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夏休みの宿題 子どものタスク管理術 Notionでどこまでできるか

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※iPad Pro11インチを使って、お勉強(去年)By iPhone 12 mini

 

夏休みになりました。

夏休みの宿題を、どうクリアすればいいのか、毎年親の悩みです。

ここで、Notionのデータベースを活用した夏休みタスク管理を考えてみました。

小学生のお子様でも使用できるように、基本的機能をクリックだけで作る方法を考えてみました。

 

ただ、お子様の性格によって、この管理術が向き不向きがあります。

それは、親御さんが観察していただき、塩梅を調節していただければと思います。

 

目次

まず、学校から配られた夏休み宿題一覧を確認しよう

 

学校から配付されている「夏休みのしおり」

これは、基本的に紙ベースの情報になります。

これを、Notion上のデジタルデータに、入力するところから、準備が始まります。

 

学年や地域によって、宿題の内容は異なるでしょう。

ですが、大まかなタイプは、共通していると思われますので、

ここでは、タイプごとに一つの事例にしていくことにします。

 

以下のように、学校の宿題をわけます。

・ドリルタイプ

ドリルやワークを、決められたページをこなして行く形です。

・作品づくり

ポスターや、工作など。材料を仕入れて、一つの作品に仕上げるものです。

・自由研究

夏休みの期間、一つの事象を観察続けて、変化を記録するタスクです。

または、実験タイプも含まれます。

・読書感想文

課題図書を選択し、読了後、作文を書くタスクです。

 

紙に書かれた「夏休みのしおり」から、まずは、Notionに書き込むところから始めます。

 

Notionデータベースを作る

 

では、Notionを立ち上げます。

一応、お子様が小さい場合は、親御さんのアカウントで使います。

ただ、お子様が自分のデバイスをお持ちの場合、ぜひ、お子様のアカウントを作るようにしましょう。

完成後、親御さんとシェアできれば、お子さんの進捗を、随時確認できるようになります。

お子さんが、チェックできなくても、1日の終りに親子で

「ここまでできたね」と褒め合う時間にするのもいいかもしれません。

こうして、自分のものという意識が芽生え、自主的にタスク管理ができるようになる(はず)です。

 

全部で2つのデータベースを作ります。

宿題の全容をまとめたデータベースと、

 

タスクを細分化したデータベース。

この2つを作ります。

 

早速、ページを一つ作ります。

ちなみに、見本にあげている例は、英語表記になっているので、ご了承ください。

名前は、自由です。

そして、データベースの「テーブル」をクリックします。

テーブルを選択すると、既存のデータベースが右側に表示されます。

新しいデータベースを作るので、「+New database」を選択します。

 

まず、最初にフォーマットを作りましょう。

データベースの一番上、空”name”の列右端にカーソルを持ってくると、中を開くことができます。

 

では、早速「夏休みのしおり」から転記していきます。

これだけは、手で打っていくことになります。

プロパティを作成していきます。

 

宿題のタイプをわけておきます。(セレクト)

 

宿題の内容の詳細を記入できるようにします。(テキスト)

 

あとは、宿題を完了させる予定を入力できるようにします。(Date)

 

基本的な枠は、これくらいにしておきます。

 

ここから、タスクを入力していきます。

最終形は、このような形に。

ちなみに、プロパティのDateは、カレンダー設定の”End date”をONにすると、

このように期間を設定することができます。

そして、このデータベースは、カレンダー表示をすることで、締切の認識がしやすくなります。

New viewに「カレンダー」と名前をつけました。

これで、自分のタスクを俯瞰してチェックすることができます。

 

タスクを細かく落とし込む

 

よくある「予定をスケジュール帳に買いたら、なんだかできたように思える」

このような、錯覚を持たないようにするには、タスクを細分化していく必要があります。

今度は、細かいタスク用のデータベースを作成します。

今度は、”Board”を選択します。

また、新しいデータベースを作成します。

すると、このように、付箋のような見え方で、データベースを作ることができます。

既に、ステータスという進捗管理用のプロパティがデフォルトに表示されていますので、そのままとします。

最初に、フォーマットを決めます。

・ステータス(進捗)

・着手予定日(Date)

・完了日(Last edition time)これは、最終更新日が表示されるプロパティです。

・内容(テキスト)

以上のプロパティを設定します。このステータスのタグの名前を変更することができます。

赤矢印をクリックすると、

タグの表示名や色を変更することができます。

 

次に、「夏休みタスク管理」とリレーションをとります。

新しくプロパティを設定します。Relationを選択します。

さきほど、作ったデータベース「夏休みタスク管理」をクリック。

 

”Add Relation”をクリックします。

すると、このように、「夏休みタスク管理」のデータベースとリレーション連携がとれるようになりました。

 

それぞれの宿題にやるべきことを、細分化していく作業は、子どもにとって難しいですが、

親子で一緒に、何をしようかと考える機会になります。

ただ、お子さんによっては、苦痛に思うケースもあります。どちらかというと、めんどくさがる場合が多いでしょう。

その時は、臨機応変に、親御さんが設定してあげるようにしてください。

 

見本ですが、このようなイメージで出来上がります。

データベースの中に、テキストでメモを記入することができます。

このように、材料をピックして、チェックボックスで購入完了チェックも入れることができます。

 

進捗管理をビューの追加でカレンダー形式に表示することもできます。

そのままだと、何も表示させることができないので、詳細を設定します。

表示させたいものを選択します。

今回は、予定日を表示させてみます。

いい感じに表示できました。

 

このように、設定しておくことで、宿題の目的とタスクを両方管理することができるのです。

例えば、「算数ドリル1番」を選択し、リレーションの「さんすうドリル」をクリックすると、

そもそも、この宿題の範囲はどこまでだろうと、かんたんに確認することができるのです。

 

こうして見ると、子どもの夏休みの宿題は、高度なタスク処理をしていくのだと分かります。

これを、毎年親の身も心も悩まされ、8月31日までに仕上げるあの、怒涛の日々は、なるべくしてなっているのだと。

よく、小さな子どもたちは、これをこなしていると思うと、着手してやろうとすることだけでも、褒めてあげたくなります。

 

これは、ほんの一例です。

Notionでタスク管理しようとするなら、ここまでが妥当かと思います。

実際、このブログのためにやってみたのですが、大変ですね。

子どもにこれを管理させるには、負荷が大きすぎるように思います。

 

もしかしたら、もっと簡単にできる方法があるかもしれませんし、

宿題を親がやってしまうという思い切った決断もあってもいいかもしれません。

まずは、タスクの細分化をやってみて、いかにお子様が大変なことをやるのか、

身を持って知るのにやって見る価値はありそうです。

 

=編集後記=

【昨日のできごと】

今回から引き継いだ法人税確定申告書。一から必要なところに数字を埋め込む作業を開始。
思いの外、大変。でも、来年への業務効率化のアイディアが生まれてきます。

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この記事を書いた人

個人事業主・中小企業教務効率コンサルタント。Notionアンバサダー。「一緒に未来を見る伴走者」として小さな会社や個人事業主の方をフォロー|職種を超えて参加できるバックオフィス構築|オールインワンアプリ「Notion」を使った経理ノウハウなどのオンラインセミナーを開催|ほぼ毎日更新ブログ「経理戦略会議」管理人。メルマガ50代からのひとり仕事を毎日配信。

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