「お馬さんに会いに、北海道へ行きたい」
ウマ娘にハマった、私のリアル娘の一言で、弾丸一泊旅行が実現しました。
北海道日高町にある「yogibo ヴェルサイリゾートユファーム」です。
馬は、ただの動物しか認識していなかった私が、エリート教育を受けた彼らから、「コミュニケーション」の真髄を教わりました。
まさかと思われますが、馬たちは、よく人を見ています。
馬カフェとは、このことを言う
まずは、施設の解説をします。
こちらは、競馬で数々の戦歴を戦ってきた馬たちが、余生を過ごす牧場です。
広大な敷地に、馬たちは自由にゆったりとすごしています。
クラウドファンディング、企業のネーミングライツ契約など。
引退したら殺処分される運命だった馬たちが、過ごせるよう資金作りも積極的に行っている「ヴェルサイユリゾートファーム」は、業界でも画期的な活動を展開されています。
そして、カフェが併設されており、裏手のテラス席は、放牧地と隣接しています。
露天にヨギボーが転がっています。とても贅沢な使い方、かつ、正しい利用方法です。
ここで、お茶を頂きながら、馬を愛でます。
猫カフェに行ったことがあるのですが、ここまで、馬の鼻息を聴き放題できるカフェは聞いたことがありません。
とても過ごしやすい気候だったのもあり、馬たちも穏やかな表情をしていました。
私は、今までは、ダートを走り込み、ジョッキーのムチに打たれながら走る競走馬しか知りませんでした。
しかし、彼らは、本来、ゆったりとした動物です。好きなように馬同士でコミュニケーションを取って過ごす姿は、人もこれだけゆったりできたら、どんなに良いだろうと思うのです。
よく人の言葉を聴いている馬たち
馬は、自分たちだけではなく、人とも別け隔てなくコミュニケーションをとります。
生まれ落ちたときから、たくさんの人と関わっていたこと。
現役時代は、調教師やジョッキーとたくさん会話を交わしてきたこと。
そして、レースに勝てるように走れるほど、頭がいいこと。
このように、想像以上に、たくさんの言葉を交わして来たのです。
下手したら、人間以上に人のことをよく見ているのかもしれません。
そう思わせるようなことが、いくつかありました。
・厩舎で朝ごはんを食べる彼らに、「美味しい?」と聞くと、一旦食べるのをやめて、私の顔をピトっと見つめます。(厩舎内の撮影は禁止のため、画像はありません。)
・食後、厩舎の外に顔を出して、話し相手を探しているよう。
こんな彼らに、声をかけると、こちらに視線をまた、ピトっと合わせてきます。
馬だけではありません。
牧場にいる、犬も猫も、尋常ではないコミュ力おばけでした。
私は、犬も猫も、人間の家に飼われている状態しか知りませんでした。
しかし、馬と同じように、自由気ままに暮らす動物たちは、人間に対しても、別け隔てなく接してくれます。
人間なら、選り好みして、接し方を変えるのに、ここにいる動物たちは、そのようなことがありません。
ここの動物たちと触れ合っていると、「ああ、生きていてよかったんだ」と、素直に思えるようになります。
人の声を聴く耳を持つとは
見学にきた人たちと世話するスタッフの会話を、そば耳立てて聴いている馬は、今まで見たことがありませんでした。
太古の昔から、馬と人間との関係は、バディに近いように思えます。
個体差はありますから、穏やかだけな馬ばかりではないでしょう。
しかし、毎日人と接する姿から、人の声を聴く力は、普通の人よりあるのではないかと思うのです。
コミュニケーション力とは、人の声を聴く力なのだと、教えられました。
「話す」より、「聴く」こと。
まずは、そこから、丁寧に再構築していこうと思います。
=編集後記=
【昨日のできごと】
自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
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