パラレルアクションとは、一つの行動にもう一つのタスクを載せてしまうというものです。
右手と左手で、それぞれ違うことをする意味がありますが、
ここでは、電車通勤しながら、メールを一つ書くといったことを指します。
忙しい人なら、自然にやっているかもしれないこのパラレルアクションですが、
これをするために、自分の生活を変えてしまった私のケースをご紹介します。
未来のための仕事で食べていけるようになるには
ひとり仕事を続けていますが、食べていくためには、色んなタイプの仕事をすることもあります。
いきなり、好きなことでお腹いっぱいになる人は、そうそういないと思っています。
ひとり仕事をするには、その仕事をする時間をまずは確保します。
でも、食べるための仕事や、家庭、こどものことなど、大人は大人の事情で、そうは上手く行かないものです。
人に与えられた1日の時間は、24時間です。
この有限資源を、どのように使い倒すかが、ひとり仕事をする人の勝負どころです。
ただ、漫然と過ごすのか。少しでもスキマ時間を見つけたら、即パソコンを開いて仕事をちょっと進めるのか。
この差は後々大きく影響でてきます。
基本、お金で解決できるのは、処理速度の早いパソコン、操作性の高いガジェット、移動が楽になるデイパックなどが限界でしょう。
それ以上の価値を生み出すには、時間の使い方が肝になってくるのです。
そこで、1番効果のでる方法として、私はパラレルアクションを推奨しています。
電車に乗ったら、パソコン、または本を開くことにしています。
この場所にきたら、これをやると決めて、習慣にしてしまえば、案外捗るものです。
ダブルアクションで譲れないものをはっきりさせよう
次に、私が実際にやってきたパラレルアクションをご紹介します。
電車に乗ったら、iPad mini+キーボードでメール返信をする。
以前、私は朝通勤していたとき、iPad miniを使用していました。
朝の混んでいる時間帯だと、大きくノートパソコンを開くことに躊躇します。
そのようなとき、まずは、iPadminiでできることをやります。
ここで肝なのが、モバイルキーボードも一緒に使うという点です。
どうも、画面タップだと、SNSにどっぷり使ってしまいがちです。
でも、キーボードなら、SNSをやる気が不思議を起きてこないので、メール返信やブログのアイディア書きなどのNotionを使った仕事をしています。
空いている時間帯なら、思い切ってノートパソコンを開く
オフピークの時間帯に電車に乗ったときは、私は、思い切ってノートパソコンを膝の上で開きます。
やっぱり、iPad miniより、仕事効率は格段にあがります。
乗車時間が長い短いは関係ありません。たった5分でも座ることができたら、ノートパソコンをまず開きます。
即通信できるように、パソコンのWi-Fiは、カバンのモバイルWi-Fiのいつも起動しておきます。
車の運転をしているとき
この時は、音声で動画を聴きます。
セミナーのアーカイブだったり、オンラインサロンの動画を聴いたりします。
また、オーディオブックを聴くことも。
家事をしながら
家で家事をするときは、もっぱらYou Tubeを収録したときの、アップロードタイムのときにやります。
パソコンが必死に動いているときだけ、家事をすると決めています。
最近、You Tubeを収録していないので、家事もしなくなりました。
でも、家事をしなくても大丈夫なように、家族誰もが家事できるようにしています。
よって、餓死することはありません。
場所とやることを紐づけしておく
このパラレルアクションは、それぞれ違うことをするというよりは、移動しながら、稼働させながら、別のことをするようにしています。
つまり、片方は自動で動いており、もう一つは自分の手でやる仕事をするのです。
私は、立ち寄るカフェによって、やる仕事を変えています。
近所のファミレスに行ったら、ブログを書く。
図書館のパソコン可のデスクに座れたら、新しいセミナーのアイディアを考える。
朝、電車に乗ったら、お昼に配信するメルマガを書く。
このように、場所とやることを決めておくと、何も考えずに仕事に取り掛かることができます。
このパラレルアクションの弱点は、やることを決めていないと、あっという間にパラレルに仕事をするチャンスを失うという点です。
5分、15分、30分、60分と、スキマ時間によってやることを決めるのもありです。
私なら、5分はSNS、15分ならメルマガやブログ執筆、30分なら読書、60分ならブログを最後まで書き切る。
このように決めています。
決めてしまうと、心が楽になってアウトプットにエネルギーを集中させることができるのでおすすめです。
もし、電車の中で眠くなってしまうことがあったら、それは、自分に負荷がかかっていた状態です。
パラレルアクションができる状態であれば、自分は平常運転であり、できなかったら、なにか一つ、アクションを減らすサインとして受け止めます。
トリプルアクションで得た利益
このように、スキマ時間ができたときにやることで、ひとり仕事を続けることができるようになります。
私の場合、継続力とルーティンが強固にできあがってきました。
何も考えなくても、ブログを書くのが当たり前になっているので、実はそれほど負荷がかかっていませせん。
一から毎日書くなら、それは大変なエネルギーがかかります。
でも、習慣化してしまったことで、別の新しいことに脳を使うことができます。
これが、24時間しかない中、ひとり仕事を続けられる大きなポイントなのです。
ルーティン、場所とタスクの紐づけ、ただ何も考えずに遂行できるようにする。
そのための環境づくりであれば、働き方を変えることも選択に入れます。
私は、平日の夕方から夜にかけて、地元の地域活動に参加しています。
土日の殆どが、ヨットセーリングです。
正直、ほとんど時間が詰まっている状態ですが、このパラレルアクションを覚えてから、逆に濃度のある仕事ができるようになりました。
かつては、ブログ書くのに長時間かかっていたのを、今では90分から100分の間で書き上げられるようになりました。
あえて忙しくして、パラレルアクションを上手く利用すれば、人はやりたことができるのです。
みなさんも、この働き方を覚えて、やりたかったことをぜひ、叶えてください。