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DX化の3原則 飲食店を例にして考えてみた

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DX化って、どうやら事務仕事だけではなさそうです。

オートメーション化によって、飲食店では人手不足でも負荷なくサービス提供ができる時代になりました。

今日は、近所の回転寿司屋で繰り広げられている機械たちを見て、DX化が進まないトリガーについて、考えてみました。

回転寿司屋さんの受付

目次

ファミリーレストランで増えてきた自動受付機

今、どこのファミレスや回転寿司屋に行っても、受付は機械で行うようになってきました。

未だ、入り口付近の名簿に名前を書いて、「◯人でお待ちの〇〇様〜」と、名前を連呼する風景は、見かけなくなったようです。

 

実は、以前、自宅近くのファミレスがありました。今でもありますが。

昔はとても人気があり、子供の保育園お迎えの帰りに、よく連れていったものです。

このファミレスのイメージキャラクターが好きな子どもたちも、塗り絵とクーピーのセットを借りて、注文した料理が出てくるまで塗り絵に勤しむのが楽しみだったのです。

でも、それからしばらくして、人手不足になり、接客や厨房もまわらなくなった様子が手に取るように伝わるようになりました。

サービスの質が下がってきて、店舗の内装も傷んできているのに直せないようになり、どんどんと寂れてしまったのです。

それでも営業を頑張って続けてきたので、数年ぶりに訪れてみたら、なんと受付も配膳も、オートメーション化していたのです。

基本、空いているのでタッチパネルで受付を済ますと、自動でテーブル番号が表示されいます。

その席にある、タブレット端末が自動で起動し、店員さんを待つことなく、お気に入りの品を注文します。

すると、配膳ロボットがやってきて、

軽快なメロディを鳴らしながら、店内フロアを右往左往。

季節限定のかき氷を堪能します。

季節限定のかき氷。毎年いただきます。いや、仕事もしますよ。

こうして、このファミレスは、私の満足度を上げていき、今ではお気に入りのコアワーキングスペースとなっております。

私だけではありません。他のお客さんも、機械がいい具合にサービスしてくれる心地よさを知ったので、今では客足が戻ってきて、それなりににぎやかになってきました。

心なしか、店員さんの表情も明るくなったように見えます。

職場のDX化。システムの価格が下がらないと難しい

飲食店のDX化は、次のとおりでしょう。

  • 受付機
  • テーブルごとのタブレット端末
  • 配膳ロボット
  • セルフレジ(ここはあえて人の労働にしているところもあり)

これらの機械があって、セッティングができれば、どんな飲食店でもDX化が叶います。

でも、それには、条件が。

これらの機械の価格が、なんとか手を出せるようになったということです。

ファミリーレストランは、全国展開しているので、資金力があります。

フルスペックでDX化となると、それなりの料金がかかるでしょう。

でも、小さな飲食店の場合、導入したくても資金がないために断念している場合もあるかもしれません。

でも、配膳ロボットなら、リースなら使うことができるかもしれない。

こうやって、金額面で実現可能になってきたからこそ、飲食店のDX化が進んだと思うのです。

事務仕事のDX化を実現させるための絶対条件

さて、私が提供している事務仕事つまり、バックオフィスのDX化ですが、

その気になれば、誰だってIT人材になれる!と提唱しております。

でも、そもそも、システムを導入するための資金がなければ、話にならないのです。

大手の飲食チェーン店だからこそ、フルスペックでオートメーション化できるけど、そうではない地場の小さな飲食店だったら、それは、叶わないのです。

でも、これからの時代は、どんなに小さくても、DX化を進めていかないと立ち行かないようになるでしょう。

資金がないから。IT人材がいないから。と言って、何もしないという選択はありません。

では、どうしたらいいのでしょうか。

ここは、資金がなくてもできるツールで、自分がIT人材になってしまえば解決できます。

それには、一つこの考え方だけは、身につけておきましょう。

「データベース」「データベース同士の連携」

この2つは、システムを構築するとき、基本となるものです。

実は、バックオフィスのDX化とは、業務をパズルのように組み上げる作業になるのです。

そして、手間暇をかけて解決しようとする生真面目さよりも、

「なんか、これ、面倒くさいからいっしょにしちゃおうか」というノリも、実は必要だったりします。

小さな組織や、ひとり仕事でのDX化を成功させるには、

  • 資金がかからないハード
  • 自前でIT人材になってしまえばいい
  • 面倒くさいから効率化を図りたい。

この3原則があれば、なんだか叶うかもしれませんね。

=編集後記=

【昨日のできごと】

今回から引き継いだ法人税確定申告書。一から必要なところに数字を埋め込む作業を開始。
思いの外、大変。でも、来年への業務効率化のアイディアが生まれてきます。

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この記事を書いた人

個人事業主・中小企業教務効率コンサルタント。Notionアンバサダー。「一緒に未来を見る伴走者」として小さな会社や個人事業主の方をフォロー|職種を超えて参加できるバックオフィス構築|オールインワンアプリ「Notion」を使った経理ノウハウなどのオンラインセミナーを開催|ほぼ毎日更新ブログ「経理戦略会議」管理人。メルマガ50代からのひとり仕事を毎日配信。

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