ショートカットキーで「できる人」になれる　Excel術

WindowsのExcel　By iPhone 12 mini

 

無数にあるショートカットキー

 

Excelを始め、ソフトには多数の機能がついています。

単なる表計算といえども、その実力は多岐に渡り、ソフト間のつなぎ目として

絶大な信頼を得てきています。

 

単なる収支を計算するだけ、そんなにたくさんの数字を扱わない。

このような場合は、特に気にならなくなりますが、

毎月同じ帳票を作ったり、件数が膨れ上がってきて入力の量が増大したりすると、

今までのように、ひとつひとつ手で入力することで、時間がいくらあっても足りません。

 

特に、50歳過ぎてのひとり仕事の場合、

だれかに丸投げしてラクすることはできないのです。

また、ひとりで黙々とできたとしても、老体にムチを打つ仕事の仕方は、

ひとつの禁じ手となります。

 

いかんせん、老眼にはきついもの。

また、私は右手が以前のように軽やかに動かせるわけではないので、

ここは、ひとつ知恵を使うべきだと思っています。

 

なぜ、ショートカットキーが使えないのか

 

Excelの本を買って、よく読んでいます。

思い返せば、かつてどうやってExcelを覚えていったのかというと、

作らなければならない帳票を、職場の先輩やExcelに詳しい人に聞きながら、

覚えていったものです。

 

しかし、今はひとりで仕事をしているので、近くに気軽に教えてくれる人はいません。

また、上から「これを作ってくれ」と無茶振りされることもなくなりました。

それゆえ、自分で悩みながらExcelを動かす必要もなくなり、

学習機会も失いつつあります。

 

しかし、困ったときに人に頼むことができません。

また、Excelデータを作る時間を圧倒的に圧縮することで、

自分の時間も生まれるわけです。

つまり、ひとり仕事だからこそ、Excelのショートカットキーは、使うべきなのです。

 

まずは3つのショートカットキーだけ使ってみる

 

しかし、まずは何から覚えたらいいのでしょうか。

私は、3つのショートカットキーから始めています。

 

「カット」「コピー」「ペースト」

 

たった、この3つを覚えるだけで、体感的に時間短縮は図られているようで、

なにより、老眼を始めとした体力へのダメージが随分と軽減されています。

 

「コピー」「ペースト」

このように、同じ数字や文字列を、べつのセルに貼り付ける方法です。

「2,270」という数字を下のセルにコピーして、

このように下のセルに貼り付けるときは、

 

「Ctrl」キーと「C」キーを同時に押して、

目的のセルにカーソルを移動させたら、

「Ctrl」キーと「V」キーを同時に押して、貼り付けます。

 

「カット」「ペースト」

セルにある数値を、別のセルに移動させるショートカットキーです。

今回の例では、B列9番の数値を、D列9番に移動させます。

「Ctrl」キーと「X」キーを同時に押して、

「Ctrl」キーと「V」キーを同時に押して、ペーストします。

 

 

これらのように、マウスでコピーアンドペーストするより、

ショートカットキーを、この3種類を覚えておくことで、

時間短縮ができてきます。

 

 

その他に、たくさんのショートカットキーがあります。

まずは、それらを覚えることより、この「コピーアンドペースト」「カットアンドペースト」を抑えておきましょう。

あとは、必要に応じて、関数やピポットテーブルを活用していくといいでしょう。

 

まずは、この3種のショートカットキーをためしていただければ。