屋根まで続く本箱と、一冊一冊の本。By iPhone 12 mini
気が重くなる経理。気が滅入る経理。
そのために、ますます後回しにしがちな経理。
本来、経理とは、「経営管理」のために行うものです。
特に、ひとり仕事の場合、リアルタイムに経理をすることで、
自分の参謀になってくれます。
気が重い「経理」から、頼りになる「経営管理の経理」にするには、
ちょっとしたポイントを掴んでおくだけで、生まれ変わるのです。
経理の鉄則は「溜めない」
まず、経理で一番大切なのは、処理を溜めない、滞ることをさせない。
これにつきます。
人間は、お金に対する感情が、本能に近い部分にあるため、臭いものに蓋をしたくなります。
領収書も、置いておけば置いておくほど、不思議と記憶がなくなり、処理する頃には、
「これは、なんだっけ?」と、思い出すことに、時間とエネルギーを割きます。
これが、経理を重苦しくする要因なのです。
領収書、請求書、そういった「お金が動いた証拠」となる紙は、
手にしたら、すぐに手放すようにします。
つまり、手にした瞬間に、すぐに処理をしてしまうのです。
「とりあえず、入れておくファイル」に入れたとしても、
出来るだけ早く、会計ソフトに入力するようにします。
判断しない作業と、考える仕事に分ける
このように、すぐに処理すべきものが大半を占めるのが「経理」です。
日々のお金の動きを、会計ソフトやアプリに、入力するだけで、
全体の50%はクリアできたと思っていただいていいでしょう。
(あくまで、一般論です。)
しかし、時間かけて判断するものもあります。
・サブスクなどの固定費の見直し
・粗利(売上から原価を引いた利益の率)に変化はないか。
・経費に入れた中で、家事費が混じっていないかチェック。
・会計ソフトの銀行残高と、実際の残高に差額がないかチェック。
・取引先の選定や、宣伝広告(ブログやSNSの活動)の戦略など、マーケティング的なもの
・消費税課税事業者になるかどうかの判断
などなど。
経理を通じて出してきた数字をみて、これからの戦略を考える時間は、
月に1日は、確保した方がいいでしょう。
また、確定申告の時期になれば、申告書を作ることも、経理の仕事になります。
この時に、家事費の中で、経費になるものを割合で算定したりします。
これは、「家事按分」といい、年に一回、まとめて経費に入れることがありますが、
これはこれで、手間をかける大きな要因となっています。
これは、経費の中に、家事費が含まれないよう、支出する口座もしっかり分けることで、
面倒な経理を回避することもできるのです。
処理する時、あまり頭を使わずに、さっさと片付けられるよう、
準備することに、早い段階で、時間かけて整備しておくことが、うまくいく秘訣です。
経理タスクを洗い出そう
人によって、経理は千差万別です。
まずは、今自分がやっていることを、タスクとして洗い出して見ましょう。
なるべく、細かく上げていきます。
「経費を会計ソフトに入力する」→「レジで領収書をもらったら、その場でスキャン」
のように、具体的に、自分が行う行動を洗い出します。
この辺りについては、以前ブログでも書かせていただいています。
ここでは、タスクの洗い出しに、Notionを活用した方法を紹介しています。
このように、洗い出したものから、作業(ミクロ的作業)と方針決定(マクロ的視点)と、分けていきます。
作業は、発生した時にすぐに処理できるように、環境を整えます。
このあたりについては、1分の動画で紹介しています。
このように、今から来年の確定申告の準備は、始まっています。
毎日できない時もあるでしょう。
であれば、週に1日、溜まった領収書をスキャンする日を決めておけば、
年に一度、まとめてガッサリとソフトに入力することを考えれば、随分と疲労度は変わっていきます。
来年は、来年の仕事が始まっているわけなので、確定申告にエネルギーを使い果たさないように、したいものです。
というわけで、この1分の「ひとり仕事の経理のコツ」動画の続きを、配信できるよう
Facebookグループを作ることにしました。↓
毎週金曜日、鈴木から経理のコツを配信する内容になっています。
一定数の方が集まり次第、始めますので、よろしければ、お申し込みしていただければ。
=編集後記=
【昨日のできごと】
昨日に引き続き、Zapia Notion Chatworkの連携設定。なんとかできました。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
=おすすめのサービス=
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