※体育系だった私が、経理部門に異動した頃。今までのイメージをいい意味で崩され、笑顔が増えました。
当時の私は、体育系でした。
と言っても、なんちゃってスイマー(人より泳げるけど、大したことない)だったし、
動体視力がなく、球技できそうで全然動けないし、
走るのが早そうで、全くもって走れないし。
それでも、体育系でした。
いや、音大と体育大を選択肢に入れて、楽で費用がかからない道を選択した私でした。
その後、心理学系大学に編入して卒業後、体育系指導者の仕事についていました。
しかし、二人目の妊娠出産を機に、畑違いの経理部門に配属されて、多いに困惑した記憶があります。
ところが、その後の経験が、のちの「経理戦略会議」が生まれたきっかけとなっていきます。
経理とは縁遠い私が、どのようにして、経理の可能性に目覚めていったのでしょうか。
経理の道に入ったきっかけ
当時の私は、一人目の子育てと仕事の両立で、随分と苦労していました。
そうしたら、二人目と巡り合い、1年の育児休業を経て、復帰した先が、なんと
「財務部」という部署だったのです。
ここは、財団法人の経理と財務を扱う所で、以前から怖い人が多くて、
目をつけられないようにと言われていた部署です。
財務部から電話が来ると、事務所内が凍ります。そして、周囲から
「なんか、やらかしたか?」と言われ、同情されます。
それほど、厳しい部署でした。
もし、仕事に熱中していたら、この道に入っていなかったでしょう。
人様に指導して、その人がいい方向に変わっていくことが、何よりも自分の天職だと思っていたので、
内示が出てから、銭勘定数えて、いろんな人にあれこれ指示する仕事は、自分に務まるだろうかと
初出勤日の朝まで、不安な日を過ごしていました。
経理を通して体感したこと
まず、大きく分けて3つほど。
世に存在する中で、唯一全ての価値を測ることができるのがお金であること
経理を怒らせない意味が、とてつもなく深いということ。
経理は、組織や事業の心臓であり、血管である、ということ。
現場しか知らない、経理でしか知らない、と視野が定まっていたら、
おそらく、絶対に気が付かなかったと思います。
その後、私は、経理の仕事を続けたいと決意し、会計の世界に入っていきました。
人生で初めて、積極的選択をした瞬間でした。
これからの経理に期待すること
これからの時代は、どんどん技術が発達していきます。
今まで、大掛かりなシステムを組まないと、できなかったことが、
誰でも、工夫次第で、組み上げることができるアプリが出てきたことで、
可能性がグンと広がりました。
ということは、経理の仕事は、経理職人だけのものではなくなってきたのではないでしょうか。
誰もが経理を極めることができ、恩恵を受けることができ、
新たなステージにさえ行けてしまう可能性もある、この経理は、
新しい価値観を得て、この先ますます発展していくと信じています。
私は、一介の経理担当者で、会計職人でした。
それも、将来の夢を諦めて、消極的選択で、生きてきた人間です。
そんな私が、経理という手法によって、自分が変われる可能性を信じることができたのです。
それを、一人でも多くの経理担当者に、経営者に。
規模は関係なく、誰もが、経理の恩恵を受ける驚きと感動を知っていただきたいです。
そうすれば、少しでも社会がよりよく、かつ前向きに、心のサスティナブルを目指せると考えます。
この度、「経理戦略会議エピソード0」と題して、
当時の体験から生まれた、これからの経理の姿についてまとめています。
↓
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=編集後記=
【昨日のできごと】
自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
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