自己満足が機会損失になるわけ

※おもちゃをひらひらさせても、スルーする猫　By iPhone 12 mini

 

どんなに、猫を可愛がろうとしておもちゃを見せても、

所詮人間の自己満足です。猫は、気分が乗らないとスルーします。

 

自己満足は、自分の気持ちを満たすことができるかもしれませんが、

周囲にとって、ありがた迷惑である可能性が高いのです。

どのように、前向きに頑張ればいいのでしょうか。

 

やる気が自己満足になる要因

 

ひとり仕事を始めたとき、ものすごくやる気に満ち満ちていました。

新しい環境、新しいこと、自分の決断で物事が進められること。

これによって、自分が解き放たれた感覚が、全身に巡ったものです。

 

しかし、しばらく続けていると、「あれ？」と思うことが増えてきます。

やっていることが、自己満足で、雇われ時代とほぼメンタリティーが変わっていないことに気づくのです。

 

おそらく、やる気の方向性が、正しくない場合、このような違和感を感じることがあるのだと思われます。

 

ひたすら自分を棚上げにする

 

このような時、私は、一旦、自分を棚上げすることにしています。

やるべき仕事を手放す、という意味ではなく、自分自身を一旦客観視するために、

世間と同じ並びにおいてみるということです。

 

成功している人と、自分。

たくさんの人から求められている人と、自分。

自分が戦おうとしている環境と、自分。

なりたい自分と、今の自分。

小さかった頃の自分と、今の自分。

 

たくさんの視点から、自分をチェックしていると、

「あれ、やはりズレているようだ。」と気づくことがあるのです。

 

具体的には、

毎朝のMorning Note。ブログやメルマガの配信のネタ。

SNSでの配信内容の精査。

今までの自分の棚卸し（自分史）

普段接する機会がない、職種の方々と交流する。
（私の場合、Notion好きのエンジニアの方々とお話しすることで刺激を受けています。）

そして、クールダウン。

これらを、通して、自分の立ち位置や、やるべきことをチェックするようにしています。

 

それでも、正しい答えが出せるとは限りません。

トライアンドエラー。テストの繰り返し。

もしかしたら、生きていること自体が、トライアンドエラーなのではと思うのです。

 

本当の幸せは、人が喜ぶ顔を見ること

 

行き着くところは、

「人が喜ぶ顔をみることができるかどうか。」が判断基準であることに気づきました。

 

「困った」が「よかった」に変わること。

それが、自分の持っている、今まで培ったもので解決できる。

単純なことなんだと気づいたのです。

 

マーケティングや、ランディングページなど、人に認知してもらう術は、たくさんあります。

SNSでのフォロワー数の増やし方、いいねをたくさんもらうツイート、

YouTubeであれば、チャンネル登録者数が1万人入っているかどうか。

 

確かに、これらは、社会に求められている一つの指針です。

しかし、そこを目的に頑張ってしまうと、本来やるべきことからズレていってしまうと思ったのです。

 

自分に必要なのは、困ったことを解決できてよかったと思っていただけることで、

ただ、発信力をつけることではないのです。

 

発信力は、後からついてくるものです。

ひとり仕事が目指すことは、人が喜ぶ顔を見る。これに特化して、集中すればいいのです。