幼い子に旅させよ　大人も日常を手放せよ

子どもの成長は、日常より非日常で感じるもの。

子どもには、旅をさせよです。

子どもの持ち物や行動に、改めて驚愕したわけ

久しぶりに、旅行しています。

子どもと一緒に、親戚宅へ。

準備から移動、そして親戚との再会。そのときの子どもの行動は、

「もう、子供扱いしちゃいけないな」と感じたわけです。

まず、準備。

今までも、自分の荷物のパッキングは自分でさせてきました。

かつては、親がすべて把握しているものたちが、荷物の中にたくさんあったわけですが、今回は、私の知らないものがいくつか入っておりました。

自分で稼いだお金で、自分の身だしなみを整え、洋服も親の好みではなく、自分自身で選んだもので、身を包んでいます。

唯一知っているのは、Notionアンバサダーとしていただいたノベルティのトートバック。

でも、その中に入っているものは、すべて子ども自身が選んで使っているものばかりです。

また、道中の移動でも、子どもではなくもう、大人なんだなと感じることがありました。

• 電車の時間や乗り換え、すべてネットで調べてきた。
• 当初希望していたけど、時間が押していることがわかると、切り替わって代替案を受け入れる。
• 重い荷物は、親に言われなくても自分から持つ。

たった、これだけですが、これらの行動で、ずいぶんと大人になったなと思った次第です。

大人である自分もかつての自分と変わったことを知る

私自身も、変化があったことを自覚しています。

• 化粧品関連のポーチがものすごく小さくなった。
• リュックも小さくなって、身体への負担が少なくなった。
• ガジェット類も、ゴテゴテと持ち歩かなくなった。

たったこれだけですが、ミニマムな自分に変化しており、余計なこだわりを手放せていることに、改めて気が付かされました。

たった数年ですが、以前は大きな荷物だったのが身軽になったことで、もしかしたら若さがなくなったから？と思ったのですが、年相応で、自分のキャパ以上に装備しなくなったのでしょう。

旅行でパッキングするとき、改めて自分のことを振り返ることができたのです。

努力頑張りを手放して、一旦ニュートラルに戻る時間

旅行といいつつ、毎日のルーティンは、続けています。

毎日のメルマガ、平日のブログ更新。これは日々のルーティンになりつつあります。家にいなくても、このルーティンが続けられるように、すでに、ノートパソコンの設定も組み込んでいます。

でも、それ以外の単発のタスクを一旦手放すことで、本当に自分がやるべきことを見つめ直す時間が生まれるのが旅行です。

自宅ではない、よその場所で、違う景色をみながら、日々の雑踏から離れることで、今までやってきたことを振り返ります。

また、いつもは自宅で悶々と考えていたことを、移動中の飛行機の中で考えたら、ものすごく集中できたりします。

• 無理してやろうとしていたことだけど、本当にやる必要があるのか。
• 新しいアイディアが生まれてきて、それを実行するために手放す案件はどれか。

たったこれだけですが、私にとっては絶好のタイミングで、今までのタスクの垢を削ぎ落とすことができました。

もし、移動ばかりの仕事をしていたら、それが日常になってしまい、自分を振り返ることがしなくなるでしょう。

たまの旅行で、強制的に家に縛られたタスクから逃れられることで、いい意味でのリフレッシュができるのです。

 

幼い子に旅をさせよ。

これは、旅をすることで、子どもの成長を客観的に見ることを示しているのだと思います。

大人は旅することで日常を手放せよ。

日常を回すことに余裕を失いがちです。

強制的に、日常を手放すことで、新たな時間が生まれます。

しかし、日々のルーティンは守ること。

日常を手放し過ぎないために、ちょうどいい塩梅を見つけてまいりましょう。