※自分の部屋にあったものだけで、6種類も。
このご時世、手指消毒を頻繁にするようになりました。
ドラッグストアにも、たくさんの種類が売られています。
一時期、品薄状態で、枯渇がゆえの危機感にさらされていましたが、いまでは様々なブランドが製品を作っています。
なぜ、こんなにたくさん、部屋に転がっていたのか。
きっかけは、こども習い事のイベントに使用する消毒液を探すためでした。
用途は以下の通り。
① 子どもの荷持を置く床に消毒
② 子どもの衣装替えや髪飾りをする際の手指消毒
③ 施設の撤収時に行う消毒
お教室の先生も、感染対策に厳しいので、ついつい研究をしてしまった次第です。
新たに買ったもの、どなたかに頂いたもの、すでに家に転がっていたもの。
いま時点、自分の部屋にあったものを比較検討してみます。
自室にあった消毒液一覧
こんなにたくさんありました。
すでに、使い切ったものなどを含めると、15種類ほどありました。
一覧にあるものは、今現在使用できる状態のものです。
ここは薬局か? と思えるほど、たくさんありますね。
なんだか、消毒マニアのようです。
いや、消毒ヲタクです。
ドーバーパストリーゼ77
兵庫県の酒蔵が出している消毒液です。
成分の発酵アルコールが、日本酒の製造工程と同じように作られています。
特徴的な成分として、茶葉カテキンが含まれています。
購入した理由は、子どものメイク道具の消毒として利用するためです。目や口などにつける筆を洗浄するので、ブラシクレンザーを検討していたのですが、扱いづらいのと、スプレー式のものはデパコスブランドにあっても金額が高いこともあり、汎用性のあるこちらを選びました。
食品に直接吹きかけることができるので、安心して利用できます。
普通のアルコール除菌スプレー
これは、ガソリンスタンドで景品としてもらっったものです。
床に吹き付けるのに、使えると思ってましたが、アルコールによる床材やワックスに、変質させる可能性が大きいので、却下です。
自宅に届くAmazonの箱に吹き付けるのに使おうと思っています。
車のシートに、ファブリーズ代わりに使えそうです。
UYEKIインフクリン 抗ウィルス加工スプレー
吹き付けるだけで、1週間効果持続と謳われています。こちらは、いただきものです。
どんな仕組みで、そんなことができるのか。
成分を調べると、界面活性剤とコーティング剤で構成されていました。
厚生労働省のHPで、界面活性剤による抗ウィルス効果が認められていることを、実験結果といっしょに公開されています。
厚生労働省 新型コロナウイルスの消毒・除菌方法について↓
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/syoudoku_00001.html
ただ、界面活性剤であればなんでもいいか、というわけではなさそうで、種類によって、効果のないものもあるようです。
こちらの主成分である陰イオン系ナトリウム塩は、こちらに該当するのか、判別つかなかったのですが、製品化されているということは、効果があるとみなして良さそうです。
ただ、費用を考えると、マイペットで代用できそうなので、実際に購入するかどうかは、見送りにしました。
ヤングシーブスハンドクリアジェル
こちらもいただきものです。
非売品なので、検討に含めるかどうか、悩んだのですが、とにかく、正しい香りがして、そこがお気に入りだったので、紹介します。
アロマ関係の有名ブランドで、資格者でないと購入できない代物です。
とかく、アルコールは刺激臭がすごくて、手指も荒れることから、気持ち的にいいものではないのですが、こちらを利用すると、逆に心が癒やされます。
とにかく、香りがいい。
しかし、香りの良さが強くでている、ということは、アルコール度数が低い可能性があります。
抗ウィルスの効果があるか、となれば、あまり期待できないものかもしれません。
Island margarita PocketBac anti-bacterial hand gel
こちらも、いただきものです。
「anti-bacteria」と書かれているように、殺菌はできるかもしれないが、抗ウィルスには期待できないでしょう。
しかし、かばんの取っ手や、ベルトに通せるなど、気軽に持ち運べる形状に高感度大です。
ゲラン アベイユロイヤルハンドクリアジェル
実は、これもいただきもの。
購入すると、一つ3,000円以上するものです。
実際に、つけてみると、香りにうるさいデパコスブランドとは思えないほどの、アルコール臭がします。
濃度は、十分にあるようです。実際にゲランのHPでは、60%以上と書かれています。
しかし、ここで、終わらせないところが、泣く子も黙る「ゲラン」です。
アルコールで皮膚を痛めつけても、ブランドが誇る保湿成分が含まれており、手荒れ改善も試みるという、画期的な手指用消毒ジェルなのです。
化粧品にも使われる殺菌作用のある成分も入っており、自分たちの技術で消毒液を作っているところに、先の酒造メーカー(ドーパー酒造)の心意気に通じるものがあって、高感度大です。
ま、日常使いにするには、高価ですが、こちらのブランドの平均金額からみたら、お安くなっています。
オサジ ハンドリフレッシャー
緊急事態宣言が最初に出た頃に購入したものです。
すぐに、欠品になっていたものですが、その直前に幸運にも購入できました。
成分をみると、非常に簡素な構成になっていますが、使用感がベタベタしてしまい、あまり使い勝手がよくなかったのが残念です。
おそらく、エタノールの次にくる「プロパンジオール」というグリセリンの一種の使用量が多いためかもしれません。
アルコール濃度も、60%を切って、58.5%なので、抗ウイルスとしては、あまり期待できないものになっています。
ピュレル ゴージョーIHS-N
いろいろと検討した結果、私のファイナルアンサーは、こちらの「ゴージョーIHS-N」になりました。
ジェル状で、子どもの目に噴霧されずにすむ。
アルコール濃度が、厚生労働省が奨励している濃度に匹敵している。
使用感がベタつかず、かつ、手が乾く様子もない。
なんといっても、私の大好きなポータブル感が満載であること。
Amazondで、ついでにショルダーケースも購入。
これで、イベントの際、どこでも、手指消毒ができます。
まずは、しっかりと抗ウイルスの効果がでるものを選ぶ
先の厚生労働省のホームページによると、アルコール濃度が70%〜95%のエタノールを手指に刷り込むことを推奨されています。しかし、まともにアルコールを皮膚に塗りたくると、あっというまにボロボロになっていまいます。
この、効果と保湿のバランスが完璧にクリアできたもの。
それが、「ピュレルのゴージョーIHS-N」でした。
そして、対物に対する消毒液では、「ドーパーパストリーゼ77」が70%オーバーで、要件をクリアしています。
界面活性剤は、あくまで消毒液の代替として使用することになります。
やっと結論でました。
基本、使わないですむようにする。が一番です。
しかし、感染対策で使用するときは、しっかりと効果のあるものをたっぷりつけることが、大切です。
さて、選考に落ちたこれらの、濃度の薄い消毒液たち。どうやって消費するか。
使いみちは、これから考えます。