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独立するときの準備は「とりあえず」が良さそう

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独立に向けて、十分な準備で必要なものは、そんなものはそうそうありません。

とりあえず、独立という建物を建てる場所を決めて、足場を組んだら、まずはプレスタートしてしまいましょう。

実は、始める前より、始めたあとのほうが、独立に必要な情報が集まりやすいのです。

とりあえず、足場だけ組んでおけば、あとにつながります。

目次

私の独立は、思いっきり見切り発車でした

独立に向けて、しっかり準備している方とお会いすることが多いです。

資格試験合格→資格者登録→実務研修→開業

とくに、国家試験の場合、独立営業に向けて、工程がしっかりと決められています。

資格試験を通ったあと、独立を目指す方は、準備にかける時間を比較的しっかりとることができます。

ところが、私の場合、そんなことがありませんでした。

ことの勢い、というのでしょうか。

仕事できない時間があったこと、たまたま声をかけてくださった方がいらしたこと。

これで、えいや!!!!と独立してしまったのです。

準備という準備は、一切ありませんでした。

いや、していたとしたら、もし独立することがあれば、この方に相談しようと決めていたくらいです。

走っていくうちに、これは営業をまじめにしないと、食いっぱぐれるなぁと、現実を見るようになりました。

また、雇われていた頃から、機会があれば、独立して働きたいという思いが強かったのもあります。

準備らしい準備といったら、これらの覚悟をするくらいです。

それでも、今でもなんとか、ひとりビジネスとして働き続けることができています。

決められた法律がなければ、勢いで始めるのも、ありなのです。

最初の計画とは随分とかけ離れたビジネスに

実際に、走り出して3年ほど立ちました。

今、あらためてわかったことは、必要な情報は、独立前ではほとんど得ることができなかったということです。

あらかじめ準備できることは、ホームページを開設して、どこかのフリーランスの依頼サイトに登録するくらいです。

働く業種によっては、「ココナラ」や「ランサーズ」といったサイトに登録するのもありです。

しかし、食べていくための報酬を得るのであれば、自分オリジナルの看板で、営業することが1番の近道になるわけです。

どうしても、他と比較されがちなサイトで営業するのは、ある意味難易度が高くなるわけです。

でも、自分だけのサイトで、自分オリジナルのサービスを展開していれば、他と比較されることがないので、独自のメニューで勝負することができます。

こうなれば、その方法をいち早く会得することが、ひとりビジネスでのスタートダッシュに勝つことができるわけです。

実は、このノウハウは、独立前の準備では、なかなか知ることができません。

実際に、営業を始めてみて、初めて知ることがほとんどなのです。

  • 発信を毎日することが、一番の近道→独立後3年でわかってきた。
  • メニューの種類はどうしたらいい?→実際に営業してみないとわからない。
  • そもそも、自分軸ってなんだろう→発信からの反応が、鏡となってくれる。

つまり、看板出して営業してみないと、自分という商品がどのような価値があるのか、わからないのです。

鏡をみないで、メイクをするようなものです。

私は、当初、経理代行やバックオフィスの改善提案を仕事にしようとしていました。

ところが、いざ走り出してみたら、Notionと出会い、経理業務でのNotionの活用で超効率化を果たすことができ、うれしさのあまり、ブログやYouTubeで発信していたら、あれよあれよとNotionアンバサダーになってしまいました。

これは、当初予定していなかったことです。

アンバサダーになるつもりがなかったので、声をかけていただけたらラッキーと思い、軽い気持ちで申請しておりました。

でも、せっかく求めていただけているならば、少し路線変更もしようと決意したのです。

このように、独立したあとのことは、独立前ではわかるはずもないのです。

走りながら考える筋肉を鍛えよう

独立にあたって、なんのために独立なのか、よく考えておくことをおすすめします。

私は、独立の目的を、自分の稼ぎで食べていくことにしています。

その手段として、人より得意だった経理や会計、業務フローの構築が挙げられました。

経理で独立したいのではなく、独立しても食べていくことが私の主軸だったのです。

であれば、メニュー展開もそこまでこだわる必要はないわけです。

このように、走り出してから、方向転換することはありえます。

であれば、独立に必要な技量は、走りながら考える筋肉をつけることではないかと思うのです。

この筋肉は、独立前では絶対に身につけることができません。

独立に必要なことは、独立してからしか鍛えられないのです。

ひとりビジネスを目指そうと思う方。

ぜひ、走り出してしまいましょう。

最低限の装備(ホームページ、メニュー、SNSでの発信)で、とっとと看板を上げてしまいましょう。

しっかり準備しても、その準備が正しくないこともありますから。

=編集後記=

【昨日のできごと】

今回から引き継いだ法人税確定申告書。一から必要なところに数字を埋め込む作業を開始。
思いの外、大変。でも、来年への業務効率化のアイディアが生まれてきます。

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この記事を書いた人

個人事業主・中小企業教務効率コンサルタント。Notionアンバサダー。「一緒に未来を見る伴走者」として小さな会社や個人事業主の方をフォロー|職種を超えて参加できるバックオフィス構築|オールインワンアプリ「Notion」を使った経理ノウハウなどのオンラインセミナーを開催|ほぼ毎日更新ブログ「経理戦略会議」管理人。メルマガ50代からのひとり仕事を毎日配信。

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