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ビジネスとはお粥のようなものである

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ひとりビジネスを始めてみて思うことがあります。

それは、バリバリの仕事≠ひとりビジネスということです。

今までの私の失敗パターンから、ひとりビジネスのいろはを考えてみました。

中華粥は、朝一番にいただきます。

目次

ひとりビジネスを始めてわかったこと

仕事には、3つのタイプがあるようです。

  1. バリバリ高いスキルを提供するエキスパート
  2. トップの意向に沿った答えを出すサポーター
  3. ルーティンを回す原動力

組織の中で働く場合、多くは2または3のケースが多いかと。

かくゆう私も、3ないし2の働き方をしており、1を目指して頑張ってきました。

そして、1になれば独立できると信じておりました。

でも、この方程式は、業界や職種によって変わってきます。

会計の世界では、税理士資格がないと、話になりません。

そこで、私はあることに気づいたのです。

スキルや知識がたくさんあるだけでは仕事にならないということです。

もちろん、サービス提供するのに、スキルや知識は必須です。

でも、できるから仕事が来るわけではないのです。

ここで、新たに覚えることが、ビジネスの基本である「買っていただく」ことなのです。

ひとりビジネスの宣伝を分析してみた

そこで、私は様々な媒体で広告を出しているものや、同じようなひとりビジネスをされている方の発信方法を研究してみました。

これは、ある種、ひとりビジネスの秘伝のタレのようなものです。

もしかしたら、人によってはこれを、有料のメニューとして展開しているかもしれません。

でも、ひとりビジネスを目指す方に、私と一緒に悩んで実行に移していただきたいと思い、ブログに書くことにしました。

ありのままの自分でいること

これが、まずいちばん守るべきものであり、他にない看板になる要素でもあります。

「自分らしさ」

これを、曲げることなく大事にしてこそ、ひとりビジネスです。

しかし、実はこの「自分らしさ」を自分で理解して武器にするまでに、非常に時間がかかります。

理由は簡単です。

今まで、生きるために、自分らしさを歪めてきているからです。

そこそこ人生を生きていると、やりたいことや言いたいことを我慢する場面が多いはずです。

そして、自分らしさを手放すことで、我慢するストレスから逃れることができるので、実は、自分のことを自分が一番理解できなかったりするのです。

ここのステップを飛ばして、いきなり稼ごうとすると、ひとりビジネスを長く続けることが難しくなる場合もあるでしょう。

無理して、苦手な営業をして好まないお客さんと向かい合うことになったりするかもしれません。

また、良しとされているセオリーが、どうしてもできないことがあったりします。

話す声が通らなかったり、話し方が硬いと言われたり、SNSで頑張って無料コンテンツを量産することもできなかったり。

でも、その良くないとされている個性が、別の視点からみたら、強い長所でもあったりします。

部分的にできなくても、人間トータルのバランスが一番なのです。

その指摘出しの表面だけにとらわれず、自分のどこを補強すればいいのか、よく分析することが大切なのです。

私のブログも、「難しい……」と言われることもあります。

ゆえに、ほぼ毎日書いて、いろんなテーマを取り上げてトータルでバランスを取ろうとしています。

別の方法もあるかもしれませんが……。

とにかく、断片的ではなく、総合力で自分らしさを唯一無二の強みに育て上げることが、最初にやることです。

私は、自分を偽って、営業用として優しいふりをするのはやりたくないなぁと思っています。

そうすると、経理は厳しく叱咤激励してほしい、という要望が私のところにくるようになりました。

営業用に優しいフリをして、自分らしさを押し殺してはよくない、という話です。

高級会席料理ではなく、土鍋で炊いたお粥から

自分らしさを崩さないのであれば、今度は提供するメニューで消化のいいものを作りましょう。

私は、はじめは自分のできることしかメニューにしていませんでした。

でも、いきなり会計事務所のプロが行っている経理の手法を、お伝えしようと思っても、それを必要とする人は、ほとんどいませんでした。

そこで、試行錯誤を繰り返して、経理の基本である環境作りから提供することをはじめたのです。

それが、毎月月初に私といっしょに、甘い物をいただきながら、経理する時間を共有しましょうという企画です。

領収書整理茶話会

いきなり、経理の手法ではなく、一定のリズムで経理をする習慣をつけるきっかけになればと思っています。

このように、ひとりビジネスでは、メニューを展開しながら、テストのように繰り返して、自分らしさをわかりやすくするようにしていきます。

始めて食事を口にする人が、いきなり普通のご飯を食べず、お粥から徐々に硬い食事に移行していきます。

まさに、このお粥をつくるようなスタンスで、自分の持っているスキルをわかりやすくするのです。

パッケージに神経を使え

次に、やることは、わかりやすいパッケージを作ることです。

サムネイル、キャッチコピー、商品名に至るすべてです。

初めて商品を知るひとが、人目でどのようなものか、伝わるようにします。

これがないと、なかなか知っていただけないのです。

昔は、これを専門にした職業がありました。

でも、今なら、AIやCanvaといった作画ツールが充実しており、さほど経験がない人でも作れる時代になってきています。

まさに、今は、ひとりビジネスの時代ともいえるでしょう。

子供の頃、よく友達のあだ名を考えるのが上手な友達っていませんでしたか?

とくに、学校の先生のあだ名は秀逸で、たった四文字で、その先生のすべてを体現しているのは、今でも良き思い出になったります。

まさに、自分のメニューにあだ名を考えるのと同じです。

メニューをローンチしたときは、ピンとこなかった方でも、そのネーミングで印象に残り、ふとしたときに思い出していただくこともあったりするわけです。

まじめに商品名を考えるより、友達のあだ名を考えるような、ラフな気持ちでアイディアを出すといいかもしれません。

ビジネスとはお粥のようなものである

ひとりビジネスとは、よりお客さんの立場に近いところで仕事をする強みがあります。

それは、大企業には叶わない強みです。

大企業には、商品力、生産力、資金力、人材力があって、それが強みになります。

でも、消費者のそばに行って購買するよう働きかけることができません。そこで、マスメディアでの宣伝や、小売店でのキャンペーンといった企画をしないと、消費者にちかづけないのです。

逆に、ひとりビジネスは、人海戦術ができないわけですが、身近な存在として、キャラクターを際出せることができます。

この強みを使って、ブログや動画、SNSといった発信をすることができます。

ここから先は、ひとりビジネスの展開になるので、ひとりひとりやることが違ってきます。

でも、ひとりビジネスで成功している人を分析してみて、

  • 自分らしさを潰さない
  • 自信ない人でも、とりかかりやすい工夫
  • イメージが伝わりやすいパッケージ

の3つを外していませんでした。

とはいえ、私自身が完璧にこれらをクリアしているかといえば、そうではないです。

自戒の意味も込めて、そして、私自身がこれからやることのリストアップも兼ねて、ブログにまとめてみました。

きっと、小難しいと思われるかも……。

でも、これが私らしさでもあるので、ま、いいかということで。

=編集後記=

【昨日のできごと】

自宅で娘が作る肉入りラーメンを堪能。
サクッと美味しいご飯を作ってくれるようになりました。

かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。

50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。

 

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この記事を書いた人

個人事業主・中小企業教務効率コンサルタント。Notionアンバサダー。「一緒に未来を見る伴走者」として小さな会社や個人事業主の方をフォロー|職種を超えて参加できるバックオフィス構築|オールインワンアプリ「Notion」を使った経理ノウハウなどのオンラインセミナーを開催|ほぼ毎日更新ブログ「経理戦略会議」管理人。メルマガ50代からのひとり仕事を毎日配信。

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