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保育園児と仕事 子育て期のタスク管理

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保育園児を見ながら、仕事をするとき、タスク進捗が思うように行かないことがあります。

あるというか、多すぎるように思えたり。

これは、大人がすべてコントロールできる環境と、子どもの事情で状況が変わる環境の違いからきています。

このようなとき、今までのタスク管理だと無理があります。

では、対処方法はあるのでしょうか。

長い階段を少しずつ上がれば、目標は達成できます。

目次

大人のタスク管理、子どものタスク管理

子どもが生まれる前、仕事に集中できて、当たり前だと思っていました。

ところが、子どもが家族として家にいるようになると、全くもってそうは行かなくなる現状がきます。

大人の思い通りに行かないのが、子育てです。そのような状況が続く中、仕事に復帰すると、かつての仕事の仕方が通用しなくなることに驚愕します。

これは、今まで「大人のタスク管理」でクリアできたことが、突如でてきた「子どものタスク管理」を、無理やり並行させているためです。

この状況に、まずは理解した上で、対策をしましょう。

ただし、今までのような対策の仕方では、子どもは納得してくれません。

ここは一旦、今までの価値観を捨てて、新たな目線で立て直すことになります。

実は、子どもだけではない、母のタスク管理

まず、子どもが小さい時は、在宅でお仕事をされている方が多いかと。

家にいるなら、落ち着いて子育てもできて、仕事もできるのではと思うかもしれません。しかし、残念ながら、子どもタスクをクリアする大変さは、計り知れないのです。

乳飲み子を家にいる間、母親は子どもにつきっきりになります。

睡眠時間も、大幅に削られます。

そして、何よりも忘れがちになるのが、母体の回復にも、時間がかかるということです。

私の場合、第一子出産後の回復に、ほぼ1年時間がかかっています。

これだけ、母も子も、事情が絡まった上、個人差も加味すれば、誰一人、同じ状況にならないのは、おわかりかと思います。

このような環境で、子どもが生まれる前のタスク管理術は、ほぼ通用しないと思っていたほうがいいでしょう。

まとまった時間を望むのは、無理です。

保育園に元気に通ってもらえるのも束の間。あっという間に病気をもらってきて、仕事できない状態になったりします。

このような環境で、まとまった時間を望むのは、あきらめるしかありません。

ふっと湧いてでてきたスキマ時間をみつけて、それに合わせたタスクを組み入れていくしかないのです。

今までのタスク管理を、5分から10分と30分でできるタスクに、分けてみましょう。

そして、一度にタスクを進捗させるのではなく、薄く焼いたミルフィーユの革を重ねるように、タスクの重ね塗りを積み上げていくのです。

子どもがいなければ、1時間でできたことを、タスクの細分化で5日にかけて消化していきます。

これを、わたしは「タスクの長期スパン管理」「タスクのミルフィーユ」と呼んでいます。

まずは「母」、そして「子」。あとはタスク断捨離を

次に、1日の中、そして1週間スパンで、予め予定を組み入れましょう。

まずは、母の睡眠時間です。7時間以上は欲しいものです。もし、この時期、睡眠時間を削ったら、その後に大きな病気になるきっかけになるリスクが高くなります。

次に、子どもの予定を入れてみましょう。保育園の送り迎え。習い事の送迎。また、乳幼児の場合は、一緒にいる間は、ほぼ1日がつぶれます。

まずは、現状を見える化にしてみます。

1週間単位では、タスクを入れない日、そして、母親の身体のメンテナンスを予定してしまいます。

そうしたら、空いている時間帯が、仕事のタスクを入れる場所です。

さて、どのくらい入れられますか?

ほぼ、入れられない事実を目の当たりにするはずです。

ここで、タスクの断捨離をしましょう。

やらなくていいもの、家事のアウトソーシング(家族の誰か、または業者)。

仕事のタスクでも、本当に自分がやるべきことなのか、再考します。

もしかしたら、仕事を変える選択もあるかもしれません。

そして、所要時間の圧縮が叶えられるか、検討しましょう。つまり、業務の効率化です。

 

こうして、自分の1日を、見直してみれば、子どもの都合も加味したタスク管理ができるようになるかもしれません。

 

あと、大事にしていただきたいのが、自分の未来への予定もブッキングすることです。

1年後に旅行に行きたい。来年の夏に資格試験を受けたい。など。

日々の忙しさに、自分の将来に夢見ることを忘れてしまいます。

でも、これだけ大変な状況なのに、仕事を続ける意味は、自分自身の将来を守るためでもあるのです。

その夢を、長いスパンに置き換えて、毎日1分でもいいから、近づけるタスクを入れて見てください。

目の前の大変さに、気持ちが持っていかれてしまいますが、この未来の予定が、それを防いでくれます。

 

なによりも、いちばん大事なのは、「できなかった」「残念」「どうしてもできない」というネガティブな感情を、なるべく捨てるようにします。

薄く塗り重ねるような、タスク管理にしていけば、できたことが見えるので、前進した気持ちになります。

 

こちらの動画にて、タスクの細分化と断捨離について、ワークしながら解説しています。

家事育児仕事のパラレルワールドを渡り歩くタスク管理術

大変な日々を、小さな喜びが見つかりやすくしたタスク管理。ぜひ、試してみてください。

=編集後記=

【昨日のできごと】

自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。

かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。

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この記事を書いた人

個人事業主・中小企業教務効率コンサルタント。Notionアンバサダー。「一緒に未来を見る伴走者」として小さな会社や個人事業主の方をフォロー|職種を超えて参加できるバックオフィス構築|オールインワンアプリ「Notion」を使った経理ノウハウなどのオンラインセミナーを開催|ほぼ毎日更新ブログ「経理戦略会議」管理人。メルマガ50代からのひとり仕事を毎日配信。

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