私は、Notionで、手持ちのコスメをリスト化しています。コスメの在庫表といえば、イメージつくでしょうか。
店頭では、スマホ代わりに持ち歩いているiPadmini 6で、Notionアプリから確認することができます。
これで、衝動買いを防げるし、同じものを複数買うことも無くなりました。
このように、Notionに出会ってから、仕事からプライベートまで、情報の一元化が可能になり、効率化を図れるようになっています。
「確か、もうなくなっていたはず」という不確かな記憶で買い物をしていた頃は、
購入したコスメをリスト化するアプリを、誰かが作ってくれないかなと、期待するだけでしたが、
Notionを使うようになってから、自分の必要なものを、自分で作ることができるようになりました。
ITリテラシーが低く、プログラミングの知識が一切なくても、視覚的にデータベースを組める、
このNotionは、どんな場所でも、環境でも、パソコンとネット環境があれば、誰でも使うことができます。
今日は、このNotionを活用するべき理由を、建設業の会社を例に整理してみます。
なお、小規模会社の経理部門における連絡ツールとタスク管理をメインにした、オンライン講座を開催します。
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興味のある方は、ぜひ。
Notionの特性① 情報集約
建設業では、たくさんの材料仕入れが発生します。
在庫管理は、どこの会社でも手間暇かかる作業です。
Notionを導入したとき、どのように楽になるのか、在庫表を例に、現場とバックオフィスの連携をみていきましょう。
ここでは、Notionのデータベース機能を利用します。
<バックオフィス>
データベースに、仕入れた在庫を経理で入力します。材料名、仕入先(取引先が少なければタグ付けが便利)、購入単価、個数など。必要な情報を入れます。
帳簿でいれば、在庫表に該当するものです。
これを、仕入先、仕入時期ごとに集計すれば、買掛金の計上額と一致するはずです。
理論上、これを支払データとして活用することもできます。
<現場>
現場で使った材料は、個数を入力します。
同じデータを、スマホやタブレットに、Notionアプリをダウンロードすれば、気軽にチェックすることができます。
月次決算に、締め切れば、期中の在庫を把握することができますし、そのまま年次決算の在庫表として利用することができます。
このように、部署をまたがって、一つの情報リソースを活用することで、無駄な工数が減るとともに、
常に正しい経理処理を行うことができるようになるのです。
Notionの特性② 情報分析
今度は、この積み上げた在庫表を分析していきます。
Notionで、一元管理していることで、それぞれの部署で分析することができるようになります。
現場とバックオフィスで整えた在庫表を、ソートかけたり、合計金額を出してみたりすることが、Notion上で行うことができます。
これによって、仕入単価の変動、仕入先の偏り、在庫数の管理を行うことができるのです。
また、直接現場に関わらない管理職も、現場の様子をリアルタイムで知ることができます。
私は、Notionの一番得意なことは、この「リアルタイム」だと考えています。
現場では、タブレットやスマホで入力確認ができて、バックオフィスでは、データを加工して経理処理をすれば、リアルタイムで、現状把握することができます。
そして、現場に出ていない経営者が、翌月の月次試算表が上がるまで知らなかったことを、
それより前に、リアルタイムでチェックできることが、経営上大きな利点となるのです。
このように、Notionは、他のどのシステムよりも、レスポンスが早いツールと言えるのです。
Notionの特性③ 共有理解、社内文化を育てる
そして、Notionの最大の良さは、「自由に組める」ことです。
最初は、在庫表で始まったNotionですが、利用していくうちに、どんどん新しいデータベースやテキストを集約することができます。
先ほど、説明した通り、特別な知識がなくても、Notionを組むことができるので、
組織や個人によって、全く異なるベージ構成を、誰もが自由に作ることが可能なのです。
これが、Notionの画期的なところです。
世の中には、建設業向けのシステムがたくさんあります。
どれも、すでに完成されたもので、各会社は、その仕組みに合わせて使うことになります。
こうなると、ちょっと痒いところがあっても、諦めるか、お金をかけてオプションをつけることになりますが、プログラミング代、サーバー代もかかっているので、結構な出費になります。
しかし、Notionは、スモールスタートから使うことができます。
そして、自由に自分達の好きなように組めることで、使い勝手がよく、かつ費用が抑えられる利点があるのです。
そして、しばらく使ってみて、本格的に導入が決まった時に、全社利用できるようにすれば、大きな初期費用をかけなくても済むのです。
これも、Notionの利点であり、他のシステムでは叶わない強みでしょう。
規模の小さい、中小企業であれば、最初の導入に最適なのは、経理を始めとしたバックオフィスではないでしょうか。
なぜなら、全社見渡せる部署が、経理部門であり、情報の集約に一番苦慮しているからです。
もし、全社導入となれば、経理担当者がNotionメンテナンス担当として、役割を果たすことで、
現場とバックオフィスの連携も取れるようになります。
最近、日本でのサポートも充実してきているので、安心して利用できます。
まずは、趣味の「在庫表」を作ってみたら、いかがでしょうか。
導入の手順は、こちらを参照してください。↓
自分だけのNotionで、「これって、すごい!」と感動していただけたら、
ぜひ、業務でも導入できるところから、作ってみてください。
そうすれば、職場でも喜ばれ、提案力のある経理として、一目置いてもらえるかもしれません。
=編集後記=
【昨日のできごと】
地元の沼周辺の清掃ボランティアへ。
外来植物の駆除です。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
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