本物であることを証明するために、特別な小細工は必要ありません。
やることに、自分のリソースを集中して投入したかどうか。
ただ、これだけです。
でも、どうやら、証明をしないと信じてもらえないということもあるようです。
仕事をする上で、ちゃんとやったと証明をしないと信じてもらえないのでしょうか。
これは、ひとり仕事でコンテンツを宣伝するときに、1番悩みます。
ブランド帽子にシールをつけて被る訳
私は、ヨットセーリングを週末にやっています。
冬に向けて、スキルアップを目指すために、色々と装備が必要になります。
そのうちの一つ、今日、キャップを購入しました。
事故防止のためのメットの下に被ります。
耳たぶで風の向きを判断しているので、耳周りをすっきりさせるためのキャップです。
そして、購入したのが、こちらです。
ツバにある丸い銀色のシールは、どうやら剥がさないようです。
実は、同じブランドのキャップを購入した際、すぐに被りたかったので、店員さんから包装せず手渡してもらいました。
その時、ツバのシールを剥がさなかったのです。
不思議に思った私は、堂々と剥がし、そのまま帰宅しました。
ところが、街ゆく若者が被る、同じブランドのキャンプには、銀色のシールを付けたままです。
もしかしたら、剥がさないのがセオリーだったのか?
ちょっと不安になりながらも、シールなしで被り続けています。
そして、今日、同じブランドでヨット用キャップを購入したとき、店員さんに質問しました。
「このシール、剥がさないのが礼儀なんでしょうか」
答えは、本物の証として、剥がさない人が多い、でした。
「でも、いらないので剥がしても全く問題はないんですけどね」
白髪のおばさんに、温情を見せながら店員さんは話してくれました。
どうやら、本物か偽物かは、証明をつけていないとアカンらしい。
私が若かった頃は、ブランド物の偽物が流行って一時期問題視されていました。
今でも、同じことがあるのを知って、本物である証明の難しさを考えてしまったのです。
偽物は本物のように振る舞う
ひとり仕事の場合、自分のコンテンツが本物であるかどうか、知っていただくのに、困難がつきまといます。
大手の学校、有名インフルエンサー、いかにも稼いでいそうな有名人。
みな、自分のコンテンツが本物であるかどうか、利用者の多さで証明しています。
この数値は、フォロワーだったり、チャンネル登録者であったり、売上金額だったり、測定する方法があります。
しかし、ひとり仕事を始めたばかりの人は、なんのエビデンスを持っていません。
ネットで告知しても、待てど暮らせど、申込がありません。
理由は簡単です。
自分の出すコンテンツが、本物かどうか、いいものかどうか、なんの証明もついていないからです。
これは、ひとり仕事を始めた人に必ず表れる、1つ目の大きな壁です。
この乗り越えるための、マーケティングや集客テンプレートなど、販売している商品がたくさんあります。
先程のキャップを例にすると、本物まで完成されていない状態で、本物を証明するシールを付けるような方法を伝授する商売もあったりします。
ここで、藁にもすがる気持ちで、偽物のままなのに、本物シールを購入するのかどうか、それは、ひとそれぞれです。
でも、長くひとり仕事を続けるには、本物の仕事をして、錆びつかせないことが、遠回りのようで実は近道なのではと思うのです。
本物の仕事をするポイント
私は、ブログを書き始めて、約2年半経過しました。
書き始めの頃は、何をしたらいいのか、全く分からず、とにかくブログを書いて、そのときにできる精一杯のコンテンツを販売していました。
なぜ、時代遅れのブログ更新を続けてきたのか。
なぜ、答えがすぐでる営業方法を選択しなかったのか。
まずは、飽きっぽい性格のままだと、ひとり仕事を続けられないと知っていたからです。
とにかく、継続すること。
SNSのプラットフォームで、継続する方法もありましたが、WordPressでブログを書き続ける方法を選びました。
案の定、SNSは時代とともに、不安定になったり、改悪したりします。そのような、不安定な場所に、自分のコンテンツを置きたくないなぁと、思ったから、時代遅れの手法を選んだのです。
しかし、2年半続けてみて、SNSの情勢は変わりつつありますが、ブログはサーバーさえきちんとメンテナンスしていれば、自分の知的財産としてどんどん貯金していけます。
そして、ネットからみたとき、
「あ、このブログを書いている人は、botやAIではなく、生身の人間なんだ」とすぐに分かっていただけます。
本物である証明は、歴史が証明するしかないのです。
そして、肝心な自分のコンテンツです。
もう、これはその時できる精一杯のことを、商品にし続けるしかありません。
継続に勝るものはないのです。
さて、ヨット用キャップを買って家に帰ったら、こんなことを言われました。
「値札ついてるよ〜」
見る人がみたら、本物の証明ですが、大抵の人は、
「タグついているよ〜」のノリでしか、見てくれていませんでした。
せめて、次のセーリングまでシールはつけておきます。
ヨット仲間で気づく人がいるかどうか。実験してから剥がそうと思います。
=編集後記=
【昨日のできごと】
自宅で、オンライン業務をしながら、その合間はオフ。
じっくりと休みました。
かずこのお気に入り
日常の中で見つけたお気に入りを、NotionページにUPしています。
今、 町中華のかた焼きそばにハマっています。
50代からのひとり仕事を楽しむ
ひとり仕事の格言、ブログ・You Tube更新を配信。
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