「今度のクリスマスプレゼントは、〇〇のクリスマスコフレがいい!!」
メイクに興味を持たなかった子どもが、最近色々と研究し始めたようです。
中学生の頃は、「絶対にメイクなんてしない!!」と豪語していたのに。
この変わりよう。
人は、どうやら変化し続ける生き物なのかもしれません。
子どもの鮮やかな裏切り
これは、親である私の責任です。
コスメが大好きで、子どもがまだ乳飲み子だった頃から、豪遊しておりました。
未就学児から小学生くらいの時は、同じカウンターに座り、お絵描きをして時間を潰させていました。
とあるカウンターでは、小さなお子様用に絵本まで用意していたほどです。
こうして、親の趣味に突き合わせてきた代償は、それはそれは根強いものになっていきました。
「絶対に、メイクなんてしない!」
はい。そうでしょうね。
本当に悪いことをしたと反省したものです。
でも、好きなことに熱中するのは、悪いことではないはずです。
問題は、親の趣味に付き合わせたことです。
中学生に上がるころには、「メイクなんてしない!」と宣言されたのです。
でも、それからたったの数年後の今。
子どもはドラッグストアコスメには必ず立ち寄り、母親のデパート巡りにも、しれっとついてくるようになりました。
また、「リップ一本なら買ってあげるよ」と言ったら、即予定を変更して親の買い物についてきます。
今、彼女のもっぱらの悩みは
「自分に合ったアイラインをどうしたらいいのか」
です。
この変わりよう。
あまりにも豹変したので、彼女に聞いてみました。
「人ってね。変わる生き物だよ。変わらないのは人じゃないから」
と、しれっと言い切っております。
私は、グーの音もでませんでした。
今思い描いていることが正しいとは限らない
これは、子供だからと片付けていい話ではないと思っています。
大人である私達でも、この「日々変化していく」ことは日常茶飯事なのです。
私が生業としている経理では、この変化は許されるものではありません。
一度決めたルールは、よほどのことがない限り、変更しないのです。
でも、大枠である業務フローを改善する勇気は持って頂きたい。
そう願って、せっせと業務効率のご提案をしています。
今のやり方がベストではないという、疑いの目を持ちながら、積極的に良い方へ選択していくことは、私の中では良しとしています。
(経理担当社の方が翻弄されるのは別です)
これは、人間関係でも同じことが言えます。
ある時期には大変お世話になったけど、数年立てば、縁遠くなるのは、悲しいことではなくで、相手あるいは自分が変化していったと言えるのです。
この私がひとり仕事を選んだ時は、自分でもよく思い切ったなぁと思っています。
かつての自分だったら、絶対にフルタイムで働くことにこだわり続けていました。
それも、求められる業務に自分の得意分野が含まれることに、最大限優先してきました。
よって、通勤時間は後回しにして、通勤+勤務で1日の2/3を溶かしていたものです。
40代まではよかったのです。
でも、年齢とともに、身体も変化していき、長時間通勤+勤務が身体を蝕むようになっていったのです。
そこで、今まで絶対に選択してこなかった「ひとり仕事」「独立」「個人事業主」の道を選びました。
これは、わたしにとって大きな変化でした。
絶対にこうでなくてはいけない。
そんな思い込みは、所詮思い込みであり、正解ではないのです。
逆も然りです。
絶対にひとり仕事が正解とも言えません。
今後どうなるかわかりませんし、今のところはひとり仕事としてやっていますが、ひとりじゃない仕事も始めたりするかもしれません。
一度宣言したけど、前言撤回の勇気はなかなか持てません。
ここは、子どもの自由な言動に見習ってもいいのではないでしょうか。
変動の多い社会です。
こだわるべきもの、臨機応変にするもの。
ここは、自由に決めていいのです。
責任と自己実現の間でやっておくこと
とはいえ、一度始めたものは、責任が伴うのが大人です。
「やっぱりやめちゃいましたぁ」
それはそれで、「あ、そうですか」で済まされますが、
一旦お支払い頂いたもの、またファンなってくれた方に対しては、きちんと責任を示すべきです。
やり続けることを言っているのではなく、方向転換したら、それなりのフォローはきちんとしましょうという話です。
それが怖くて、変化せず惰性で続けるのも、ある意味無責任かなと思っています。
まず、自分自身に対して、裏切り続けているということ。
そして、それによって、助けられる人が助からないということ。
実際に目に見えるわけではないので、あまり気にしないのが普通でしょう。
でも、この私が身を挺して反省しているのが、
- 自分への裏切り
- 私のサービスを利用されている方や、交流して関係が築けた方に対して、私というリソースを提供できない時期があったこと
この2点につきると思うのです。
「ねえねえ、ファンデーションってつけたほうがいい?」
そんな質問をしてくる我が子。
私は、丁寧にファンデーションに頼りすぎる弊害を語って聞かせます。
もし、私が子育て中ということで、子どもに合わせて自分の好きを諦めていたら、この答えを子どもに提示することができなかったなずです。
やっぱり、やりすぎたかなと思ったとしても、好きを好きでいることに胸張っておくことでしょうか。
それが、無駄に大きすぎる変化を防ぐ、唯一の方法なのかもしれません。
=編集後記=
【昨日のできごと】
自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
=おすすめのサービス=
◉「まずは相談」それぞれの困りごとにアドバイスいたします。
◉自分の力でクリアされたい方向け
◉公益法人運営サポート
公益法人運営サポートサイト↓