独立後は、自己開示と自分の立ち位置を正しく知る力が必要です。
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独立後、色々と活動をしてまいりましたが、
独立前とその後では、まったくもって違う景色がありました。
その違いから、独立後に必要なことを探って見たいと思います。
メールフォルダー
独立後に一番顕著に違いを感じるのが、自分のメールフォルダーでした。
独立前は、いち消費者として、各ブランドのメール会員になったりしていたので、
新商品のリリースニュースや、Amazonからのおすすめ商品案内、
しまいには、推しのファンクラブからの更新案内などが、目白通しです。
雇われ時代は、消費することが癒やしでした。
職場のメールフォルダに、仕事関係のメールが行くので、
個人のプライベートメールのフォルダには、物欲を満たすものに埋め尽くされています。
独立してからは、一応仕事用のフォルダを分けているのですが、
見る端末は、プライベートと共有しています。
以前、楽しみに見ていた営業用メールが、お腹いっぱいになり、
お仕事の依頼のメールをいただくことに喜びを得るようになったのです。
お金が出ていくときは、容易くもらうのですが、
お金をいただくときのものは、そうは簡単にいただけるものではない。
このことから、雇われ時代に申し込んでいたメルマガを、ひたすら解除する作業をする次第です。
アウトプット
会計事務所勤務のとき、税理士先生の代わりに、Q&Aの回答原稿を書かせていただいたことがあります。
一応、説明する文章を書くことに、慣れていたつもりでしたが、
たくさんの方に読んで頂くBlogや、Kindle本を書くようになって、
「わかりやすい」「難しい言葉を使わない」「明快に」を目的とした文章を書くことが、
大きな違和感があったのです。
今では、お陰様で、書くことに慣れてきたつもりですが、
毎日Blogを書くことに、自分を課しているので、もっともっと読まれやすいものを書きたい欲求にかられております。
今まで営業用メルマガを読んで購買意欲を掻き立てられた自分から、
逆の立場に立ったことに気づいたときは、当時の自分には戻れないと思ったものです。
また、アウトプットは、究極のインプットであることに気づいたのも、独立してからです。
以前は、職場の会議に出すレポートなど、限定的な環境にいる人が読むので、一切気にすることがなかったのですが、
Blogを書き始めて、ネタ探しのためにインプットをする必要性に駆られている自分に、
「ああ、私は独立して仕事をしているんだ。」としみじみしているのです。
想像力
あと、究極の違いは、「想像力」です。
「マーケティング」とも言えるし、「分析」とも言えます。
また、「レッドオーシャンとブルーオーシャンの見分け」とも言えますし、
自身のブランディングとも言えます。
自分の思いだけでは、仕事になりません。
自分のできることと、世間で求められていることをかけ合わせて、初めて仕事になるのです。
また、どのように自分を認知していただけるか。
自分のお客様は、どこにいるのか。
そして、お客様の困ったに、いかに自分の力を発揮できるか。
どのような独立のためのセミナーを受けたらいいのか。
よく見極めることも必要です。
これらの考えることは、雇われている時代では、まったくもって使わない「想像力」です。
これらを楽しんで乗り越えるのであれば、よしとすることですね。
あまり追い込みすぎると、想像力も広がらないものです。
雇われ時代と独立後。
違いにおののくのではなく、楽しめるくらいがちょうどよいです。
ワクワクを見失わずに行きたいものです。