「迷い続けた道のその先に、一筋の光が差し込んできた」
まるで、なにかの小説の冒頭のような書き出しです。
そうなんです。人生みな迷い道。でも、自分を信じて歩き続けた人だけに、
希望の光が見えるのです。
私の場合、迷い道での体験すべてが、今はネタになって楽しくてしょうがありません。
ずっと迷い続け、暫定で生きてきた私
ひとりビジネスを始めてから、散々やってきたことがあります。
それは、自分が歩んできた道を振り返ることです。
まずは、独立したときに、自分のブランドを作るために自分史をつくりました。
誕生から今まで。1年毎にトピックを思い出して、表にするのです。
私は、これをNotionで行いました。
そして、こうして作られた自分史は、私の公式ページのプロフィールに反映されています。
当時流行っていた曲や、オリンピックでフィーバーしたことなど、記録していくと、より当時の記憶が蘇ってきます。
でも、これだけじゃ足りないことが、のちのち気がついたのです。
もし、自分の歴史の中で、自分が俳優としてもう一度演技をするなら、どんなトピックを選ぶのか。
この出来事こそ、ターニングポイントだったり、のちの人生に大きな影響を与えた事件だったりするわけです。
そこに、自分だけの宝物が隠れており、後々美味しいネタとなって再調理されるようになります。
その気付きのきっかけが、毎日のブログ配信の生活でした。
ネタに困ることもあります。そんなとき、過去の自分に頼るのです。
どうせブログに書くなら、おもしろおかしく書けるネタを選びます。
でも、このときに気づくことがあります。
苦しかったことこそ、人にとっては美味しいネタになるということです。
かつては、ろくでもない人生と思っていたのですが、今では、ネタだらけの人生に感謝するほどです。
ひどければひどいほど、調理しがいがあって、美味しい料理に化けます。
これほど、かつての自分に感謝したことはありません。
生きていてよかったと思える瞬間です。
ポンコツ人生は美味しいけど、出し方は気をつけよう
とはいえ、ひどい人生をそのまま発信しても、単なる自己満足に終わってしまいます。
このネタの中で、何が+αになっているのかを、よく見極めるのです。
この+αとは、有益情報のことを言います。
例えば、私の場合。途中で競泳選手を断念したというネタがあります。
ただ、「家庭の事情でやめました」だと、あ、そうですかで終わりです。
でも、
- それまで競泳を頑張ってきたこと
- 泳げるようになってスピードを競えるレベルになると、世界の見え方がどう変化したのか
- 良い指導者と相性の悪い指導者の違いから、指導の難しさを読み解く
- 水着の進化で、実際に泳ぎが変わったのか
など、「競泳選手を辞めた」という素材を、どう切り口を魅せるのか考えることで、不都合な事実が、美味しいネタに生まれ変わるのです。
もし、スポーツの指導に悩んでいる少年団のお父さんなら、スポーツコーチの良し悪しを知ることで、自分のコーチングにも参考になったりします。
極めることで、世界の見え方が変わる話から、なにか熱中している人から共感を得ることだってできます。
このポンコツになってしまった理由から、本当に美味しいネタが隠れていたりします。
ただ、「こんなにダメで失敗が多いんです」だけでは、ただ生の人参をかじるような料理にしかなれません。
発信を通して、メニューを作ろう
自分が飲食店を出していたとしましょう。
失敗という素材から、料理を考えて、美味しいものが出来上がったとします。
ぜひ、それを看板メニューに育ててみましょう。
ちなみに、この美味しいという基準は、自分ではなく、人様の感想が基準となります。
品数が少なくても、メニューができれば、それを連想しやすい店の名前が決まります。
そして、お店の内装や看板ができるようになります。
こうして、構えることができたら、あとはそれを食べに来ていただく方を増やす活動をしていきます。
集客の前に、まずは自分の生きてきた道を振り返りましょう。
自分の失敗から立ち直った話ほど、上手いネタはありません。
もし、メニューが決まったら、それに合う美味しいお酒を仕入れておきましょう。
ただの料理の提供だけではなく、より美味しくするための工夫もしていきましょう。
これが、ひとりビジネスの礎となるのです。
=編集後記=
【昨日のできごと】
自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
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