昼食後のアイスコーヒー。一気に飲んだ後、昼寝するのが一番 By iPhone 12 mini
年齢を重ねてくると、若い頃のように無理が効かなくなってきます。
年寄りの呟きに聞こえるかもしれませんが、
出産・育児をこなす女性として、身体がいかに大切か、身に染みて感じています。
年寄りの知恵は、きっと若い方々にも参考になると信じ、
今、私が実践していることをご紹介いたします。
メンタルとフィジカルは連携されている
今から20年前。まだ若さの勢いがあった頃、ふっと、メンタルが弱った感触を得た時がありました。
元気なはずなのに、やる気が起きない。
同僚と会話しているのに、明るく元気に答えることができない。
仕事のミスが増える。
朝、起きることができない。
これって、いわゆる、メンタル不調というものではないか。
ということで、その日は早退して、家の近所にあるメンタルクリニックに行くことにしたのです。
午後の診療が始まってすぐ、クリニックの受付に勇気を振り絞っていきました。
そうしたら、
「ご予約されていますか?まずは、お電話で予約してください。」
と言われ、門前払いされたのです。
その時は、メンタルクリニックの初診は、予約が必要だと知らず、藁を掴む思いでいったので、
相当なショックを受けました。
このまま家に帰っても、余計拗らせるだろうと思い、やっとの思いで、
いつも子供がお世話になっている、小児科内科クリニックへ。
受付時間ギリギリで、診療を受け付けてくれました。
問診で、アレコレと事情を話し、メンタルクリニックで受け付けてもらえなかったことを話したら、
「ああ。お母さん、これ、風邪ね。お薬出しておくから。」の一言。
どうやら、風邪をひいていたようでした。
薬飲んで、早く休んだら、次の日に復活していました。
メンタルやられたかも、と思ったら、まずは、フィジカルを疑え。
これが、この時からの私の鉄則です。
メンタル不調は恥ずかしいことではない
私は、疲れた時は、ひとりになって、はっきりと「疲れたぁ」と言います。
王様の耳はロバの耳、と切り株に向かって言うのと同じです。
この言葉は、とてもマイナスイメージがあり、口に出してはいけないとも言われています。
まして、お客様の前で「はあ、疲れました。」なんて、いうのは、
「仕事できないんで、そこんとこよろしく。」と言っているようなもので、
決して、悟られてはいけないし、人前でいうものではありません。
しかし、疲れているのに、誤魔化していると、気づかないうちに、自分を追い込んでしまっているのです。
自分に対して、ダブルスタンダードを強いているため、
心と身体が乖離して、本格的なメンタル不調に陥ります。
これだけは、絶対に避けなければなりません。
疲れた時は、しっかりと疲れていることを自覚することです。
どんなに隠しているつもりでも、相手には伝わるものです。
どうせ、伝わるのなら、正直に声を出して、しっかり休む勇気を持つことです。
子育てと仕事の両立が難しくなった時、職場を変えたことで、幾度か難局を乗り越えてきました。
自分のメンタルまで追い込まず、仕事を辞めずに続けてきたことだけは、自信もっています。
しっかり疲れること、しっかり休むこと
仕事を続けるなら、体づくりは必須です。
食事、睡眠、運動。この3つは、最低限、守りましょう。
若いころは、無茶して、寝なかったり、運動不足だったり、食事も適当だったりしますが、
なんとか、リカバリーできます。
しかし、50歳過ぎたら、しっかり疲れて、しっかり休んで、メリハリをつけるようにしたいものです。
そのためには、自分に正直にならないと、できません。
私は、ひとり仕事始めて、通勤がなくなった分、歩数を稼ぐことが難しくなりました。
そこで、これです。
スタンディングデスクの下に、ステッパーを設置して、暇さえあれば、踏んでいます。
自分に正直になるには、時間の余裕を作れるようにしなければなりません。
忙しいと、どうしても自分を後回しにしてしまうからです。
これらを総合的に見て、やはり、50歳からのひとり仕事は、とても理にかなっています。
特に、子育てと仕事に頑張ってきた女性は、体の声をよく聴ける環境が必要です。
自分に合った、心と体のメンテナンス方法を、是非とも、見つけていただければと。
私のYouTubeサブチャンネルでは、「50歳からひとり仕事・心と身体と美容話」として、
常日頃、工夫していることを紹介しています。
よろしければ、ご覧ください。