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更年期障害を隠さず生きていく意義を考える

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「鈴木さん、随分と穏やかになられましたね。」

 

久しぶりに会う娘の先生に、開口一番に言われた言葉です。

不甲斐ない自分を叱咤激励していた時と違い、今は自分のペースで生活しています。

そのおかげなのでしょう。

以前と今、何が異なるかというと、自分の体調に正直になったのです。

ダルければダルい。動けるなら動く。

その体調の波をかい潜って、増えすぎたタスクを捨てる。

これに行き着いてから、消息感に押しつぶされることがなくなったようです。

これに至るまでの、苦悩を回顧してみました。

家がいやになれば、躊躇なく外に出る。どこでも仕事ができるようにすることです。

目次

第6波の流行り病がきっかけ

幸い、私は酷い更年期障害に悩まされているわけではありません。

婦人科の専門家に相談したこともあるのですが、

「あら、あなたは全然大したことないし、まだ若いし」
(エッ、これでも若いと言われてしまうのか!)

と、笑顔で門前払いされたことがあるくらいです。なので、悩みがないといっても過言ではありませんでした。

しかし、今年3月の第6波で新型コロナウィルスに感染してから、3ヶ月間は倦怠感に悩まされたのです。

これを機に、一気に老け込んでしまいました。これで、ますます非活動時間が増えて、家に引きこもるようになったのです。

これではいかんと、再起をかけて自宅近くのジムに通いだしました。

でも、ほどなく第7波が押し寄せて、また、家に引きこもるようになったのです

 

こうして、人生で最大値の体重増加に至るのです。(どのくらい増加したかは、さすがにまだ開示できず。まだ達観できていませんので。)

感染後の後遺症かどうか、不明ですが、よく倦怠感に襲われて、一日中家で寝込む日もあります。

子供の頃から、インフルエンザにかかると、回復期が異様に長く、血圧が上昇せず歩けないことがありました。

体質的に、大きな怪我や病気をしたあと、回復に時間がかかります。それと、年齢的な不調が重なったのかもしれません。

この時期に、無理に引き受けた仕事を、結果的に別の人にお願いしたこともありました。

こうして、自己嫌悪に陥る条件はそろっていったのです。

自分の理想が正しいとは限らない

今までの自分に対するセルフイメージはこうでした。

・元気ハツラツ。馬力で仕事を片付ける。

・何か起こったときは、とっさに一番に行動する。

・成果を上げるための多少の犠牲を厭わない。

・いい意味でも、悪い意味でも、声が大きい。

この仕事のやり方で、功を奏したこともあるし、失敗したこともあります。

それでも、これが、自分のスタイルだと信じていました。

 

しかし、今思うと、幼い頃の親からの期待も背負っていたようにも思えます。

幼少期は、声が小さくて、物静かで何を考えているのかわかない子供だったようです。

ぼんやりしていると、親から「急いでやりなさい、グータラするな」と激がよく飛んできていました。

自分は、欠点だらけな、どうしようのない人間だと刷り込まれてしまったのです。

そして、幼少の頃から続けていた水泳のトレーニングから、コツコツと苦しくても泳ぎ続ける経験がありました。

それもあって、無理だと思っていたことも、まずは乗り越えてしまう癖が身についたと思うのです。

 

しかし、今回の不調から得たことは、自分に残されたエネルギーに、無駄なことで費やせなくなったことです。

残り人生を考えると、周囲からのイメージをせっせと作ることに時間を使うのはもったいないです。

一度、身体からの声に耳を傾ける勇気があるかどうかで、そこを乗り越えることができるのです。

この「身体からの声に耳を傾ける」ことは、とても勇気と時間が必要です。

安心した環境でないと、今まで目をつぶってきた自分の本音に耳を傾けることができません。

そういう意味で、働く場所が、自分に合ったものでないと、できないのです。

隠すのではなく、事例を提示するつもりで

私の場合、ひとり仕事を選んでよかったと思っています。

頂くお仕事の中で、あれ?これは違うなと思ったことは、たとえお金になったとしても、お断りします。

組織に働いていたら、この判断は、自分ではなく組織の都合に合わせるしかありません。

疲れたら、寝てしまう。そして、溜まってしまったタスクは、本当にやる必要があるのか、見直します。

できるのであれば、できた方がいいに決まっています。

でも、できないことを隠して無理して頑張るには、身も心も悲鳴が上がります。

であれば、最終的な目標と、それに沿った仕事を淡々と、できるときにやればいいのです。

 

ネットを探してみても、更年期を超えて活躍されている女性がたくさんいらっしゃいます。しかし、不調を一切見せていないことに、気になります。

やはり、女性特有の不調は、負のイメージなのでしょうか。

私は、自分に正直になれる、素晴らしいきっかけであり、隠すことではないのではと思います。

もしかしたら、まだ、社会が身体の不調を抱えている人に対して、ヤクタタズのレッテルを貼っているのかもしれません。

調子がよくても、悪くても、ITやガジェットの力を借りて、社会に役立てる方法がいくらでもあるはずです。

私は、これからは、その可能性に追求していく所存です。

調子良いとき、悪い時の波をくぐり抜ける、人生のサーファーとして、模索していきます。

私の対処法について、下記の動画で解説しています。よろしかったら、ぜひ。

女性のための心と身体の整え方

=編集後記=

【昨日のできごと】

自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。

かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。

50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。

 

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この記事を書いた人

個人事業主・中小企業教務効率コンサルタント。Notionアンバサダー。「一緒に未来を見る伴走者」として小さな会社や個人事業主の方をフォロー|職種を超えて参加できるバックオフィス構築|オールインワンアプリ「Notion」を使った経理ノウハウなどのオンラインセミナーを開催|ほぼ毎日更新ブログ「経理戦略会議」管理人。メルマガ50代からのひとり仕事を毎日配信。

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