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営業活動 まずは自分を信じること

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社会人になって初めて買った名刺入れ。経年劣化で、鮮やかな青から、渋み増しましたが、まだ現役です。

 

 

今は、ひとり仕事として、お仕事をするようになりました。

雇われと、ひとり仕事の違いは、仕事を与えられるか、仕事を取るかの違いです。

そして、営業も、会社や組織のために行うのか、自分のためにやるのかの違いもあります。

 

ひとり仕事する上での営業は、自分を売り込むことになるのですが、
どうも、「私って、すごいでしょ。」「みてみてみて。私、こんなことができるの」

といった、私以外の女を見ちゃだめオーラを醸し出すのは、どうも気が引けます。

 

そこで、私は次のように、営業を自己メンタルケアのツールとして、活用することを思いつきました。

 

 

目次

まずは自己棚卸し

 

まずは、自分を商品として、どのようなものなのか、チェックします。

ブランディングとか、セルフプロデュースとか、かっこいい言葉にも言い換えることができますが、

私は、「自己棚卸し」と名づけています。

 

つまり、実際に棚に上がっている私のスキルや、特性、好きなこと、嫌いなこと、キャラクターなどを、
いったん下ろして、床に並べてみるという作業です。

 

棚から下ろして、取捨選択して、ほつれたところを直して、また、陳列棚に戻す作業です。

棚には、今まで放り込まれてきた経験が詰まっています。

これを、一つ一つ、物として扱っている儀式だと、思っていただけるといいかも知れません。

 

この作業を通じて、自分と一体化していた宝を、社会に役立てるものに整えていきます。

自分の中に取り込んだままでは、さあ自分を売り込めと言われても、

「私には、そんなことできない。」「強みなんてない」といった謙遜合戦で、終わってしまうのです。

 

そのために、いったん、自分から切り離して、棚に並べ直していく作業が必要なのです。

自分から切り離しさえすれば、その宝を一番にファンになれるのは、自分になります。

いかに、スキルをつけるか、ではなく、いかにお宝を掘り出すか、でしょうか。

 

こうして、この作業を通して、自分の再発見や自己受容をしていきます。

どちらかというと、売り込みできるものを探すというより、この「自己受容」が主な目的なのです。

 

手法として、ブログを書いたり、実際にメニューを考えたり、する過程が、まさに
自分を認めていく作業と繋がっているので、

営業とは、セルフメンタルケアでもあるのではないかと、思ったりしています。

 

 

相手の困ったをひたすら聞く

 

次に、行うことは、人と会うことです。

 

今は、さまざまな制約があるため、厳しいかも知れませんが、

幸い、ネットを通じた関わりもできるようになりました。

 

SNS等で、自分の存在を知っていただくことも必要ですが、

一番の営業は、相手の話をよく聴く、つまり「傾聴」です。

 

この「傾聴」だけに徹することで、いろんなものが見えてきます。

ついつい、自分を営業したくなるかも知れませんが、

相手の「困った」に対して、自分は何ができるのだろうかと、忖度関係なく考え抜くことが大切です。

 

「自己棚卸し」ができていれば、すぐに必要なことや、できることを見つけることができます。

そして、自分を売り込むことをではなく、自分にできることをひたすら考え抜く姿に、

孤独だった相手は、安心していくことができるのです。

 

例えば、腕時計が壊れて、不安に駆られて近くの時計屋さんに駆け込んだ時、

机に並べられた工具たちで、たちまち時計を直していく姿に、安堵感を得る、あの感じです。

 

そう、棚卸しされた自分という工具を、セレクトして、目の前の困ったを解決する、

あれを、イメージしていただけると嬉しいです。

 

 

ストーリーを提供する

 

最後に、困った今を解決した後の、未来を見せられるか、が大切です。

 

ただ、システムを導入しました、とか

コンサルティングで、これをやってください、とか、

俗にいう、やりっぱなしでは、ひとり仕事の利点を活かすことができないと考えています。

 

「これを導入したら、素敵な未来が見えてくる」

 

この未来への道筋ストーリーを、語ることができたら、こんな素敵なことはありません。

 

なかなか、ここまでくることは難しいですが、

ただ、自分を棚卸しして、人と出会って、話を傾聴するだけでも、十分に営業ができたと思っています。

そして、一緒に考えて作り上げたものが、自然とストーリーを持って、未来を語り出したら、

それが、営業の最終ゴールだと思うのです。

 

 

ひとり仕事を始めたばかりの私です。

なかなか、こうは思っても、上手くいくことが少ないです。

 

まずは、自己棚卸しを通して、自分という商品を市場に出せるようにすること。

売り込みではなく、自分と相手の安心を築き合うことを大切にする。

そして、未来を見せられるようになる。

 

以上3点を、大切に、まずはチャレンジして参ります。

 

=編集後記=

【昨日のできごと】

今回から引き継いだ法人税確定申告書。一から必要なところに数字を埋め込む作業を開始。
思いの外、大変。でも、来年への業務効率化のアイディアが生まれてきます。

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この記事を書いた人

個人事業主・中小企業教務効率コンサルタント。Notionアンバサダー。「一緒に未来を見る伴走者」として小さな会社や個人事業主の方をフォロー|職種を超えて参加できるバックオフィス構築|オールインワンアプリ「Notion」を使った経理ノウハウなどのオンラインセミナーを開催|ほぼ毎日更新ブログ「経理戦略会議」管理人。メルマガ50代からのひとり仕事を毎日配信。

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