何に向いてるかわからないから新しいことをやってみる

自分にはこれが一番！と思っても、実はまったく別のことがヒットします。

仕事する上で、こだわりの持ち方にちょっと手綱を緩めるのもいいかもしれません。

自分にはこれしかない！と固守しまいがち

50歳すぎてくると、社会人人生をそれなりに走破してきています。

働いた期間が空いていた場合でも、それなりに人生経験を積んできています。

そんな貯金を溜めて、さてこれから自由に働こうと思い、動ける世代が50代です。

この時期でのひとりビジネスは、意外にも強みがあるのです。

自分自身が、50代からひとり仕事を始めたから、言っているのもあります。

20代、30代、40代、それぞれの強みがありますが、私にとって、人生最強だなと思うのが、

この50代での独立でした。

 

でも、これまでの人生の癖が抜けきれないのも、50代あるあるです。

また、変化を避ける傾向があるのも、この世代です。

いままでの成功体験があるからこそ、それにこだわって行きたい！

これが、50代世代なのかもしれません。

でも、失敗を恐れるあまり、新しい可能性があることに気が付きません。

もしかしたら、違う道があって、その方がより自分らしく生きていける可能性が秘めているのです。

自分の適性って、実は自分からは見えていない

そんな自分に、新たな可能性ってあるのだろうか。

そんなわけないし。

そう思っていると、足をすくわれるようです。

私は、自信持って経理を広めようと思って、発信してまいりました。

一人で確定申告をする、不安を抱える方に少しでも相談できるようなものを作りたいと思っていました。

しかし、税理士資格がないのに、やっていいの？という声もあったのも事実です。

そして、少しずつ経理にこだわらず、小さな組織で経理を担う人がやっているだろうと思われる業務に、範囲を広げて発信してまいりました。

経理＝税理士、ということであれば、税理士の先生方に、汎用性の高い仕組みを知っていただきたい。

そう思って、Notion士業の会を立ち上げました。

思えば、かつての自分だったら、絶対にやっていないことばかりです。

もし、経理業務の作業にこだわっていたら、ここまでできなかったと思います。

 

自分で気が付かない、新しい可能性を知るには、まず何からやったらいいのでしょうか。

私は、過去をしっかり見つめ、当時の心情をしっかり受け取りなおすことから始めました。

どんな遊びに熱中していましたか？

私は幼稚園児の頃、工作が大好きで、熱中しすぎて集合の号令が聞こえず、教室に取り残されても工作しつづけていたものです。

やっていて、何に心を動かされていましたか？

教育の現場だったと思います。子どもたちと対等で話すときが、みんな自由でイキイキしていたのを思い出します。

社会人人生で得たものはたくさんあるけど、失ったものも多くあります。

実は、そこに自分の知らない新しい可能性が埋もれていたりするのです。

新しいことにチャレンジする時間を確保しよう

もし、今の自分に煮詰まった感じがするのであれば、もしかしたら、新たな可能性を開くチャンスなのかもしれません。

そこに行動を移すには、いままでの時間の過ごし方では、なかなか難しいものがあります。

私は、雇われから独立したとき、時間がたくさん生まれました。

そのおかけで、経理・会計の世界にどっぷりだった自分から、少し顔を上げて、外の世界を知ることができたのです。

まずは、趣味の時間、自然に触れる時間、いままでやったことのないことにチャレンジする時間を確保するところから始めましょう。

新しいことって、なんだっていいのです。

今まで行ったことのない飲食店、コンビニの限定もの、行ったことのない土地への旅行など。

些細な新しいことも、十分自分に刺激を与えてくれるトリガーになります。

私は、その新しいことにチャレンジを繰り返してきたことで、地元でのセーリングを始めることができました。

また、そこで、かつてやってきた公益法人経理事務の知識が役にたっています。

人生いろいろ、自信失うこともあったりします。

でも、それは、新たな可能性を見つけるチャンスです。

ゆっくり寝て、ゆるりと自然の中で過ごす時間を。

まずは、そこから自信を取り戻せます。