自然環境を守るボランティアの方の作品 By iPhone 12 mini
ひとり仕事は、自分の技術と時間を、売上につなげるよう、日々考えて働いています。
そして、今は、「自分の好きを仕事にする」と言われているように、
遊びと仕事の境目がない働き方をする人も増えてきました。
その中で、ひとり仕事のボランティアは、売上につながらない働きになります。
これは、ひとり仕事として、やっていいことなのでしょうか。
タダ働きで搾取されるリスクがある労働者
海外では、「ボランティア」の文化が根づいており、寄付も当たり前の行為で行われています。
アメリカ発祥のPTAも、そのような文化から生まれたもので、対価をもらわず、自分ができる役務を提供するのは、当然のこととされています。
しかし、日本でのボランティアは、「奉仕活動」と訳されます。
丁稚奉公など、言葉のイメージから「修行」の意味合いが濃くなっています。
このように、今の日本では、労働者のタダ働き的な意味合いが強いため、「ボランティア」と聞いても、
対価を得て働く身としては、なるべく避けたいと思うのが心情です。
タダ働きとボランティアの違い
では、逆に、タダで働いてもらったとき、どうでしょう。
「タダより高いものはない」「タダでやってもらったら、なにかお返しをしなければ。」
このように、タダで優しくしてもらった時は、非常に緊張するので、人との距離感を、どう測ればいいのか、
わからなくなります。
しかし、それは、ただサービスを無料にしているだけであって、本当のタダ働きなのです。
この働き方は、ひとり仕事をする者は、避けなければなりません。
一番に生活を守る必要があるからです。
ところが、ボランティアとなると、全くもって意味が変わってきます。
ボランティアには、意志があって初めて成り立つものです。
・子どもたちの笑顔のために、イベントの手伝いをする。
・被災して困っている人の役に立つために、サポートに入る。
・地域のために、自治会の仕事を引き受ける。
などなど。
必ず、ボランティアには、働く意味を持って行われています。
これが、タダ働きとボランティアの違いなのです。
ひとり仕事でGiverになる指針を決めておこう
ボランティアの効果は、実は好意を受ける人はもちろん、意志を持って関わる人にもあります。
それは、社会に関わっている実感、目の間で人が喜ぶ姿、必要とされている充足感、自由な発想で解決できる充実感は、
ボランティアをする人の心に、おおきな充足感を得ることができるのです。
ひとり仕事で、対価を得る場合、
困っている人がいて、自分が得意とする技術で新しい価値を提供します。
ボランティアも、同じように困っている人に役務を提供していますが、そこから、新しい価値が生まれる可能性があるのです。
ボランティアは、究極のGiverです。見返りを求めず、ひたすら人のために、価値を提供し続けます。
一番気をつけなければならないのが、搾取だけされることでしょう。
本来のボランティアには、双方に利益がもたらされるのですから。
ひとり仕事のボランティアには、必ず、自分にとっても、得られるものがあるかどうか、よく検討しましょう。
Give&Takeな関係ではなく、互いにGiverになれることを、選択できるよう、自分軸を見失わないのが、大切です。
=編集後記=
【昨日のできごと】
自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
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