ひとり仕事の始め方には、決まりがありません。
「えい!」
これで、飛び込んでしまえばいいのです。
ただし、傾向と対策は必要です。
用意周到な準備はなくてよかった
今流行りのNotionAIに、聞いてみました。
「ひとり仕事の始め方」
答えは次の通り(KazukoAIによる要約)
- ステップ1 目的を明確にする
何を提供する?どのようなサービスを誰に向けて? - ステップ2 関連するスキルを身につける
練習してマスターしましょう。 - ステップ3 ブランディング
ビジネスに適した名前とロゴを作成。HPを作成しましょう。 - ステップ4 オンラインプレゼンス
ウェブサイト、SNS、ブログ等でオンラインプレゼンスを確立
ところで、オンラインプレゼンスって何でしょう。 - ステップ5 マーケティング
ビジネスの宣伝、販売促進して新しいクライアントを獲得するための戦略を。
真に受けてこの通りにすすめていくと、いつまでたってもひとり仕事は始められません。
私は、これらの作業は、ひとり仕事で開業届を出してしまったあとにやればいいと考えています。
理由は、私自身がそうしてきたからです。
まずは、雇われるか、ひとり仕事をするかを選択するとき、もう、開業届を出してしまいましょう。
実際にやってみてわかったことは、走りながらでないと、これらのステップの意味が一切わからなかった点です。
仕事を始める前に、どんなに準備しても、やってみないとわからないことだらけ。
これらのステップは、ひとり仕事をやりながら進めましょう。
自分に何ができて、何が足りないか。
これは、実戦してみないと永久にわかりません。
食べていくための手段だけ考える
とはいえ、無防備に「ひとり仕事」を始める必要はありません。
せめて、食べていける状態であるかどうか、それだけは用意周到に準備しましょう。
よく、「貯金してから」始めようと準備されている方もいらっしゃいます。
年齢が若くて、20代30代であれば、それでもいいと思います。
しかし、もし、40代50代以上であれば、「貯金」は永久にできないと思った方がよいです。
食べていくための仕事をしながら、自分のやりたい「ひとり仕事」を始めてしまうのです。
その際、借入をした方がいいかどうか、それは状況によって良し悪しはあります。
事業には、運転資金が必要です。
俗に言うキャッシュフローです。
ひとり仕事の収入内で、固定費を賄うようにすれば、事業は永久に続けられます。
この「収入内の固定費」を肌感覚でわかるまでに、時間がかかるのです。
下手に、貯金をしてからだと、この理解が先延ばしされていまいます。
そういう意味で、ひとり仕事のわずかな収入で、運転資金を回す、「スモールスタート」が一番失敗しない唯一の方法であることがわかりました。
ここで、食べていくための「雇われフルタイム」+「ひとり仕事」の副業タイプにするのか、
食べていくための「ひとり仕事」+本来の「ひとり仕事」にするのか、
食べていくための「主婦業」+「ひとり仕事」にするか。
これは、人それぞれ、状況それぞれで選択していけばいいでしょう。
ただ、「主婦業」+「ひとり仕事」の場合、今後離婚することを考えているなら、モチベーションは保てますが、そうではない場合、「ひとり仕事」で食べていくための規模に持っていけるかどうか、ご本人の覚悟次第になります。
「雇われフルタイム」+「ひとり仕事」も同様です。
いつまでも副業のままだと、ひとり仕事で食べようとする気力体力が、雇われ仕事に吸い取られるのは必須です。
そういう意味で、食べていくだけの「ひとり仕事」まで持っていくには、気力体力が健全で、前向きな気持を持ち続けるための工夫は、どうしても必要となります。
走りながらひとり仕事の環境を整える順番とは
ひとり仕事における、前向きなモチベーションは、実際にひとり仕事をしながらでないと、持ちづらいものです。
ゆえに、私は、「ひとり仕事」で走りながら、開業準備を固めていくことをおすすめしているのです。
そういう意味で、私は事故で雇われ仕事を辞める選択したおかげで、よかったと思っています。
とはいえ、それなりにやってきたことがあるので、ご紹介します。
① 自分史を振り返る。
50歳すぎてからのひとり仕事です。
今更、新しいものを身に着けても間に合いません。
であれば、今までやってきた中から、仕事にしたいことを選べばいいのです。
まずは、自分がやってきて、他の人がやりづらいことを選択しました。
私にとっては、「経理」でした。
② 大嫌いなものをリストアップ
次にやったことは、今までやってきてお腹いっぱいになっていることを、リストアップします。
つまり、失敗しやすいもの、やっててとてもふゆかいだったこと、すべてです。
私は、Notionにまとめて、その抜粋をプロフィールにアップしています。
「え、ここまで書いてしまっていいの?」
いいのです。これこそ、お客様とのミスマッチを避けることができます。
「ひとり仕事」で一番避けなければならないのは、お客様とのミスマッチです。
③ イメージカラーとブログサイトの開設
次に、WordPressでブログサイトを開設しました。
はい、このブログサイトです。
そこで、とにかく、毎日一定量のブログを更新することにしています。
これだけは、槍がふろうが雹がふろうが、続けることにしています。
そして、YouTubeチャンネルも開設しました。
テキスト、トークの両方で発信することが、ひとり仕事への自覚が一番に芽生えてきます。
これは、本当に効果がありました。
④ オンラインセミナーを告知実施する、メニューをつくる
ここで、やっと、メニューを作ります。
そして、オンラインセミナーも実施してしまいます。
正直、実績もなにもありません。
さきほどの、ブログやYouTubeも、最初はそんな多くの人の目に映ることがありません。
これが、ひとり仕事を始めるのに、一番最適な環境なのです。
あれ?露出しないと仕事にならないのでは?!
そんなことありません。
これぞ、走りながらの「ひとり仕事」の準備なのです。
実践して、テストして、改善を繰り返す
これが、究極のひとり仕事の準備術なのです。
実際に、発信してみて、SNSの反応から、どのような人が興味を示していただけるのか。
渾身のセミナーをやってみたけど、人が集まらない。
では、どのような営業方法を学べばいいのか、テーマを変えた方がいいのか。
ブログを書いてみたけど、自分の推しより、全く違うものに反響があった。
こういった事象から、自分を育てて頂くのが、一番効率のいい「ひとり仕事」の始め方になるのです。
大手のような資金もないし、人手もない。
その中で、「ひとり仕事」で食べていくためには、オンリーワンであることが大切です。
残念ながら、自分自身で、オンリ−ワンなものを明確に、見つけることは皆無と思った方がいいでしょう。
世間様から、自分を育てていただく。
このような気持ちで、とっとと「ひとり仕事」を始めてしまいましょう。
=編集後記=
【昨日のできごと】
自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
=おすすめのサービス=
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