明日から9月です。
ひとり仕事をされている個人事業主の方にとって、実は、とあることを決断する準備にとりかかる必要があります。
また、法人経理をご自身でやられている方にも、同様に知っておくべきことです。
苦手意識があると、どうしても後手後手になってしまいます。
ぜひ、経理には向き不向きが関係ないことを知っていただきたいのです。
※道標を見たら、自分の行く道を決めましょう。
苦手な理由その1 紙の存在が「面倒くさい」
会計事務所勤務から通算15年ほど。
多くの社長さんと、経理の話をしてきました。
大まかに2つのタイプに分かれるようです。
経理が得意な人と、苦手な人。
一見、経理が得意な人こそ経営が上手かと思われますが、実はその逆です。
経理が得意不得意ではなく、お金の流れが見えているか見えていないかの違いです。
お金の流れを把握するには、人それぞれ流儀があります。
たいていの場合、通帳の残高の増減で、肌感覚でお金の流れを認知する方が多いです。
故に、領収書や請求書を一枚一枚経理処理する手間が、面倒に思えて経理嫌いに陥ってしまうのです。
実は、この手間、「紙」を触って整える行為が伴います。これが、経理を面倒くさいという思い込みが発生してしまうのです。
苦手な理由その2 創造性の高さ
経理は、ルーティンとして行う仕事です。
毎日、あるいは毎週、決められたツールを使って、同じ作業を繰り返すイメージを持ちます。
そのため、創造性の高い経営者にとって、経理はそれだけでも苦痛に思ってしまうのです。
しかし、経理は取っ掛かりは同じですが、毎度同じ景色を見るわけではありません。
また、簿記の基本的な構造を知ることで、経理するときの着目点が色鮮やかになって、自分の仕事を投影した鏡の役割を果たしてくれるようになります。
こうなると、経理が楽しくなってくるのです。
ここまできたら、飽きっぽい方でも、経理が続くようになります。
実は、こうみえても私は経理を始めとした事務仕事が苦手でした。
なぜ、そのような私が経理に価値を見出したのか。
それは、経理を教える人が面倒くさい手順しか伝えていなかったからです。
経理をすることで、創造性の高い人でも、一定の誠実性を担保することもできます。
これからは苦手な要素がなくなる経理の未来
これからの時代、経理はどうなっていくのでしょうか。
はっきりわかっていることは、「電子帳簿保存法の施行」と「インボイス制度」です。
これからは、紙で処理せず、受け取ったデータを直接会計ソフトを始めとしたシステムで読み込んで処理します。
つまり、一切紙を触らずに、経理ができる時代が来たのです。
手を使って、一枚一枚領収書を触ることもなくなりました。
スマホやパソコン一つで、仕組みを自分のやりやすいように、組み上げることができるようになったのです。
そのためには、必要な知識と技術を身に付ける必要があります。
「これだけは押さえておけばいい簿記のこと」
Kindleにて、まとめております。
また、これからの経理や、ひとり仕事で最低限必要な決算のちしきについては、
こちらで、配信しております。
「面倒くさいんだよなぁ」
その感覚が、実はとても大切です。工夫の仕方、自分にあったルーティンの組み立て方を、ぜひ、見つけていただきたいものです。
=編集後記=
【昨日のできごと】
自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
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