お子様ラーメンを食べる、かつての娘。
いつの時代でも、子供が可愛いものらしいです。
私も、それなりに可愛いと思っていました。
しかし、大の子供好きではありません。
幼稚園の先生に憧れて、幼児教育の専門資格まで持っているにもかかわらず、
幼稚園の体操の先生だったにもかかわらず、
実は、幼稚園の現場が好きになれず、なるべく子供から離れて距離を置いていました。
もちろん、休み時間の園庭に出るときは、仕事として割り切って関わっていました。
そんな私が思う、子供嫌いな大人とは、子供と距離を置ける人のことを言います。
子供との距離を置くことで、どんな利点があるのか、
子育ての渦中の方、お子さんのことを、時々嫌いになる方に
参考になればと思い、心が軽くなる話をしようと思います。
子供が生まれた時から始まる長期ミッション
子育ては、妊娠出産から始まります。
主に女性が担当することになりますので、
女性は、自分のホルモンバランスの崩れとも、戦わなければなりません。
もし、1人でお母さんになる場合、より女性の負荷が重くなります。
考えてみてください。
期限のない、ミッションを任され、主にひとりで24時間対応し続ける状態を。
これほどブラッキーな職場はありません。
シフト制でもいいから、交代で入ってくれる家族がいたら、どんなに助かるか。
容易に想像できるはずです。
俗に言う非番だったとしても、絶えず緊急事態になって、駆り出されるわけですから、
心身ともに、疲弊していくのは当然です。
このような職場や仕事は、当然嫌いになって当たり前だと思うのです。
子供が好きになれないとダメと思う幻想
あと、子供を、ブラックな仕事のお客さんだとします。
冷静に考えても、感情を込めて、「お客様は神様です!」と言える状況ではありません。
ここは、淡々と感情こめず、タスクをこなして、お腹を満たしてお帰りいただく事が一番です。
特に、新生児期は、自分の体調との戦いもあるので、うまくいかないことに悲観することはありません。
また、慣れてきた時期、保育園や幼稚園に上がる年代であっても、大好きでいる必要はありません。
幼稚園の現場で、よく言われていたのは、
「年少さんは、お猿さん。年中さんは躾のできるワンちゃん。やっと年長さんになって、人間。」
です。
え?幼稚園の先生って、子供大好きなはずなのに、そんな酷いことを言っているの?
ショックかもしれませんが、このように客観視しているからこそ、子供の事がよく見えるようになるのです。
これがプロです。
このように、子供好きすぎて、周りが見えなくなる事が、親子ともども共依存するリスクが高まるのです。
子供があまり好きではないくらいが、子供にとって、ちょうど良いのです。
報酬は子供の笑顔だけにしておかない
そうは言っても、子供の笑顔は可愛いです。
笑顔を見ただけで、全てを許してもいいと思うほどです。
でも、ちょっと待ってください。
これは、動物の本能で仕組まれている、子供の「面倒みてサイン」に親が反応する生理反射です。
素直に、可愛いと思うのであれば、素敵な事ですが、
子供嫌いであるため、この本能スイッチが入っていないこともあるのです。
大丈夫、心配しないでください。
ブラックな職場で、親業に徹して淡々と仕事する事ができれば、いいのです。
このくらい長く、親業をやっていれば、小技や知恵も持っています。
また、子供が大好きではないからこそ、冷静に観察する方法を編み出しています。
そして、これまでの一緒に暮らしてきた時間が、親子関係を作っています。
生活の安全を守ること、家庭が一番安全であることをわかってもらうこと。
この2点だけ、しっかりやっておけば、大丈夫です。
そして、報酬として、ひとりの時間を作ると良いでしょう。
それだけでも、親の元気は回復する事ができます。
なぜか、子供は塩対応の大人が大好きです。
寄ってこないけど、時々面白いことをしてくれる(仕事として淡々と)大人には、子供から群がります。
子供の事が、好きに慣れず、気にかけているとしたら、
もしかしたら、子供の扱いがうまくなる可能性を秘めているのかもしれません。
堂々と、親として、胸を張っていただいていいのです。
=編集後記=
【昨日のできごと】
自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
=おすすめのサービス=
◉「まずは相談」それぞれの困りごとにアドバイスいたします。
◉自分の力でクリアされたい方向け
◉公益法人運営サポート
公益法人運営サポートサイト↓