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仕事だけではないペーパーレス化の極み「Piescore」ピアノ楽譜の新しい形

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最近、ピアノを弾き始めました。

「右手のリハビリにピアノをやります!」と言いつつ、やるやる詐欺で今に至ってしまいましたが、

やっと、やり出しました。

35年ぶりにピアノ弾きを再開したら、やはり楽譜周辺は、様変わりしていました。

 

再開時の状態

 

怪我してから85日目に、ピアノを弾いてみました。

Instagram #今日の初体験(2021年4月)

 

痛みと可動域の減少で、目を瞑っても弾けたハノンが全く弾けなくなりました。

頑張っていたのですが、「今まであれだけ弾けたのに、どうして(涙)」という感情が渦巻いていたため、

ピアノに向かうことも無くなりました。

 

そこで、考えたのです。

「昔の楽譜を使っていたら、当時の怨念も湧いてきて、今と比較してしまうからいけないのでは。」

 

当時頑張っていた頃のスコアには、怨念が溜まっています。

ベートーベン、ピアノソナタ「悲愴」第一楽章

名前からして、負のオーラが漂っています(当時は比較的好きな曲でしたが)。

 

手に持ってみると、この厚み。

当時は、上下巻あったのと、これプラス練習曲とバッハの平均律に、漫画(レッスン待ち時間用)を持ち歩いていたものです。

今思うと、よくやってたなと。

 

 

ということで、新譜を購入することにしたのです。

まっさらな楽譜で明るい曲であれば、気持ちも新たにできるかもしれません。

 

チャイコフスキー作曲バレエ組曲「くるみ割り人形」ピアノソロ版。

作曲家ご本人のアレンジのものを選択しました。

巷で演奏されているのは、このオリジナル版ではありません。しかし、音数も多く難しいので、

音数の少ないオリジナル版を選択しました。

 

やはり、新しい曲はいいものです。

ゆっくりですが、少し弾きこなせるようになったのです。

 

ショパンコンクールの触発されて

 

去年の秋に、4年に一度のショパンコンクールが、ポーランドのワルシャワで行われました。

本来なら、その前の年でしたが、新型コロナの影響で、今年に延長されたのです。

日本から、多数の挑戦者が出てきて、YouTubeで全てリアルライブを配信されていたこともあり、

眠らない日々に、興奮したものです。

ショパンコンクールから得たもの「感情表現」

 

よせばいいのに、「私もエチュード10-1を弾けるようになりたい!」という欲求に駆られました。

動かしにくい右手が一番忙しい曲です。

ここで、スコアを購入しようと近くの楽器店に寄ったのですが、値段が高いので、

ここで、ヤマハの「ぷりんと楽譜」からダウンロードすることにしました。

ヤマハぷりんと楽譜

 

ネット上でポチって、セブンイレブンなどのコンビニコピー機から楽譜を出力する、というものです。

よく流行歌の伴奏譜を手に入れるため、よく利用していました。

 

そして、ダウンロードしたものがこちらです。

A3用紙に2ページが収まっており、それが全部で3枚です。

金額にして、六百円ほどでした。

 

演奏経験のある者として、譜面の空気感が、どうも軽く感じてしまいます。

老舗の出版社「全音」の音符より小さく、見にくい要素がどうしても拭えません。

しかし、コピー用紙だと、マスキングテープで繋げておくことができ、譜めくりが楽になるのが助かります。

 

これを、ピアノに置いたままにしたら、バイエル卒業程度の娘が勝手に練習し始めて、

私より早く弾けるようになってしまいました。

Instagram #今日の初体験(2022年3月)

よりによって、私のピアノより、この娘の投稿にワールドワイドないいねがついたため、

私のテンションはダダ下がりになりました。

 

効率化でペーパーレス化を進める私にピッタリなもの

 

そこで、私はiPadアプリで「Piascore」というものを見つけて、ダウンロードしてみました。

いいなと思ったのは、手持ちの楽譜をPDFスキャンして、電子化できるというところでした。

また、版権フリーの楽譜のダウンロードもできるし、Apple Pencilで書き込みもできるところから、こちらを選択したのです。

 

結論、これによって、モチベーションは上がりました。

なんせ、楽譜に書き込むとは、弾けない時にメモをするのですが、どうしても「怨念」の溜まり場になっていきます。

しかし、「えいやっ」とクリアにすることもできるので、幼少期に抱いた不出来な自分を責める感情を、綺麗さっぱり捨てることができます。

これがいいのです。

 

なんていい時代なのでしょう。

ピアノを練習していた当時は、重い楽譜をカバンに入れて、自転車に乗ってレッスンに行っていたところ、

今では、iPad Pro 12.9一枚あれば、家中のスコアを持ち歩くこともできるのです。

 

この新しいデバイスを手に入れたことで、娘に負けじと、ショパンエチュード10-1にチャレンジできます。

さて、どうなるか。また、皆様にご報告できるようになったら、またネタにすると思います。

 

こちらのついては、YouTubeでも発信しています。

 

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この記事を書いた人

個人事業主・中小企業教務効率コンサルタント。Notionアンバサダー。「一緒に未来を見る伴走者」として小さな会社や個人事業主の方をフォロー|職種を超えて参加できるバックオフィス構築|オールインワンアプリ「Notion」を使った経理ノウハウなどのオンラインセミナーを開催|ほぼ毎日更新ブログ「経理戦略会議」管理人。メルマガ50代からのひとり仕事を毎日配信。

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