※100均コスメを取り入れて、メリハリをつけたラインナップ
お子さんにバレエ舞台メイクをやったこと、ありますか?
感染対策のため、今まで先生がやっていたメイクを、各自自分で行う必要がでてきました。
化粧品についてですが、教室の先生が、生徒たちが購入することも考慮していただき、100均で抑えられるものと、譲らないところのメリハリのあるラインナップを考えてくださいました。
父母の会役員として、これは一旦試してみないといけない、と思い、子どもにやる前に、自分の顔でお試しをしてみました。
全行程、1時間かかりました。
舞台メイクの定義
普段メイクと違い、とてつもなく濃いです。
その理由は、舞台上に当たる強い照明に負けない顔をつくることです。
強い光にも飛ばない、目と鼻と口と輪郭が必要です。そのため、個人が持つ骨格に合わせて、色を載せていきます。
決して、変身するだけが舞台メイクではないのです。
メイクの仕方
メイクの順番は以下のとおりです。
① ベース作り
いつもどおりの、お手入れでOK。ただ、ファンデーションではなく、ドーランを利用するので、化粧下地はワセリンでしっかりと皮膚の保護をしてもいいでしょう。
ドーランは、顔の中心にたっぷり付けて、ウレタンパフで軽く叩きながら伸ばします。顔の中心から輪郭へ伸ばすイメージです。
② アイメイク下地(アイホール)とダブルライン
百均のアイブロウパウダー3色セットのもので代用します。一番明るい色をアイホールのベースカラーにします。アイシャドウチップの大きい方にたっぷりつけてアイホールの下地にします。そして、真ん中の中間色をダブルラインとして、同じアイシャドウチップの細い方にたっぷりつけます。
結構色がつかないので、何回も、ラインが一本になるよう気をつけて複数回つけます。
③ アイライナー
まつ毛のすぐ上を一旦ラインを引き、目尻を長めのキャットアイにします。
それをどんどん太くしていき、目をあけても3ミリほどラインが見えるくらい太く引きます。目頭切開ラインも忘れずに。
④ 涙袋とそのライン
先程のセリアのアイブロウパウダーのハイライトと、アイシャドウチップの一番細いところで、涙袋を作ります。そして、そのハイライトの下に、自然な形で涙袋ラインをアイライナーで引きます。
実は、私は自前の古いアイライナーを使ってみたため、インクが乾いていたところを無理やり引いて、ガビガビの涙袋ラインになってしまいました。
⑤ アイシャドウ
このシャドウは、半端なく色が綺麗で、密着度が高いです。百均とは思えない代物なので、これ一つあれば、他がぼやけていても、目元がきれいに見えます。
⑥ 鼻立て
アイブロウパウダーの真ん中の色を、アイシャドウチップの太いところにしっかりつけて、鼻を立てます。眉頭の下から鼻の頭の先まで、一気に引きます。
⑦ アイブロウと眉下
アイブロウパウダーの一番濃い色を使います。
眉下(目尻側)にアイブロウパウダーのハイライトをつけます。
⑧ チーク
リップを代用します。
ほんの少し、パフにつけてよくなじませます。
頬骨にそって、こめかみに向かってつけます。つけ始めは、黒目の下がいいようです。
もし、つけすぎてしまったら、パフについていた残りのドーランでぼかしこめば辻褄があいます。
⑨ 付けまつげ
太いアイラインの上に、目の形にそってつけます。
⑩ リップ
さきほど、チークの代用で使用したリップを紅筆でつけます。
つけたら、ティッシュで抑えて数回つけると、定着度があがります。
実際にやってみたけど
娘のアイラインを使うのを遠慮し、自前の古いものをつかったら、インクが切れていて、涙袋を書いているうちに、かすれて乱れました(笑)。
あと、仕上がりが舞台メイクというより、普段メイクを濃くした状態。
これでは、いけませんな。
アイシャドウを塗ったら、もう一度アイラインを引いた方がよさそうです。
これを、ふだんメイクしない子供たちが自分で頑張るそうです。
もう、頑張れというしかできません。
それにしても、化粧品はピンきりで、金額も大きく違います。
予算を抑えつつ、それでも舞台メイクの品位を落とさないよう考慮した先生は、凄いです。
自分たちのメイクも、すべてデパコスではなく、効果を落とさずメリハリをつけるヒントになったかと思います。
さて、本番当日が、まだ怖いです。もう目をつぶってしまいましょう。
=編集後記=
【昨日のできごと】
自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。
かずこのお気に入り
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今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
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