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税理士資格を持たない決断をしたわけ

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経理の資格を突き詰めていくと、その先は「税理士資格」があります。

会計事務所では、税理士資格を取得するよう上から言われるところもあります。

こんな私も、もれなく税理士を夢みて頑張った時期もありました。

しかし、えいやっ!と止める決断をしたのです。

理由は、簡単です。向かないことに気づいたからです。

理論ミニテスト用紙に、条文を書いていつも目に触れるよう持ち歩いていました。

目次

「税理士先生」を夢見ていたあの頃

私が経理の世界に入ったのは、20代後半。

それから、約8年間、財団法人の経理を担ってきました。

経理の面白さにハマった経緯は、セルフマガジンに書かせていただいています。

セルフマガジン「経理戦略会議 エピソード0」(送料無料)

 

そして、税理士資格取得に苦労して行き着いた結論も、書いています。

資格取得に最適な時期はいつでしょうか

 

私が税理士になろうと思ったのは、財団法人の経理が楽しかったからです。

楽しいと言っても、結構大変で、会計監査が始まると、胃が痛くなることもあったほどです。

この時の会計士や税理士の先生方が、資料に付箋をバシバシ貼って、

「こちらの数字の根拠は」といったことを聞かれることがあります。

その時の資格者が異様にかっこよく見えたので、自分もなれたらいいなと思ったのが最初でした。

こうして、会計事務所に転職して、会計人として精進して行ったのですが、次第に考えが変わっていきました。

現実を知ったのです。

資格者の現実を知る

当初私が見ていた税理士先生は、財団法人の会計監査として仕事をしていました。

しかし、ほとんどの税理士先生は、中小企業の税務申告を請け負って仕事をしています。

その派生で、経理指導もするわけですが、会計ソフトの使い方を教える程度です。

税理士の仕事は、税務申告を代理で行えること。これが主な仕事です。

税務に関係ないところで、かっこよく会計監査をするのは、全体の数パーセントに過ぎません。

 

私は、会計事務所で税務を叩き込まれ、税理士科目を取得することを求められました。
小さな子供を育てながら、将来の自分を夢見て頑張ったのです。

しかし、体調を崩して断念した経緯があります。

実際に、お客様のところに行って、痛感するのが、経理担当者のレベルで、会社の成長が止まってしまう現実があると言うことです。

そして、会計事務所では、経理技能を育てるほどの時間的余裕がなく、とにかく決算を締めて申告するだけでも手一杯だったのです。

ここまでして、税務申告にこだわる必要があるのだろうかと、疑問を抱き始めたのです。

小さな子供を抱えてまで、頑張れるのは、よほど自分に合ったものでないと、無理が効きません。
私が体調を崩したのは、おそらく、向いていなかったのだと思います。

こういった経緯で、私は、税理士資格を取得することを、やめたのです。

経理・会計リテラシーの高い会社が成長しやすい

どんな会社も、最初は1期目があります。

個人事業主から法人になったケースや、子会社として暖簾分けしたケース。
または、共同出資者が出し合って会社を設立した場合もあるでしょう。

経理にとって、1期から3期までの3年間が、軌道に乗せる重要な時期です。

この時に、正しい会社の経理を身につけていった会社は、その先もいいサイクルを回していくことができます。

なぜだか、経理が正しいと、会社も正しい方向に発展していきます。

鉄道の線路が経理だとすれば、その上を走る機関車が会社経営です。

保線がしっかりされている線路の上を、機関車がスピードを出して走ることができるように、経理がしっかりしていれば、経営も迷わずに進められるようです。

 

税務は、利益を出して税金を納められるようになって、初めて真価を発揮します。

その前段階として、きちんと利益を出すために必要な基礎を身につける必要があるのです。

・「経理・会計リテラシー」を上げること。

・簿記の仕組みを知っておくこと
(経営者の方なら、仕訳を切る必要はありませんが)。

この2点をお伝えするとき、税務申告をしながらだと、会計事務所がやりやすいように、誘導してしまうのも事実です。

本当は、税理士資格があった方が、信頼も箔も付くので、取得したほうがよかったでしょう。

しかし、会社の中まで入って行かないと、本当の意味での経理業務全般のアドバイスは難しいのです。

税理士資格を持った経理を、一定期間バックオフィスに抱えるコストも高くなります。

コストの負担をかけずに、経理体制を軌道に乗せるには、税理士と経理の役割を明確に分けることだと思いつきました。

税務申告は、税理士先生にしっかりお任せして、back officeのことは、しっかり土台を作って差し上げる。

会社にとっても安心材料が増えて、喜ばれるのではないか。

そんな思いもあって、今、経理の分野に特化して仕事をしています。

経理スタートアップ支援プログラム

ひとり社長のための簿記超入門セミナー

資格試験勉強の時間を、お客様のためのより幅広い勉強に時間を費やす。

私の人生残り時間は、ここに掛けていこうと思った所存です。

=編集後記=

【昨日のできごと】

午前中に、個別相談。午後からNPO法人関連の仕事で役所周り。
税務署では、定額減税説明会が行われ、駐車場が満車でした。

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この記事を書いた人

個人事業主・中小企業教務効率コンサルタント。Notionアンバサダー。「一緒に未来を見る伴走者」として小さな会社や個人事業主の方をフォロー|職種を超えて参加できるバックオフィス構築|オールインワンアプリ「Notion」を使った経理ノウハウなどのオンラインセミナーを開催|ほぼ毎日更新ブログ「経理戦略会議」管理人。メルマガ50代からのひとり仕事を毎日配信。

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