狭いところでも、

しなやかに身体を動かします。

このしなやかさから、外からの衝撃を受け流しています。

 

眠いときは寝る

1日のリズムをしっかり主導をとっています。

一切、周囲のせいにしません。

眠ければ、お気に入りの場所に移動して、さっさと寝込むのです。

この潔さには、羨ましく思うわけです。

 

獲物を狙う時と、緩んでいるときのメリハリ

逆に、ここぞというチャンスというときは、瞬時に切り替わります。

獲物を狙う目つきは、野生そのもの。そして、短時間で仕留めます。

いつまでもタラタラと獲物を追うことをしません。

 

人生その時その時に適した、馬力の出し方があって、

一番大切なのは、「これでいいんだ」と思い込まず、身体からのメッセージを

しっかり受け取ることなのではないでしょうか。

私は、自分にそう言い聞かせて、今は猫に見習って、メリハリを付けるようにしています。

 

老いる前の働き方を、シフトチェンジしよう

 

雇われのときは、定年というものがありました。

どんな事情でも、その年が来たら、雇用形態が変わるなど変化が訪れるのです。

私がいた会計事務所では、53才をすぎると、どんどんお給料が減る給与体系になっていました。

それを見て、いい気持ちはしないのですが、確かに、その当たりの年を超えると、

生産性が落ちてくるのは、避けられないのは事実なのです。

（だからといって、給与を落とすのはなんだか・・・・）

 

ひとり仕事を選択した今、定年という概念はなくなりました。

今までの働き方で、ひとり仕事をし続けていけば、いずれ限界がくるのは当たり前です。

そうなる前に、新しく乗り換えた型落ち車での、運転作法を早く身につけることが大切なのです。

 

ひとつひとつのタスクに掛ける時間を短縮すること

 

それでも、仕事のパフォーマンスは下げるわけに行きません。

となると、少ない工数で、成果をあげる方法を考え抜くことが必要です。

 

方法は2つ。

まずは、使う道具の性能を高めること。

例えば、ノートパソコンやスマホ。

充電に時間かかる、すぐに電池が切れる、容量が少なくて動きが鈍い。

そういったことは、極力避けることです。そのために、ガジェットの買い替えは躊躇なく行います。

 

そして、仕事を始め、タスクを減らすことです。

時間がかかっているのに、喜ばれない仕事。

自分の個性に合わない失敗を誘発しやすい仕事。

自分軸からズレている仕事。

そういったものは、容赦なくやめる勇気を持ちます。

タスク管理とは、いかに多くのタスクを処理しているか、に思われ気味ですが、

本来の管理とは、やる、やらないを早い段階で決断することだと思うのです。

 

こうして、休息の時間を確保しましょう。

私は、平日の1日を必ず休む日にしています。

そうすることで、気持ちも晴れてまいります。

これからは、周囲の変化に影響を受けやすくなる年代になります。

少しでも、自分らしさを大切にした働き方を、軌道に載せたいものです。