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妊娠出産の苦しみをそのままにしない方法

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妊娠出産は、女性にとっても、配偶者にとっても、人生を揺るがすものです。

 

※母子手帳を見ると、当時を思い出す。By iPhone 12 mini

 

ライフステージの中で、一番難易度が高いと思われる、「妊娠・出産」。

 

このセンシティブな話題は、なかなか公で語ることが少ないようです。

 

でも、私は、社会と繋がりを持ち続ける人にとって、避けて通れない障壁だと思っています。

ここから始まる子育ては、女性だけの問題ではありません。

 

この大きなライフステージは、私たちに、受容と切り替えが求められるのです。

 

目次

生命の強さを突きつけられる

 

まずは、この件について、個人差があります。

また、決して、妊娠出産が素晴らしいという話ではありません。

違う道を選択された女性にも、通じるところがあると信じています。

 

この年齢になって、自分の経験を含め、たくさんの母たちとの交流の中で、

私が思うことをまとめました。

 

そのことをご了承くださるとありがたいです。

 

 

妊娠をきっかけに、女性は、自分の身体が自分で無くなることに、恐怖を抱き始めます。

 

私の場合、一人目のとき、悪阻が強く、産後の肥立ちも悪かったのです。

仕事に復帰しても、体調が優れず、私は、職場に迷惑をかけました。

 

この体調不良は、今でも体に染み付いているように思えます。

 

何から何まで、思うようにいかず、それなのに、職場から当たり前のように残業も強いられ、

まして、同僚も上司も子供が居らず、理解してもらう環境ではありませんでした。

「実家のお母さんに、面倒を見てもらいなさい。」

と、上司に言われた時、怒りの感情も覚えました。

理由は、夫婦だけで、それも、ほぼワンオペでやり抜くしかなかったからです。

 

何回も思いました。「子供がいなければ、なんとかなったのに。」

 

しかし、家に帰れば、子供も必死に頑張っている姿を目にするわけです。

「私だけじゃないんだ。」

そう思い直して、とにかく、組織の中で、図太く生き抜くことだけ、考えていきました。

 

妊娠、出産、育児、休業からの復帰、長距離通勤、残業・・・。

今思うと、よくやったなと思います。

 

まだ、20代中盤だったので、若かったのもあると思いますが、

その後も、体調不良と闘いながら、組織にしがみついていった記憶しかありません。

 

 

自分だけではない、子供の都合も

 

あと、御多分に洩れず、子供は、よく熱を出します。

比較的、一人目の子供は、比較的丈夫だったのですが、

二人目の子供は、風邪から髄膜炎になったり、

急性腎臓炎になったり、中学生になったら、眼球打撲で、一時片目が見えなくなったり、

それはそれは、バラエティに富む、怪我や病気をしました。

 

この時の私は、今の仕事のきっかけをくれた部署、経理部門に異動しており、

職場の理解もあって、随分と助けられました。

 

一人目と二人目の、職場環境の違いがあまりにも違うことから、子育てしながら働くには、職場環境が第一だと、強く思いました。

 

その後、転職も含め、良き上司や同僚に恵まれ、働き続けることができました。

 

ただ、税理士試験を受けるにあたり、メンタルまで追い込んでしまったことが、唯一の後悔です。

 

究極のデドックス

 

私の例は、悪い例です。

 

ここまで、追い込む必要はありません。

自分にダメ出し続けたのは、過去の自分を否定したかったからだと、今になって気づきました。

 

当時のことを思うと、もっとうまく妊娠出産を乗り越えられたらよかったのに、と思っています。

 

一定期間の休み、身体の変化に波があること、そして、それを上手く乗りこなすこと。

そして、子供は、母親の体内にある、余計なものも一緒に連れて、この世に出てきてくれていること。

 

これを忘れてはいけないと思うのです。

 

それに気づいた三人目の時は、体調をコントロールしながら、ダイエットもしました。

おかげで、産後の肥立ちもよく、比較的体調も良かったように思います。

 

妊娠出産という、人生最大のイベントを迎えることになったら、

ぜひ、大きな波に乗るサーファーだと思って、乗り越えられることを、知っておいてほしいのです。

そして、後悔することがあっても、自分が悪いんだと、責めないでほしいです。

 

あと、ある程度年齢を重ねてくると、また、ホルモンバランスとの戦いが始まります。

更年期です。

女性は、第二次性徴期を迎えた頃から、役目を終えるまで、絶えずホルモンバランスとの、やりくりを強いられています。

 

組織に縛られていると、若い頃は気づきませんが、自分を蔑ろにせざる得ない状況です。

しかし、自分の体は、容赦無く一つの生命体として自己主張をしてくるのです。

 

結局は、自分のことを受容するしかありません。

そのためには、幅広い知識を得ておくこと。頭でっかちになれ、という意味ではありません。

いろんな生き方がある、ということです。

 

そして、テニスや卓球を例えにいうと、フォアハンドで打ち返せないなら、バックハンドで打ち返す。

つまり、切り返して、やりくりできることを知っておいてほしいのです。

 

この人生の大きなイベントは、兎角、女性の心も体も傷をもつことが多いです。

しかし、妊娠出産は、子供だけではなく、母親も生まれ変わることができます。

また、役目を終える時期にくると、今まで乗っていた電車を乗り換える必要が出てきます。

これも、ある意味、生物としての生まれ変わりだと思っています。

 

上手く盾にして、違う道を見つけて、自分を大切にしていただきたいものです。

 

=編集後記=

【昨日のできごと】

自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。

かずこのお気に入り
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今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。

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この記事を書いた人

個人事業主・中小企業教務効率コンサルタント。Notionアンバサダー。「一緒に未来を見る伴走者」として小さな会社や個人事業主の方をフォロー|職種を超えて参加できるバックオフィス構築|オールインワンアプリ「Notion」を使った経理ノウハウなどのオンラインセミナーを開催|ほぼ毎日更新ブログ「経理戦略会議」管理人。メルマガ50代からのひとり仕事を毎日配信。

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