先日、webカメラ用の一眼ミラーレスカメラを中古で購入しました。
今まで、iPhone をwebカメラ代わりに使用していましたが、
いちいち、カメラとしての設定をするのに、面倒になったので、
この際、奮発して、未来への投資をすることにしました。
購入前カメラ店での下調べ
私が、カメラを手にしたのは、約40年前に遡る、中学校の修学旅行のために、
今は亡き、「Kodak」のバカチョンカメラでした。
それ以降は、富士フィルムの「写るんです」で、思い出した頃には、携帯電話カメラの写メで、
済ませておりました。
写真心なるものは皆無な私が、一眼レフカメラを知るようになったのは、
息子が二十歳ごろ、鳥の写真を撮るために購入したカメラでした。
なんの機種だったのか、興味がなく、今はすでに売り払ったとのことでした。
そんな状態で、なぜ、webカメラを充実させる気になったのかというと、
オンライン上の画質が、どうしても良くならず、これでは見る方が見にくいだろうなと思ったからです。
ということで、早速、色々調べて、値段を抑えられる中古で、やってみようと思ったのです。
なんせ、40年ぶりにカメラと向かい合うわけですから、今の機種がどうなのか、よくわかっていません。
MapCameraで一番値段が安かったSONYのα7に決めて、あとは店舗に赴き店員さんに色々聞きながら、
周辺機器を購入していきました。
設定し始めてことの重大さを知る
購入したものは、以下の通りです。
カメラ:SONY α7 ILCE-7
レンズ:SONY SEL35F18F
ACアダプター:SONY AC-PW20
マイクロHDMIからHDMIケーブル:Amazon basics HDMIケーブル 0.9m(タイプAオス-マイクロタイプDオス)ハイスピードHDMI 1.4規格
ビデオキャプチャー:ATEM Mini
SDカード:SunDisk Extreme 64GB
ここまできて、わかる方には、いかに苦労したか想像できるかと思います。
バカチョンカメラから、いきなりここまでくるのに、調べることが多く、時間がかかりました。
まずは、結論。
α7は、古すぎて、パソコンへ認識させることに手間がかかるので、初心者の方にはおすすめしません。
カメラの機種選択は、SONYの場合
にて、動作確認機種を見てから、カメラを選択するべきでした。
このソフトも、Windowsでも、Mac OSでも、対応可能(これも OSバージョンを要確認)であり、
こちらを経由してパソコンに繋げれば、簡単にzoom等のカメラとして認識してくれます。
もし、改めて購入する場合、ちゃんと使える機種を確認することは、必須です。
α7をパソコンにwebカメラとして認識させる方法
では、有為曲折ありましたが、最終形態だけ、見ていただきましょう。
1、まず、カメラを常時稼働できるように、電源ケーブルをつなげる。
こちらは、ACアダプター「SONY AC-PW20」で、電力を供給し続けるようにします。
普通の電池だと、すぐにカメラが寝てしまうので、ACアダプターは必須であることを、店員さんに言われて、購入しました。
2、SDカードを挿入。
新しい機種であれば、パソコンにデータを保存する設定があるので、なくても動かせますが、
α7は、SDカードが入っていないと、そもそも動かない設定になっていたようです。
慌てて、Amazonで購入し、挿入したら、問題なく動きました。
3、Imaging Edge Desktopをダウンロード
こちらでは、α7は、ぎりぎり対応可能でした。こちらについても、店員さんに確認してもらいました。
しかし、このぎりぎりが、本当の意味で最低限ことしかできません。
カメラに写っている液晶の絵は、パソコンに反映させることができません。ただ、露出などやシャッター、録画開始ボタンの操作は可能です。
4、Imaging Edge Desktop用ケーブルとして、カメラに付属でついていたUSBケーブルと、
ビデオキャプチャーとして使用するATEM Mini用のHDMIケーブル、両方を接続する。
ACアダプター含め、ケーブルフル装備です。
まるで、集中治療室にいたときの自分の状態と同じだったので、つい吹き出してしまうほどです。
5、カメラ本体の設定
色々、わからないなか、マニュアルと睨めっこして設定してみたのですが、
うんともすんともいかず、結局、いじった設定を全て初期化しました。
動画モードにダイヤルを合わせて、あとは、購入時のそのままにしています。
いずれ、この辺りも変えていくことになるかもしれませんが、今のところ問題なく使用できています。
あと、液晶画面にて、メニューから入って、パソコンとの接続モードを選択します。
