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成功する経営者がもつ3つのこと

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その会社の経営者が成功するかどうか、見分ける方法があるのでしょうか。

私の経験では、その会社の経理担当者を知ることから始めていました。

忠実な下僕ではなく、れきっとした神様です。

目次

成功する経営者の定義

いい経営者=成功している経営者という公式はありません。

短期的に成功したとしても、継続できているかは別物だからです。

ここでいう「成功する経営者」とは、息の長い、周囲に信頼を集めた経営を実現させている方のことを言います。

大きな売上、規模の拡大、知名度の高さは、瞬間速度は早ければ達成する経営者は数多くいらっしゃいます。

しかし、最後に勝つのは、コツコツと信頼と実績を重ねてきた人なのです。

いずれにせよ、このコツコツ型の経営をしている会社は、結果的に規模も大きくなり、知名度も高くなっていきます。

成功する経営者とは、小さな一歩を大切に、継続し続けた人のことを言うのです。

成功する経営者がやっていたこと

前職で、多くの経営者の方にお会いすることが多かったのですが、いい経営者の方は、次のような傾向がありました。

  • いい経理担当者がそばについている。
  • 家族そろって、経営を支えようとしている。
  • 同業他社のつながりを形にしている。

このように、人とのつながりを財産として捉えていた点が顕著に見ることができます。

経理担当者

俗に言う、「金庫番」です。

いい会社には、いい金庫番がついています。もう、これは会社の守り神でもあるのです。

イマイチ伸びしろがない経営者は、会社のお金を自分の資産のように扱う傾向があります。

つまり、会社とプライベートの区別がつかず、気をつけないと会社の資金で社長のプライベートを賄ってしまいます。

このような会社で、事業を成功させているケースは、あまりお目にかかりませんでした。私が知っている範囲での話なので、そうでもないケースもあるでしょう。

本音では、胃を痛める思いをして、金策に走ることもあったとしても、外部の会計事務所や内部の経理担当者に対して、感情をぶつける様子はほとんどありませんでした。

お金のことは、きちんと専門家に託すと、自分にしかできないことに集中できるのかもしれません。いい経営者には、いい経理担当者が長年ついている率も、非常に高いです。

しかし、すべて経理担当者に信頼をしてしまうのは、リスクもあります。

そこは、内部統制を作って社風が崩れないよう、相互に支え合う社風がある会社は、上手く軌道に乗っているようです。

家族の存在が明るい会社

特に、社長の奥様の存在は、とても大きいです。

この立場の方が、非常にバランスのとれているケースは、会社も落ち着いて荒れることはまずありません。

従業員からの声を聞き、経営者である夫を支えることができる女性は、そうそういません。

小さな会社のNo.2的存在になって、経理担当者として役割を担うことが多いのです。

また、それなりの歴史のある会社になると、奥様が会社役員になっているケースもあります。

このときは、役員会に奥様もいらっしゃるわけですが、会議の進行がしやすいよう配慮できる方ですと、その会社の状況も前向きになっていきます。不思議なものです。

同業他社とのつながりを強固にできる

これは、なかなかできることではありません。

同業他社は、言ってみればライバルです。

まして、同じ業界の業種が集まって、互いにWin-Winの関係を構築できる人は、少なくいません。

よくあるのが、同業者団体で一般社団法人を設立して、行政に物言いできるようにするケースです。

よく、地域ごとにある商業団体がありますが、それは、すでに既成で出来上がった団体に属しているだけなので、少し意味合いが違います。

また、ここまで形のあるモノではなくても、困っている同業者に対して、真摯な態度で接することができる経営者は、不思議と自分の会社も上手くまわるようになっていきます。

困っている仲間に、お金を貸すことはせず、あくまでも仕事ができる環境を、よくしていこうとするのは、最終的に自分のビジネスの土壌も良くなることを知っています。

このように、ビジネスで人を蹴落とすのではなく、ビジネス環境を良くすることに尽力を尽くせる人は、人望も集まるので、やはり、会社も軌道に乗っているケースがほとんどです。

自分なりの成功の定義を作ろう

これは、私が今まで見てきた中でのことなので、違うこともあるはずです。

ただ、一つ言えることは、経営者自身が、自分を取り巻く人間関係を大事にしているという点でしょう。

相手を大事にすることは、それなりに難しいものです。ついつい、上手く行かないことを、誰かのせいにしたくなるのも、人間の心情です。

そこを、冷静に、自分の身に起こっていることは、すべて社長である自分が起因であることを知っているからこそ、周囲で助けてくれる人を大事にできます。

もし、自分自身が経営者、またはそれに相当する立場だったら、まずは身の回りの方々に、Giveできるようにしてみましょう。

あくまでも押し付けではなく、相手が欲していることを知った上でのGiveです。

そして、自分の足りないことを補完してくれる人を、身近においておきます。

そうすることで、自然といい空気が流れ、事業も軌道に乗れるようになるでしょう。

いい会社には、いい金庫番がいると言われるのは、ここから来ていると思っています。

 

ひとり仕事も、会社経営者も、同じビジネスをする人です。

従業員いるいないに限らず、大事にできる人たちを、周囲にいる環境を築き上げるようにしていきましょう。

=編集後記=

【昨日のできごと】

自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。

かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。

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この記事を書いた人

個人事業主・中小企業教務効率コンサルタント。Notionアンバサダー。「一緒に未来を見る伴走者」として小さな会社や個人事業主の方をフォロー|職種を超えて参加できるバックオフィス構築|オールインワンアプリ「Notion」を使った経理ノウハウなどのオンラインセミナーを開催|ほぼ毎日更新ブログ「経理戦略会議」管理人。メルマガ50代からのひとり仕事を毎日配信。

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