青春時代は、何に熱中していましたか?
50代を迎えると、学生時代に熱中したことが、思いも寄らない宝物になっていることに気づきます。
とにかく、若い頃からのアウトプットに全力尽くした経験が、その後の人生を支えてくれるのです。
なぜ、上手い人は強いのか
今日は、地元のヨットクラブで、月例レースが行われました。
あまり練習していないこともあり、レースでは、運営(コース設定したり、スタートとゴールをチェックしたり、トラブル対応など)を担当しました。
普段は、帆走するのに精一杯で、周りの艇でどんな操作をしているのか、見ることが難しいものです。
でも、今日のような、エンジン付きボートで、ゆったりとしているときは、よく観察することができるので、いい勉強になったりします。
ここで、いつも思うこと。
それは、学生時代、セーリングに熱中した人は、いくつになっても操船が上手いということです。
御年、80歳を迎えたばかりのクラブの先輩は、陸の上では年相応(失礼)なのに、セーリングをすると、全く年を感じられないほど、軽やかに帆走するのです。
60代の方も、学生時代勉強よりは海に出て、帆走練習に明け暮れていたという方は、いくつになっても、身のこなしが軽やかです。
実り豊かな老後を迎えている方々をみていると、みんな、10代から20代にかけて、ヨットに明け暮れていた方々ばかりです。
必ずというわけではありませんが、元気な老後を過ごすには、若い頃に勉学を忘れて熱中していた体験がないと、やりたいことも少なくなるのかもしれないなと、思ったのです。
子どものころの初体験が、今に影響与えている
私は、何に熱中していたのかと思い返してみました。
競泳とピアノでした。
競泳は、中学1年まで、スイミングクラブの育成選手コースで、ジュニアオリンピックを目標に、泳ぎ込んでいました。
途中、選手を断念して、指導者の道に進みましたが、まだ成長しきらないうちに、水泳に打ち込んでいた経験は、今でも自分を支えてくれています。
何かを初めてやるとき、取り組み方が、子供の頃から変わらないのです。
- 初めて、水に顔をつけた。
- 初めて、プールに自分から飛び込んだ。
- 初めて、クロールのクイックターンができた。
- 初めて、大台の記録を塗り替えた。
- 初めて、スイミングコーチと大喧嘩した。
- 初めて、日本泳法の教室の門戸をたたいた。
- 初めて、遠征にいった。
数多くの初めてを繰り返してきましたが、当時の着手するときのルーティンが、未だにクセが抜けきれていないのです。
何事も、できないことにチャレンジするのは怖いもの。
でも、スッと自分の感情を消して無になる感覚を得ると、怖く感じていたことが、そうではないとわかる過程を知っているのです。
そして、それが今でも同じで、初めてひとりビジネスをするときも、スッと無になって、とにかく始めてしまう感じが、当時と全く同じなのです。
子供の頃に、多くの初めてを体験しておくと、おとなになっても、初めてのことに怖さを感じずに着手できるようです。
きっと、若い頃の初体験の積み重ねこそ、豊かな人生を支えるのだと思うのです。
子どもたちに体験してほしいこと
子供時代は、結構長いです。
子ども自身に、自分の体験として自覚できるようになるのが、小学校4年生くらいです。
この時期から大学生までの10年以上。この時期に、なにかに熱中する体験をさせてあげたいものです。
とはいえ、親の押しつけでは意味がありません。
ただただ、金銭的にも、時間や環境的にも、フォローすることが、親ができることです。
思いっきり、自分の足で初めての草原を走り回った子どもたちが、その後大人になったとき、自分を支えてくれるのが、「やりきった」という体験です。
「私には、そんな体験がない!!」
大丈夫。肉体が若いだけがこども時代ではありません。
心が子どもと同じワクワク感を持つことができれば、いつからでも熱中する体験ができます。
=編集後記=
【昨日のできごと】
渋谷の天狼院書店で、Notion1ayセミナーをしました。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
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