スマホを使っている方は、すでにIT音痴とは言えません。
「え、でもパソコン使えない」
「スマホではもっぱらオンラインゲームとLINEしか使わない」
「ドラッグストアのアプリくらいかな」
大丈夫です。もう、あなたはすでにりっぱなITの使い手になっています。
ITわかりません、とはもう言えないのです。
スマートフォンひとつで、遠出ができる時代
すでに、財布という言葉は、死語になる日が近づいています。
かつては、財布ひとつで買い物に出かけられた時代でした。
でも、今は、財布がなくても、一日外で過ごせるようになっています。
首からスマートフォンを下げて、外で過ごしていても、全く困ることがありません。
一人でいても、誰かとコミュニケーションを取り続けることができます。
逆に、スマートフォンがないと、生きていけない私達になっているのです。
今、みなさんのスマートフォンに入っているアプリを見てみましょう。
ちなみに、私のiPhoneには、次のものが入っています。
- モバイルSuica
- 銀行アプリ
- クレジットカードアプリ
- マイナポータル
- 各種店舗のポイントアプリ
- コミュニケーション系アプリ(メール、slack、Discordなど)
- 生体管理アプリ
- iPhoneデフォルトアプリなど
もう、ほぼ財布と連絡の機能しか持たせていません。
このように、スマートフォンにアプリをインストールすることで、自分好みの設計ができて、電子の力で、社会生活を成り立たせることができています。
もう、これが「The IT」なのです。
昭和から平成までは、
「私、IT音痴だから、できないの……」と甘えることが、可愛いと言われていた時代ですが、
今は、「え、パソコンも使えないのに、まだガラケーですか。どうやって、社会生活をしているんですか」
と不思議がられてしまいます。
今、手元にあるそのスマホ。それ自体が、ゴリゴリのITの機器であり、それをカスタマイズして使用している私達は、すでに、ITのスペシャリストと言えるのです。
どうやったら、IT音痴と思わないようになるのか
でも、どうしても「私、IT音痴だから分からないの」と言ってしまう方。
おそらく、それは、本当の意味の「IT」を知らないからだと思うのです。
かつて、ITとは、ゴリゴリのエンジニアのことを指していました。
すみません、ゴリゴリと言われても、ピンと来ませんよね。
コンピュータールームという、パソコンやサーバーが積まれた部屋に籠もって、
日夜、プログラミングを通して、使えるツールを作る人のことを言います。
確かに、その作業をするためには、パソコンを操作するための言語を勉強するなど、専門的な知識と技術がないと、なし得ない仕事でした。
でも、それは、昔の話です。
今は、エンジニアでもない人でも、自分でツールを作れる時代がやってきたのです。
例えば、代表的なものでいえば、iOSのショートカットです。
パソコン=ITだった時代では、Excelの関数、マクロ、RPAといったコードを書くことで、パソコンを自動に動かす機能は、特別なやり方を勉強しないとわかりませんでした。
でも、iPhoneの中で、ショートカットを通じてアプリの稼働を設定できるようになっています。
それも、画面にある「+」ボタンをタップするだけで、なんとなく作れてしまうのが、今のiPhoneなのです。
(すみません、Androidについては、まだ勉強不足な私です)
そもそも、アプリを自由に選べて、ダウンロードして、自分好みのスマートフォンに仕上げられる事自体、かつてのエンジニアが一生懸命にやってきたものと同じです。
昔のIT音痴と言われていたことを、今に置き換えるとこんな感じです。
- アプリを選択することができない
- ダウンロードすることもできない
- LINEで友達とつながることができない
さて、今、IT音痴を自負されている方へ。
もう、IT音痴と自分のことを過小評価していることに、お気づきになられたでしょうか。
これから求められる「生きる」ためのIT力
かつては、足腰を鍛えないと、老後が大変と言われていました。
いまでは、多少足腰が弱っても、安価なロボットが助けてくれるようになっているかもしれません。
逆に、この「IT力」を鍛えておくことが、必須になる時代がやってきます。
今は、すべて、アプリで事が済む時代です。
確定申告だって、アプリでできてしまう時代です。
資産管理も、アクティビティも、コミュニケーションも、すべてアプリで済まさせる時代になったのです。
そのうち、遺言書をアプリで作成して保存する時代がくるのかもしれません。
AIがアプリとして、入れることもできています。
いい感じの文書を作成する優秀なものも、そのうち出てくるでしょう。
すでに、私の部屋は、スマート家電で、音声操作ができるようになっています。
自分にとって、必要なツール、そうではないツールを判別する目も養っていかないといけません。
人に、スマートフォンを預け、アプリ操作まで人に託していると、いつなんどき、搾取されるかもしれません。
他人に財布を預けることはしませんよね。
それと同じです。
もう、「IT音痴」という言葉は、存在していません。
パソコン操作が慣れていない。ただ、それだけなのです。
これから、生きていくのに必要なのが、
「今、どんな便利なアプリがあるのかな」という好奇心。
それだけなのかもしれません。
=編集後記=
【昨日のできごと】
自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
=おすすめのサービス=
◉「まずは相談」それぞれの困りごとにアドバイスいたします。
◉自分の力でクリアされたい方向け
◉公益法人運営サポート
公益法人運営サポートサイト↓