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人を採用するときに、初めてわかる3つのこと

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人を選ぶとは、その人が見せたくないところを、私が受け入れられるのかどうか。

ただ、それだけだと気づきました。

適正あるか、ないか。

組織の理念に共感するか、しないか。

技術、能力、人間力(コミュニケーションスキル)があるかどうか。

それは、単なる表向きの理由にすぎません。

役を射止めた子どもたち

目次

雇われ→ひとりビジネス→チームを組む

人を雇うわけではありません。

私は、あくまで仕事は、ひとりビジネスで進めています。

でも、所属しているNPO法人の役員として、私の業務を手伝ってくれる人を選ぶ機会があり、いままで選ばれる立場だったのが、その逆を味わうことになったのです。

私は、雇われ時代から、いままでいい上司とそうではない上司の違いを、見てきています。

また、いろんなところで、上司力を発揮する方の発信を見て、採用の難しさを垣間見ることがありました。

また、中小企業の社長たちが、採用に苦慮する姿もたくさん見てきました。

採用とは、一言で終わらせない、複雑で難しいものだと、知っていたつもりでした。

でも、いざ、自分が選ぶ立場にたつとなると、今までの方にお断りをして、新しい方にお願いすることが、どれだけ重い仕事であるか、身にしみて実感したのです。

チームで仕事をするということは、チームの構成員が永久にいっしょに居続けることがないという事実も受け入れなければなりません。

そのために、人との関わりの移ろいも、想定した人選びをすることになります。

これが、思ったより、難しいのです。

人選びとは、鏡を選ぶこと

自分にとっての鏡であると同時に、選んだ人にとっての鏡が自分であることを知っておきます。

よく、このひと選びに陥るトラップがあります。

男性が女性を選ぶとき

女性が男性を選ぶとき

同性同士で選ぶとき

それぞれのトラップがありますが、一番多くの失敗を重ねるケースは、男性が女性を選ぶときです。

以前勤めていた専門学校で、頻発したのが、このトラップでした。

問題を多く抱えた女子学生の面接官をたどると、たいてい同じ男性面接官による満点合格した学生だったという話。

「面接試験で、わかんなかったかぁ」

男性はどうしても騙されやすいので、女性同士でよくチェックして欲しいなんて、言われたこともありました。

でも、面接でそこまで見極めるのは、大変むずかしいものです。

そのため、適正テストといった採用試験ツールを活用することになるのです。

でも、結局、人を選ぶということは、自分の欠けているものを知ることに通じます。

選んだ人に失望するときは、この自分とのマッチングが失敗したわけで、相手の責任ではありません。

自分の力不足が露呈しただけの話でもあるわけです。

そこを、しっかりと受け止めることが、ひと選びを通じて、自分を理解することに繋がると考えています。

ひと選びを通じて、鍛えられるもの3つ

ひとりで仕事をしていれば、こんな悩みはなく、超効率性だけを考えて、仕事をしていくことができます。

でも、人といっしょに、なにかを成し遂げることになると、人と組んでミッションを果たすようになります。

このとき、一番に優先させたいのが、共通理解するまでの時間が、一番短い人を選ぶということです。

そのために、自分からの発信も、要領得てしっかりと伝えるようにしないと、人と価値観を共有することは難しいと考えているのです。

アクションプランまで落とし込める発信力

これは、互いに共通理解したうえで業務をするときに、欠かせないものです。

なんとなく、これをやっておいて。とお願いするだけでは、同じ価値観で仕事をしているとは言えません。

こちらの「お願い力」は、文章化したときに、明瞭であるかどうかです。

それを聞いて、即行動に移せるかどうか、そこを意識した発信力を身に着けていきます。

誠実な人であるかどうか、見極める力

これが、よく、「騙された」と叫びたくなる部分でしょう。

能力、技術はもちろんですが、誠実であるかどうかが、なによりも大切なポイントです。

誠実=命令に従うではありません。

そこを間違えてしまうと、いい関係を保つことができなくなってしまいます。

誠実性とは、自分自身が正直でいるかどうかです。

本当は、自分のことなのに、他責にしてしまうのは、自分に対して誠実ではないということになります。

よく「素直」や、「真面目」といった言葉で表現されると思いますが、私は、それは違うかなと考えています。

誠実性が高いとは、自分に対して、得意不得意をよくわかっているということです。

相手にGiveできるものがあるかどうか

最後に、一緒に働くことで、相手に自分の何かをプレゼントできるかどうか、という視点で人を選びましょう、という話です。

つまり、一緒にいて、なにかしてあげたくなるかどうかです。

このとき、気をつけたいのが、相手が社交辞令でいい顔をしているかどうか、見破る必要があるということです。

そのためには、その人がどのようなものに興味を持っているのかどうか、よくリサーチしておくといいでしょう。

また、その人が好きなこと、得意なことが、一緒に仕事をする上で、大きなモチベーションになることがあります。

「ぜひ、君の〇〇で、活躍してほしい」

と、心にない言葉をかけるより、

「君が〇〇に興味あるようだが、私の〇〇もあって、一緒にやっていきましょう」

となれば、相手も受け入れてくれると確信してくれます。

 

採用を始めとした、一緒に仕事をする人を選ぶのは、実は自分が選ばれているということに気づくことから始まります。

ひとりビジネスとは違った、鍛えられる筋肉があるようです。

=編集後記=

【昨日のできごと】

自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。

かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。

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この記事を書いた人

個人事業主・中小企業教務効率コンサルタント。Notionアンバサダー。「一緒に未来を見る伴走者」として小さな会社や個人事業主の方をフォロー|職種を超えて参加できるバックオフィス構築|オールインワンアプリ「Notion」を使った経理ノウハウなどのオンラインセミナーを開催|ほぼ毎日更新ブログ「経理戦略会議」管理人。メルマガ50代からのひとり仕事を毎日配信。

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