毎年春になると、その病院の周辺にたくさんの桜が咲き乱れます。By iPhone 12 mini
どの業界も、人材不足に悩むうえ、直接人と接触することが難しいなか、日常生活がすすんでいます。
特に、病院のように、接触による感染を絶対に避けるため、
医学生の指導や実習がままならない状況に、危機感をいだくところもあります。
そんな中、SNSを駆使して、成功させた事例があります。
今厳しい中、苦戦を強いられている人にとって参考になると思い、
とある救命救急センターを運営している大学病院の取り組みを紹介します。
ブログ
その病院は、以前からブログをされていました。
更新頻度は、頻繁ではないのですが、新年度の職員紹介や、
夏休み子どもたち対象のドクターヘリ試乗会、研修医説明会などのイベント報告を始め、
先生方の学会の様子や、忘年会など、積極的に外とコミュニケーションを取る様子が書かれていました。
しかし、2年前の新型コロナウイルスにより、すべてが中止になり、
ブログ更新の頻度が少なくなっていったのです。
もちろん、研修医募集など、zoomで行っていたようですが、勝手が違い
思うような活動ができなかったようです。
Twitter、Instagram、You Tube
Twitterは昔からやっていたかもしれませんが、私は把握していませんでした。
そのかわり、Instagramを頻繁に更新され、フォロワー数が多くなったところで、
Instagramライブを数ヶ月に一回されるようになりました。
実は、元々、テレビドラマや映画の医療監修に関わっており、
積極的にマスコミとの関係を築いていたため、一般市民に対する認知度も高かったことが要因でした。
そのドラマのファンは多く、それを見て、将来フライトドクターになりたい子や、フライトナースになりたい女子いたほどです。
実際に、ドラマの主人公にあこがれて、医者になった人もいました。
また、テレビのドキュメンタリー取材にも積極的に受け入れ、自分たちの仕事を、認知してもらう努力は、以前からされていました。
この今までの積み重ねがあったからこそ、今の緊急事態で、広報戦略の方針転換をしても、
それなりの成果が望めたわけです。
クラウドファンディング
極めつけは、クラウドファンディングでした。
救命医の育成は、いくら知識や動画を見て勉強しても、その場で対処できなければ意味がありません。
そのために、実地での実習は、とても大切な学習機会なのです。
しかし、新しい感染症が流行したことで、実習する機会も少なくなったそうです。
そこで、昔から使われていた救命救急のシミュレーターが修理不能となり、
とうとう、学生や研修医の育成ができなくなりました。
そのシミュレーターは超高額であり、いくら大学病院とはいえ、予算がつきません。
そこで、その病院は、クラウドファンディングを始めたのです。
それまでのSNSの活動の成果もあり、また、ファンの多い医療ドラマの俳優が、
Twitterで紹介したこともあり、目標額を締め切り日直前にクリアし、
そして、今、その新しいシミュレーターで、救命医を志す医師たちが勉強をしています。
つまり、SNSだけでうまくいっているように見えても、
実はそれまでの先輩医師たちが築き上げたマスコミとの信頼関係が、功を奏しているのです。
私達場合、無名である上、ツテもありません。
その中で、SNSでのバスりを期待して、無理にフォロワー数を増やしても
思った成果がでないのは、当たり前なのです。
いかに「継続」させるか。
これに尽きると思います。
私も、途絶えそうになるブログ執筆も、意地でも続けることで、
きっと未来に答えが用意されていることを信じる所存です。
=編集後記=
【昨日のできごと】
自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
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