樹木は、根、幹、枝、葉から構成されています。
人間社会から言えば、大きな組織、大企業みたいなものです。
大樹の智慧。組織だからこその良さがあります。
しかし、大企業病と言われるような、デメリットもあります。
では、ひとり仕事にもメリットがあるのでしょうか。
そうとも言えない難しさがあるのです。
組織のはずが個人商店に見えるケース
私は会計事務所に勤めておりました。
監査担当者と言われる職員が、お客様のところに出向いて、会計データのチェックを行います。
この時、お客様から見たら、会計事務所といえば、家に来てくれる担当者のことを指しています。
組織というより、目の前に会計の面倒を見てくれる担当者個人に、報酬をお支払いしている感情をもつこともあります。
また、こんなケースもあります。
子供の学校に対して、担任の先生が全てであり、背後には管理職を含めた先生方がいらっしゃることは、普段、意識しません。
このように、目の前の担当者が全てであり、背後には組織があることは、あまり考えることはないのです。
これが、通常運転であり、組織が利益を生むために数をこなす際、各個人がうまく機能している事が大前提なのです。
非常事態で機能するのが組織
しかし、その担当者に非常事態が発生したとします。
例えば、私を例にすると、突如交通事故により、巡回に行けなくなったりします。
そういう時、組織は機能します。
この時は、同じチームの上司が采配し、また、入院が長期にわたる事が判明した時は、所内で、担当を再分配しました。
その節は、大変申し訳ないことをしたと思っていますが、逆に、これほど組織で良かったと思ったことはありません。
また、これも極端な例ですが、子供の学校で、担任の先生によるハラスメント等で学校に通えなくなったとします。
その時は、個別対応できる先生に代わってもらう等、校長先生が判断します。
このように、緊急事態になった時こそ、組織の良さが活かされるのです。
また、お客様も、学校に通わせる親も、組織がしっかりしているところに依頼するのです。
組織ゆえのメリットとデメリット
しかし、組織を上手く機能させられないケースもあるのです。
例えば、優秀な人材を失いがちな会社、責任者が正しく判断できず、かえってトロ沼に発展させてしまったケース。
様々な失敗は、組織であっても起きてしまうものです。
本来は、そうならないよう心して取り組む事が必要なのですが、
人間なかなか、自分達に原因があることを認めにくいようにできているようです。
どうして問題が拗れてしまうのか、わからずに、悪化させてしまいます。
そうなると、最初から最後まで、一人で責任が取れるひとり仕事が有益です。
仕事の量も内容も、適正なものであれば、無理することもありません。
大体、合わないことを無理してやると、人は失敗してしまう可能性が高くなりますから、
ひとりで、内容も量もコントロールしながら仕事をすれば、組織でなくても大丈夫という考えもできます。
しかし、いつ何時、人はどうなるかわかりませんから、ひとり仕事もリスクを抱えます。
もう、これは、天に運を任すしかありません。
これらを踏まえて、自分たちはどうするのか。よく、考えておく必要があります。
そのための自分軸であり、発信でもあるのです。
いずれにせよ、丁寧に生きている事が一番です。
自分なら、何ができるのか。ゆっくり考える時間を作ることから、始めてみるといいかもしれません。
=編集後記=
【昨日のできごと】
自宅での仕事。ChatworkとNotionのWebhookの研究など
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
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