※労いの言葉がないと、経理担当者は旅に出てしまうかもしれませんよ。
年の瀬が迫ってきました。
現場が忙しいと、ついつい自分の大変さに思いを馳せてしまいますが、もちろん、経理も大変な思いで仕事をしています。
なぜか、経理の仕事は、理解されていないように思います。
何をやっているのか、傍から見てもわかりにくいのもあるでしょう。
しかし、経理だって、人間です。ぼやきたい気持ちもありますし、一人涙堪えているのかもしれません。
そして、ほんの少しの労いで、経理担当者の苦労は報われるかもしれません。
よき年末年始を迎えるために、御社で頑張っている経理担当者に向けて、オススメのプランを用意させていただきました。
締切と完成度を挙げてくる
経理担当者が一番嫌がるのが、締切を遅らせることと、不完全な帳票です。
たった一箇所、日付や金額を間違えたため、経理担当者の残業が確定してしまいます。
自分たちが作る帳票の、その先に大変な作業が待っていることを知っておくことです。
想像力を働かせましょう。
自分たちだけ楽することをしない
月末の売上の締めが終わり、ついつい心が晴れやかになって雑談に花が咲いていませんか。
経理は、皆が挙げてきたデータを元に、戦いが始まっているのです。
そんな時、隣の部署から談笑が聞こえてくると、経理担当者はいたたまれない気持ちを懐きます。
仲間はずれのような、そして、嫌われているような、そんな気持ちになっていく経理担当者もいるかもしれません。
ここは、経理が頑張ってくれることに感謝いたしましょう。
部署を超えて、スムーズに業務が進められるよう、自分たちだけが楽な思いをしないことが大切です。
経理担当者からの提案を真摯に聞く
経理担当者からのお願いごとに、真摯に向き合っていますか。
「書類は耳を揃えて、クリップは左側に」
「金額の記載には、必ず円マークを」
「オタクの部署ですが、接待交際費が多いようです。その理由を教えて下さい」
「○月の予実ですが、予算を達成できていません。挽回するプランは立てていますか」
云々カンヌン、耳が痛いですよね。
しかし、ここは、しっかりとその言葉を受け取ってください。
経理はいじわるで言っているわけではありません。社内の数字は、社外に説明する責任があり、そのとりまとめが、会計・経理なのです。
皆さんの仕事が適正に行われているか。社会のルールに沿ってなされているのか。経理は、外部に説明する仕事をしています。
経理が整理してくれるおかげで、みなさんは思いっきり仕事ができるのです。
経理担当者からの要望は、必ず、真摯に受け止めてください。
それに対して、どう対処するかは別の話です。
しかし、できたら、経理からのお願いは、叶えてあげられるような会社であってほしいと思います。
現場と経理の関係が、上手くいっている会社は、大変なことがあっても強く乗り越える力があります。
しかし、経理をなおざりにしてしまっている組織は、内部統制が機能しておらず、目の前に氷山が迫っても気が付かない傾向があります。
よい年の瀬を迎えるために、大掃除とお正月飾りをつける前に、経理担当者に労いの言葉をかけていただけると嬉しいです。
=編集後記=
【昨日のできごと】
週末から月曜日にかけて、オフ。
そろそろ始まる年末大掃除に向けてのタスクチェックなど。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
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