機能が満載のカメラには、たくさんのボタンがあります。まず、メニューボタンがどこにあるのか、探す時間がもったいなかったので、一応、場所だけでも、見ていただければ。
ファインダーの左横に一つあるのが、「メニューボタン」です。
このボタンを押して、「セットアップ4」→「USB接続」→PCリモートにしておきます。
こうすると、パソコンにダウンロードされた「Imaging Edge Desktop」に認識してもらえます。
ちなみに、カメラ本体のメニュー画面は、パソコンに接続されていると本体液晶画面に表示されません。真っ暗になります。
メニューを設定する際は、パソコンと接続しているケーブルを抜いておくことが必要です。
6、カメラとパソコン、ATEM Miniとカメラそしてパソコンを接続するケーブルの入れ方
ケーブルの種類、端子によって、認識しないことがあります。
というか、必ず、ドンピシャで認識させることは難しいでしょう。
なぜなら、パソコン端子にも、データ送受信できるもの、電源供給しかできないもの、種類があるからです。
初心者には、見分けつけるには難しいです。
よって、ここまでやって、うつらない時は、端子の位置を変えて、差し直すことをやってみてください。
ちなみに、私は、
・普段は、MacBook Air M1を、LG HDR WFHDモニターに投影。
・オンライン等の時は、光の具合で、MacBook Airを開いて、デュアルモニターとして、Lenovo24インチモニターを接続。
・そして、カメラ横に、サイドカーで接続したiPad mini 6で、zoom等に写っている自分の顔を写す。
このように、複雑に入り組んでいるので、撮影時と仕事の時と、HDMIケーブルの挿す場所を、変える必要が出てきました。
撮影時は、ATEM MiniとMacBook Airを接続するUSB Type -cケーブルは、MacBook Air本体奥の端子に、デュアルモニターのHDMIを接続しているハブを、手前の端子に接続します。
仕事時は、LGのウルトラワイドモニターからのHDMIケーブルを接続しているハブを、MacBook Airの本体の奥の端子に接続して、電源ケーブルを本体手前の端子に接続しています。
(MacBook Airを閉じて、外部モニターだけで写すには、常時電源を本体に供給する必要があります。)
7、ATEM Miniのケーブルの差し方
正直、ボタンの意味は、スルーしています。
とりあえず、1のセクションに、カメラからのHDMIケーブルを入れています。
白いUSB Type-Cケーブルは、WebCam OUT端子に入れて、MacBook Air本体奥の端子につなげています。
一番右にあるのは、ATEM Mini本体の電源ケーブルです。
8、ここでやっと、Imaging Edge Desktopを起動する。
一番上の「Remote」を起動すると、
嬉しいことに、MacBook Airに、やっと理解してもらえました。
この青く反転しているところを、ダブルクリックします。
はい、お待ちしておりますよ。
これが出たら、カメラは使えるようになります。ちなみに、カメラ本体のレンズカバーを外すこと、電源を入れておくことを忘れると、ここまでできませんので、気をつけてください。
9、ここでzoomを立ち上げてみる。
では、zoomでの操作はどうでしょうか。ビデオ設定画面で、カメラの種類に
「Blackmagic Design_(null),1920×1080_24…」が表示されていますので、それを選択。
やっと、カメラに写りました。
多少の微調整は必要ですが、ここまできたら、なんとななりそうです。
結論、慣れない方は、Imaging Edge Webcamに対応している機種を購入することを切にお勧めします。
ネットでも、その情報しかなく、ここまでくるのに、SONYのカスタマーサービスの方や、カメラの師匠に教えていただいたりしました。
教えていただく情報の意味もわからないところからのスタートでしたが、
今後のオンラインセミナーに、より力が入ること、間違い無いです。
ここで、このような私に、「こんなセミナーをやってほしい」など要望があれば、
こちらまで、お知らせくだされば、嬉しいです。
=編集後記=
【昨日のできごと】
週末から月曜日にかけて、オフ。
そろそろ始まる年末大掃除に向けてのタスクチェックなど。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
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